1. 屋外家庭用防犯ライトの種類

屋外に設置する防犯ライトには、コンセント式、電池式、ソーラー式など複数の種類がある。それぞれのメリットやデメリットを説明するので、防犯ライトの設置場所を想定しながらチェックしてみよう。
コンセント式
プラグをコンセントにつないで使うタイプ。電力が常に供給されているので、使いたいときに使えなくなる心配が少ない。デメリットはコンセントがある場所にしか設置できないこと、停電時にはつかないことだ。玄関まわりなど、コンセントを使いやすい場所に向いている。
電池式
電池を入れて使うタイプで、電源不要のため場所を選ばずに設置できる。しかし、定期的に電池を交換しなくてはいけない。LED電球の防犯ライトなど、消費電力の少ないものを選ぶといいだろう。
ソーラー式
太陽光をエネルギーに換えて使うソーラー式は、電気代がかからないうえ、電池交換のような手間もないのがメリットだ。しかし、太陽光が当たりやすい場所でないと設置できず、天気の悪い日が続くとライトが十分につかないおそれもある。
2. 防犯ライトの人感センサーの効果はある?

防犯ライトの設置を検討する際に不安なのが、防犯ライトにはきちんとした防犯効果があるのかという点だ。
警視庁のホームページ(※1)では、センサー付きの防犯ライトを死角になる場所に設置することで、防犯に効果的だと紹介している。急にまぶしいライトが点灯することで不審者を驚かせ、犯行を妨げる面でも一定の効果はあるだろう。
しかし防犯ライトは人感センサーを搭載しているため、不審者だけでなく家族や近所の方などが近づくだけでも、ライトが点灯する仕組みになっている。ライトがつくのに慣れてしまうと、屋外でライトがついても「近所の人が通ったのかな」と思って警戒しないことがあるため、注意が必要だ。
防犯ライトの効果を最大限引き出すには、人気のないところや死角になる場所に設置するといいだろう。
警視庁のホームページ(※1)では、センサー付きの防犯ライトを死角になる場所に設置することで、防犯に効果的だと紹介している。急にまぶしいライトが点灯することで不審者を驚かせ、犯行を妨げる面でも一定の効果はあるだろう。
しかし防犯ライトは人感センサーを搭載しているため、不審者だけでなく家族や近所の方などが近づくだけでも、ライトが点灯する仕組みになっている。ライトがつくのに慣れてしまうと、屋外でライトがついても「近所の人が通ったのかな」と思って警戒しないことがあるため、注意が必要だ。
防犯ライトの効果を最大限引き出すには、人気のないところや死角になる場所に設置するといいだろう。
3. 防犯ライトを選ぶときの注意点

防犯ライトを選ぶ際は、照射範囲や距離、防水性、機能などに注目しよう。選ぶときに注意したいポイントを挙げるので、購入時の参考にしてほしい。
照射範囲・照射距離
ライトの光が届く範囲・距離は必ず確認しておきたい。もっとも広範囲を照射できるのはハロゲンランプで、明るく照らすことにより防犯が期待できる。LEDは消費電力が低く長持ちするが、ハロゲンランプに比べると照射範囲が狭い。
防水性の高さ
防犯ライトは屋外に設置するため、雨が降っても問題ないよう防水性が高いものを選ぶといい。屋外用の防犯ライトは「防雨対策」が施されているものが多いが、屋根のない場所につける場合、「防水対策」がされたものを選ぶとさらに安心だ。
機能の多さ
あたりを明るく照らすだけでなく、ほかにも多くの機能を搭載した防犯ライトもある。人が通ると光が点滅する機能などをはじめ、録画機能や警報機能付きのものも販売されている。
取り付けの簡単さ
防犯ライトには、設置の際にビスを使って壁や柱に穴を開けるものが多い。このタイプはしっかり固定できるためおすすめだが、もし穴を開けたくない場合は、柱や雨樋を挟んでつけるタイプ、付属のベルトで固定するタイプなどを選ぶといい。
4. 防犯ライトのおすすめ3選

最後におすすめの防犯ライトを3つ紹介する。取り付けたい場所にも応じ、自宅に合うタイプを選ぼう。
アイリスオーヤマ「AC式LED防犯センサーライト」
コンセント式で、角度調節が可能な防犯ライト。人の動きを感知し続けた場合には点滅モードに切り替えられ、不審者を威嚇できる。明るさも最大1200ルーメンまで設定できる。
ムサシ「センサーライト180° ハロゲン100W×2」
照射範囲の広いハロゲンランプを採用した防犯ライトで、2方向を照らせる。風や木の揺れによる誤作動も少なく、侵入者を察知すると光を点滅させてさらに視認性を高めることも可能だ。
ELPA「防雨センサーライト」
LEDのため消費電力が少なく、省エネで使える防犯ライト。普段は赤色LEDがゆっくりと点滅するが、センサーが反応すると高速で点滅する。点灯時間も調節でき、設置方法も選べる。
結論
防犯ライトは空き巣や不審者対策に役立つだけでなく、暗い夜を明るく照らしてくれるため、常夜灯としても使えて便利だ。ただし防犯ライトの光に慣れてしまうと、実際に不審者が来た際にも「またいつもの光か」と警戒しないことがある。念のためにもライトがついたときには外をチェックするなどし、防犯の意識をしっかり持とう。