目次
1. 電卓の早打ちで知っておきたいコツ

電卓を早打ちするためには、以下の3つのコツをマスターするとよい。
キーの位置を覚えてタッチタイピングをマスターする
電卓を早打ちするために、ますはタッチタイピングをマスターしよう。コツは以下のとおりだ。
1.キーの打ち方
・手首をデスクから浮かせる
・ 手をピンポン玉を包み込むような形にして電卓に指を置く
・一定のリズムでキーを打つ
2.タッチタイピングの指のポジション
タイピングの基本ポジションはいくつかパターンがある。どのポジションが自分に合っているのかは右手や左手、さらに電卓の配列などによって人それぞれなので、まずは打ちやすい方法を見つけるところから始めてみよう。
【右手の場合】
・人さし指:1
・中指:5
・薬指:3
・小指:+
【左手の場合】
・人さし指:.・3・6・9・M-ほか2列
・中指:00・2・5・8・RM
・薬指:1・4・7・CM
・小指:0
左手の場合は中指を「5」に置くのがホームポジションとなり、以下のように指を上下に動かそう。
1.キーの打ち方
・手首をデスクから浮かせる
・ 手をピンポン玉を包み込むような形にして電卓に指を置く
・一定のリズムでキーを打つ
2.タッチタイピングの指のポジション
タイピングの基本ポジションはいくつかパターンがある。どのポジションが自分に合っているのかは右手や左手、さらに電卓の配列などによって人それぞれなので、まずは打ちやすい方法を見つけるところから始めてみよう。
【右手の場合】
・人さし指:1
・中指:5
・薬指:3
・小指:+
【左手の場合】
・人さし指:.・3・6・9・M-ほか2列
・中指:00・2・5・8・RM
・薬指:1・4・7・CM
・小指:0
左手の場合は中指を「5」に置くのがホームポジションとなり、以下のように指を上下に動かそう。
メモリーキー(M+・M-・MRなど)や%キー、GTキーをうまく使う
「GT」キーは、「=」キーを押した時に得られる計算結果が自動的に合計される機能のことだ。例えば2×3=6、3×6=18、その後「GT」キーを押せば合計の24が表示される。「M+」キーも同様に四則計算の合計を求める際に役立つ機能だ。
これまでの計算結果を呼び出してほかの計算式に組み込むなどの複雑な計算をする場合は、「M+」の方が適していることを覚えておこう。
これまでの計算結果を呼び出してほかの計算式に組み込むなどの複雑な計算をする場合は、「M+」の方が適していることを覚えておこう。
正確な入力を意識してミスを減らす
電卓を早打ちするためには、正確な入力も大切な要素の一つである。ミスをすると当然やり直しに手間や時間がかかるので、毎日コツコツ練習して入力ミスをしないように心がけよう。
2. 電卓の早打ちの方法~おすすめは練習問題をこなすこと

パソコンのブラインドタッチを習得するように、電卓の早打ちができるようになるためにはやはりある程度の練習量をこなすよりほかない。電卓の早打ち用の練習問題がネットやアプリであるので、スキマ時間を使って練習しよう。
電卓速打ち練習 春小麦
電卓の早打ち練習のための自動出題アプリ。数字の個数は20~30、数字の桁数は6~15の範囲で調整できる。自分のレベルに合わせてステップアップ式に上達できるのがメリットだ。
全経電卓計算能力検定講座 第5回 テンキーの練習
人さし指の練習、中指の練習、薬指の練習など、ポジションごとに電卓の早打ち練習ができる。斜め・左回り・右回りや小数点や「0」を含むなど応用練習まで対応しているので、基礎から学びたい人におすすめだ。
暗記不要の簿記独学講座 電卓練習用計算問題
テンキーの縦・横・斜めのライン別に練習できる電卓の早打ちサイト。電卓のキーのポジションを覚えた頃に取り組むと、さらに指の動かし方を鍛えることができる。より実践的な練習をしたい方に適している。
上記のいずれも練習する際には、手元は絶対に見ない、キーは必ず同じ指で入力することを意識しよう。
上記のいずれも練習する際には、手元は絶対に見ない、キーは必ず同じ指で入力することを意識しよう。
3. 電卓の早打ちの練習をしたら検定試験で腕試し

電卓の早打ちが上達したら、次は検定試験に挑戦しよう。電卓の早打ちスキルを測れる検定試験を紹介する。
公益社団法人 全国経理教育協会「電卓計算能力検定」
電卓計算能力検定は乗算・除算・見取算・複合算・伝票算の5種目についての電卓のスキルを測定する検定試験。特に経理事務の担当者にとって必須の資格といえるだろう。公式HPには試験問題が掲載されているので、事前に練習するとよい。
年5回開催されており、受験費用は4級1,200円~段位3,000円。1級までは比較的合格しやすいとされており、大人の方であれば3~4級から受験するのがおすすめだ。履歴書に書く際にも3級以上が目安になるので、ある程度自信がついたらぜひ3級の検定試験を受験して電卓の早打ちスキルを測定しよう。
年5回開催されており、受験費用は4級1,200円~段位3,000円。1級までは比較的合格しやすいとされており、大人の方であれば3~4級から受験するのがおすすめだ。履歴書に書く際にも3級以上が目安になるので、ある程度自信がついたらぜひ3級の検定試験を受験して電卓の早打ちスキルを測定しよう。
一般財団法人日本電卓技能検定協会「電卓技能検定試験」
電卓技能検定試験は、計算の正確さや速さなど電卓の操作スキルを測る検定試験。出題範囲は乗算・除算・伝票算・見取算の4種目(5~7級は乗算・除算・見取算のみ)。年5回開催されており、受験費用は5~7級850円~段位2,600円。
なお、全国商業高等学校協会が主催する「珠算・電卓実務検定試験」もあるが、こちらは商業高校生を対象にした検定試験。社会人の方は上記2つのうちどちらかを受験しよう。
なお、全国商業高等学校協会が主催する「珠算・電卓実務検定試験」もあるが、こちらは商業高校生を対象にした検定試験。社会人の方は上記2つのうちどちらかを受験しよう。
4. 電卓は左手での早打ちをマスターすると作業効率がUP!

電卓の早打ちは利き手と反対の手でやると、利き手で文字を書いたり電話を取ったりできるので仕事や勉強の効率がアップする。電卓の早打ちは右利きの場合は左手、左利きなら右手で練習するのがおすすめだ。
利き手と反対の手で電卓を操作するのは、コツをつかむまで少し練習する必要があるだろう。練習する際は基本に戻り、上記で紹介したホームポジションを確認して一から取り組んでみてほしい。基本をしっかりとマスターすることが、不慣れな方の手で電卓の早打ちを上達させる近道になるのだ。
利き手と反対の手で電卓を操作するのは、コツをつかむまで少し練習する必要があるだろう。練習する際は基本に戻り、上記で紹介したホームポジションを確認して一から取り組んでみてほしい。基本をしっかりとマスターすることが、不慣れな方の手で電卓の早打ちを上達させる近道になるのだ。
結論
マスターすると業務効率がアップする電卓の早打ち。パソコンのブラインドタッチと同じように、基本姿勢やホームポジションをしっかり押さえてコツコツ練習することが欠かせない。また、利き手と反対の手で電卓を打てるようになると仕事がはかどるのでぜひ挑戦してみてほしい。