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家具転倒防止用突っ張り棒の効果は?正しい設置方法とおすすめ3選

家具転倒防止用突っ張り棒の効果は?正しい設置方法とおすすめ3選

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

2020年11月 6日

日本は地震国だ。記憶に新しいところでは阪神淡路大震災、東日本大震災などがある。天災には自己防衛するしか手立てがない。突っ張り棒タイプの家具転倒防止器具は、その手軽さから多くの家庭に普及している。しかし、間違った設置方法や使い方も少なくない。きちんと使えているかチェックしておく必要がある。家具転倒防止用の突っ張り棒の選び方や取り付け方、おすすめも紹介しよう。

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1. 家具転倒防止の突っ張り棒は必要?本当に効果があるの?

家具転倒防止グッズには、いろいろなタイプのものがある。その中でも、設置のしやすさや家具や天井に傷を付けないというメリットから突っ張り棒に人気がある。果たして本当に効果があるのだろうか。

家具転倒防止グッズの必要性

1995年に発生した阪神淡路大震災では、亡くなった方の多くが家具・家電、そして家屋の下敷きになったという。また下敷きにならなかった方でも、避難路が塞がれて地震による火事から逃げられなかったのだという。

この教訓を受けて、家具転倒防止の必要性がクローズアップされ、さまざまなアイテムが開発された。

家具転倒防止突っ張り棒とは

家具転倒防止突っ張り棒は、収納アイテムなどでもよく使われる突っ張り棒と仕組みは同じだ。横から見ると、ちょうど「H」の形状をしている。プラスチック、あるいは金属のパイプの中にそれよりもひと回り細いパイプが内蔵されている。天井と家具の間に設置して、テンションをかけることで地震などの揺れから家具の転倒を防ぐことができる。

さまざまな種類があり、スプリングでテンションをかけるものや、ネジを回してテンションをかけるものもある。

突っ張り棒は家具転倒防止に効果はあるのか

特別な道具もいらず、簡単に取り付けられる家具転倒防止用突っ張り棒だが、その効果はあるのだろうか。ある程度の地震には耐えられるため、設置自体は意味のあることだ。しかし設置する部屋の状況によって、十分に効果が発揮できない場合もある。

突っ張り棒は、天井の状況によってその効果は変わってくる。もともと天井は押し上げる力には弱いため、突っ張り棒を支えきれず効果が発揮できないことがある。

このように、地震の揺れの状況や天井の強度などによって効果は変わってきてしまうので、突っ張り棒で転倒防止をしたからといって、安心はできない。

2. 家具転倒防止の突っ張り棒の選び方

家具転倒防止用突っ張り棒を選ぶとき、どのような点に注意したらいいのだろう。

耐圧性能の確認

家具転倒防止用突っ張り棒には、耐圧〇〇kgや震度〇まで対応といった表示がされている商品がある。しかし、それはあくまでもメーカーの実験数字や外部機関によって提示された数値に過ぎない。JIS規格といった明確な基準で検査されることはないのが実情だ。できるだけ、信頼のおける公的機関での試験済みの商品を選ぶようにしよう。

設置面積が大きい

家具転倒防止用突っ張り棒は、縦方向の力に対しては強度を発揮するが、横方向からの力に対してはあまり強くないという特徴がある。家具や天井の両方に対して、器具との設置面積が広いほど摩擦力が強くなるため安定する。

3. 家具転倒防止の突っ張り棒の取り付け方

家具転倒防止用突っ張り棒は、取り付け方を間違えると、まったく効果がなくなってしまう。取り付け方法のポイントを紹介しよう。

取り付ける方向と位置を間違えない

家具転倒防止用突っ張り棒の接触面は、多くの場合長方形になっている。その長方形の長辺が家具の長辺と直角になるように配置する必要がある。もし平行にしてしまうと、地震で家具が前後に動いたときに突っ張り棒が外れやすくなってしまう。

また取り付け位置としては、できるだけ家具の奥に設置するようにしよう。地震が起きたとき、家具は奥の方から持ち上がって倒れるためだ。

突っ張り棒を垂直に立てる

天井と家具の間に家具転倒防止用突っ張り棒を立てたら、必ず垂直になっているか確認しよう。少しでも斜めになっていると本来の突っ張り効果が失われ、家具はすぐに倒れてしまう。

4. 家具転倒防止の突っ張り棒のおすすめ3選

家具転倒防止用突っ張り棒にはいろいろな種類がある。取り付けやすく効果が期待できるおすすめを紹介しよう。

平安伸銅「突ぱり耐震ポール(REQ-65)」

突っ張り棒を考案した老舗メーカー、平安伸銅の家具転倒防止用突っ張り棒だ。性能や取り付けノウハウなど、安心感がある。耐圧性能に関しては、公的機関で実施され200kgの耐圧を確保。サイズのバリエーションも多く、22cm~100cmまでさまざまな空間に対応している。高さの違う家具が並んでいる場合、ひとつのメーカーに統一してあった方が見た目もスッキリするのではないだろうか。

アイリスオーヤマ「家具転倒防止伸縮棒 ホワイト KTB-30」

アイリスオーヤマの家具転倒防止用突っ張り棒は、購入しやすい値段が魅力的だ。取り付ける高さに寸法を合わせてネジで固定。最後にアジャスターで調整して圧着する。圧着面の面積が広いため、地震の揺れにも耐える効果が期待できる。

新工精機「ふんばりくんZ」

家具と天井の間が10cm~20cmの場合に使い勝手がいい商品だ。ハンドルを回して簡単に固定できるジャッキ型の転倒防止用アイテムだ。

接地面が広いので安定しており、耐圧も800kg。すき間がわずかで突っ張り棒では対応できない箇所、あるいは重い書籍が入っているキャビネット、大型の食器棚などにおすすめだ。

結論

地震のときに家具の転倒防止効果のある突っ張り棒は、特別な工具が不要で家具・天井を傷つけないという点で使いやすいアイテムだ。家具転倒防止の突っ張り棒の効果を最大限に引き出すためには、取り付け方法を間違えないように。選ぶときには耐圧性能が高いもの、接地面が広いものを選ぼう。地震はいつ来るかわからない。「あのとき...」と後悔しないためにも、地震対策をしっかりしておこう。
  

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