目次
- 1. 台風が来る前に備えることの重要性
- 2. 台風への備えとして買っておくもの【食料・飲料水】
- 3. 台風への備えとして買っておくもの【防災グッズ】
- 4. 台風への備えとして買っておくもの【衛生用品】
- 5. 食料や飲料水は人数×1週間分はあると安心
- ビスケットや板チョコ、乾パン、缶詰など
- ご飯類、インスタントラーメン、カップ味噌汁など
- 飲料水
- カセットコンロやボンベ
- ラップフィルム
- 紙皿や紙コップ
- 懐中電灯
- 運動靴
- ヘルメット
- 厚手の手袋
- ホイッスルや笛
- ロープ
- ガラス飛散防止フィルムなど
- 土のう
- トイレットペーパー
- ティッシュペーパー
- ウェットティッシュ
- マスク
- アルコール除菌スプレー/消毒液
- 救急セット
- 解熱剤や風邪薬
- 携帯トイレ
- 生理用品
- ※:内閣官房内閣広報室|災害に対するご家庭での備え〜これだけは準備しておこう!〜
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html - ※:農林水産省|「災害時に備えた食品ストックガイド」
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook/pdf/stockguide.pdf - ※:広島県危機管理監|みんなで減災推進課「防災グッズ一覧」
https://www.gensai.pref.hiroshima.jp/prepare/goods.html
1. 台風が来る前に備えることの重要性

改めて、台風が来る前にさまざまな備えをしておくことの大切さをおさらいしておこう。
買い物客が殺到し品切れ続出になるおそれがある
台風に限らず地震や豪雨、大火災といった災害はいつ発生するかわからない。発生してから買い物に行こうと思っても、同じような考えの人たちが殺到してほしいものが買えないといった状況は容易に想像できるだろう。自分や家族を守るためには、備えが重要なのだ。
ライフラインが断たれるおそれがある
台風などの自然災害により水道・電気・ガスおよびインターネットなどの通信手段が断たれるおそれがある。いつ復旧するかわからない中、水も食料もなければ空腹をしのがねばならない。
夏なら暑さ、冬なら寒さも襲ってくるため、人命が危機に瀕することも十分に考えられる。こうした事態を避けるためにも、備えは重要なのだ。
道路が寸断され物流がストップするおそれがある
水没や倒木、土砂崩れなどによって道路が寸断されれば、物流がストップするおそれがある。救援物資も届かないといった状況になると深刻だ。生き延びるためにも、備えは必ずしておかなければならない。
2. 台風への備えとして買っておくもの【食料・飲料水】

台風で停電や断水が起こると、調理できない、水が飲めないといった状況に陥る。台風への備えとして真っ先に買っておくべきものが食料と飲料水だ。
買っておくもの【食料・飲料水】
ビスケットや板チョコ、乾パンや缶詰など、そのままでも食べられる食料を購入しておこう。水やお湯があれば食べられるアルファ米、インスタントラーメン、カップ味噌汁もあるとよい。また普段から飲料水も備蓄しておこう。ポリタンクに水道水をためておくと活用できる。
カセットコンロやラップ、紙皿もあると便利
あわせて、カセットコンロやガスボンベがあると調理ができるので便利だ。また断水すると食器が洗えないので、使い捨ての紙皿とその上に敷くラップを用意しておくのもおすすめ。
3. 台風への備えとして買っておくもの【防災グッズ】

台風に備えて買っておくものとして、防災グッズも欠かせない。
買っておくもの【防災グッズ】
懐中電灯や運動靴のほか、強風で飛散したり落下したりする物から頭を守るヘルメット、厚手の手袋も用意しよう。台風で家屋が倒壊した場合、閉じ込められたときに居場所を知らせるホイッスルがあると安心だ。
またロープやガラス飛散防止フィルム、浸水を防ぐ土のうも役立つ。ロープは緊急時の救助や避難のほか、家の外にあるものが飛ばされないよう縛るのにも使える。ロープや土のうは普段から省スペースで収納できるものを選び、買っておくものリストに加えよう。
4. 台風への備えとして買っておくもの【衛生用品】

台風への備えをするのであれば、ぜひ衛生用品も買っておこう。
買っておくもの【衛生用品】
必須はトイレットペーパーやティッシュペーパー。断水中は手が洗えないのでウェットティッシュも大切だ。また感染症対策として、マスクやアルコール除菌スプレーも欠かせない。ほかに備えておくものとしては体温計やばんそうこう、包帯などが入った救急セットが挙げられる。解熱剤や風邪薬、携帯トイレなどもあると安心だ。
5. 食料や飲料水は人数×1週間分はあると安心

台風に備える場合、食料や飲料水は何日分買っておけば安心だろうか?
最低でも人数×3日分
農林水産省や自治体の多くは、人数分の食料を最低3日分備蓄するよう紹介しているところが多い。3日あればライフラインが復旧したり、物流が再開したりできる可能性が高いためだ。しかし台風によって甚大な被害を被った場合は3日分では足りない可能性がある。
理想は人数×1週間分
内閣官房内閣広報室が解説しているように、台風などの大規模災害発生時に備える場合は、1週間分が望ましいとしている。ちなみに飲料水の1日分の量は、1人あたり3リットルが目安だ。最低3日分として、1人あたり9リットルは備蓄しよう。
結論
台風に限らず、自然災害への備えは自分や家族の命を守るためにも重要だ。スペースの問題で限界があるかもしれないが、できるだけ多く用意しておくとよい。なお備蓄品一覧は、広島県危機管理監が公開している「防災グッズ一覧」が役に立つ。以下にリンクを貼ったので、ぜひそちらも見ておくことをおすすめする。
(参考文献)