1. ドアノブロックが活躍するケースは?

鍵が付いていないドアノブでも、ドアロックがあれば開かなくなる。おすすめの用途や活躍するシーンについて詳しく解説しよう。
赤ちゃんや子どもの安全を守る
赤ちゃんや小さな子どもは好奇心が旺盛だ。行ける場所を制限していても、部屋や家具のドアを勝手に開けてしまうことがある。レバータイプのドアノブは簡単に開くので、とくに注意が必要だ。
階段やお風呂など家の中でも危険な場所は多くある。家具のドアを開けて、刃物を触ってしまう可能性もあるだろう。大事な子どもの安全を守るためにも、ドアロックを活用してほしい。
階段やお風呂など家の中でも危険な場所は多くある。家具のドアを開けて、刃物を触ってしまう可能性もあるだろう。大事な子どもの安全を守るためにも、ドアロックを活用してほしい。
ペットのイタズラ防止
犬や猫などペットがドアノブを開けると危険だ。跳躍力がある猫が、レバータイプのドアノブに飛びついて開けるケースもある。
イタズラはもちろん、来客時など玄関が開いていれば、外に逃げてしまう可能性もあるだろう。何度も繰り返せば爪や歯でドアやドアノブにキズがつくので、ドアロックでの対策が必要だ。
イタズラはもちろん、来客時など玄関が開いていれば、外に逃げてしまう可能性もあるだろう。何度も繰り返せば爪や歯でドアやドアノブにキズがつくので、ドアロックでの対策が必要だ。
2. ドアノブロックの種類や構造

選ぶときのためにドアロックの種類と構造を説明しよう。それぞれの設置できる場所や対応するドアノブが異なるので、あらかじめ確認しておくと安心だ。
バンド式
さまざまな家具に使えるタイプのアイテムだ。開き戸はもちろん、冷蔵庫のドアや引き出しにも使える。2カ所に設置してバンドでつないで開かないようにする構造だ。
いろいろな種類があるが、ワンタッチで外れる商品が多い。ただし、基本的に家具用なので、部屋のドアには使えない商品がある。壁紙に貼り付けると剥がれる可能性があるので、注意が必要だ。
いろいろな種類があるが、ワンタッチで外れる商品が多い。ただし、基本的に家具用なので、部屋のドアには使えない商品がある。壁紙に貼り付けると剥がれる可能性があるので、注意が必要だ。
ハンドルロック型
子どもやペットが開けやすいレバータイプのドアノブに使用する。ストッパーによってレバーが下に動かなくなる仕組みで、スイッチを押して解除するアイテムが多い。レバータイプのドアノブ以外には使用できないので注意しよう。
オートロック式
閉め忘れ防止にはオートロック式がおすすめだ。自動で閉まるため、開け閉めする回数が多いドアでも使いやすい。専用のキーを使ってワンタッチで開けられるのが特徴だ。ただし、家具のドアや引き出しに使うアイテムなので、部屋のドアには使用できない。
観音開き式
2枚扉のドアには観音開き式のドアロックがよいだろう。クルリと回してロックをかける構造だ。食器棚や吊り戸棚に使用すれば、子どものイタズラや中身の落下が防げる。フラットな面にしか取り付けられないので、あらかじめ設置ができるか確認しておこう。
3. ドアノブロックを手作りする方法

ドアロックを手作りする方法を紹介する。ドアノブを上向きに設置するアイデアと併せて解説するので、ぜひ参考にしてほしい。
ビニールひも
ビニールひもを使ってドアロックを手作りする方法だ。ほかの場所とひもを結んだり輪っかにしてかけたりすれば、一時的なドアブロックとして使える。観音開きのドアなら2つのドアノブにクルクルと巻いてもよいだろう。
ただし、ひもをかける場所やドアノブがないと結べないので注意しよう。レバータイプのドアノブなら、上にフックを取り付けてひもをかける方法がある。ただし、ひもは結ぶ手間かかかり外れる可能性もあるので、頻繁に開け閉めするなら専用のドアロックを使おう。
ただし、ひもをかける場所やドアノブがないと結べないので注意しよう。レバータイプのドアノブなら、上にフックを取り付けてひもをかける方法がある。ただし、ひもは結ぶ手間かかかり外れる可能性もあるので、頻繁に開け閉めするなら専用のドアロックを使おう。
横にする方法もある?
レバータイプのドアノブは、ドライバーで付け替えて向きを変えれば開けにくくなる。ドアを開けた状態で根本に付いているビスを外し、外側と内側のレバーを取り外す。あとはレバーを上にして取り付ければ終わりだ。ただし、ドアノブの種類によっては向きが変更できないので、無理に取り付けるのは避けよう。
4. ドアノブロックを設置する際の注意点

ドアロックを設置する場合には3つの注意点がある。トラブルを避けるために、あらかじめチェックしておこう。
対応するドアが違う
ドアロックはいろいろな種類があり、設置場所やドアノブによっては取り付けられないことがある。対応するドアノブの種類や取り付ける面をチェックして、対応しているかを確認しておこう。ドアの厚みや段差も確認しておくと安心だ。
見た目が悪くなる
ドアロックを設置すると家具やドアの見た目が悪くなる。部屋のインテリアと合わないと、チグハグな印象になるだろう。インテリアに影響しにくい目立たないドアロックや、外側から見えないオートロック式を使えば対策ができる。それでも見た目が気になるなら、鍵付きのドアノブに変えることも検討しよう。
跡が残る可能性がある
ドアロックは粘着テープで貼り付けるタイプが一般的だ。手軽に設置できるが、キレイに剥がせない可能性がある。家具やドアに跡が残ったり塗装が剥がれたりといったリスクがあるだろう。跡が残りにくい粘着テープを使用したドアロックもあるので、選ぶときにチェックしてほしい。
結論
子どもやペットがドアノブを開けると危険なので、ドアロックを活用して対策をしよう。ドアロックにはいろいろなタイプがあり、構造や開ける方法を比較すれば適したドアロックが見つかる。ビニールひもを使った一時的な対処やドアノブを横にする方法も参考にしてほしい。また、ドアロックには見た目が悪くなったり、跡が残ったりといった注意点もある。設置場所や種類によっては取り付けができないので、あらかじめ確認しておこう。