1. 食料品の備蓄は何日分必要なの?

非常時用に食料を備蓄する場合、何日分用意する必要があるのかご存じだろうか?備蓄しておきたい食料の量を解説する。
最低3日分の用意が必要
非常時用の備蓄品は、最低3日分必要だと言われている。災害が起きてから72時間は人命救助が優先されるため、救援物資が届きにくいからだ。3日分は家族が生きられるように、食料や飲料水を備蓄しておこう。
1週間分用意すると安心
大規模な災害が起きてライフラインが止まった場合、1週間備蓄品で過ごす可能性がある。小さな子どもがいる家庭などでは、救援物資を受け取れない場合なども考えて、1週間分の食料を備蓄しておくと安心だ。
2. 備蓄しておきたい食料品リストと目安の量

大きな災害が起きたとき、ライフラインだけでなく、食料品の物流が止まる可能性がある。スーパーなどで食料品が品薄状態になっても家族が過ごせるように、どのようなものを備蓄したらよいのかリストを挙げてみよう。
備蓄したい食料品のリスト
備蓄したい食料品は次の通りだ。
・飲料水(1人1日3l)
・米やパックのご飯
・即席ラーメンや乾麺
・缶詰パンや乾パン
・丼やカレーなどのレトルト食品
・魚や肉などの缶詰
・フリーズドライのスープやソース
・日持ちする野菜や果物
・野菜や果物の缶詰
・スナックやチョコレートなどの菓子類
・常温で保存できるジュース
・ドライフルーツや乾物
・各種調味料
・飲料水(1人1日3l)
・米やパックのご飯
・即席ラーメンや乾麺
・缶詰パンや乾パン
・丼やカレーなどのレトルト食品
・魚や肉などの缶詰
・フリーズドライのスープやソース
・日持ちする野菜や果物
・野菜や果物の缶詰
・スナックやチョコレートなどの菓子類
・常温で保存できるジュース
・ドライフルーツや乾物
・各種調味料
選ぶときのポイント
食料品を備蓄するときは、家族の好みや構成に応じて用意する必要がある。食べ慣れているものを用意しておくと、非常時にもストレスなく食べられる。
また、非常食といっても、そのまま食べられるものと調理が必要なものがある。被災当日分としてはそのまま食べられるものを、その後はお湯などが必要なものを備蓄する。調理のためにカセットコンロも一緒に準備しておこう。
長期間避難生活を送るとき、栄養バランスが偏りがちである。炭水化物が多く、タンパク質やビタミンが少なくなってしまうため、非常用の食料品はバランスよく備蓄しよう。
また、非常食といっても、そのまま食べられるものと調理が必要なものがある。被災当日分としてはそのまま食べられるものを、その後はお湯などが必要なものを備蓄する。調理のためにカセットコンロも一緒に準備しておこう。
長期間避難生活を送るとき、栄養バランスが偏りがちである。炭水化物が多く、タンパク質やビタミンが少なくなってしまうため、非常用の食料品はバランスよく備蓄しよう。
3. 備蓄食料のおすすめ保管方法

備蓄食料を保管する方法として、「ローリングストック」がおすすめだ。ローリングストックとは、普段から少し多めに食料品を購入し、使ったら使った分を買い足すことで、日常的に食料備蓄をするという方法である。
ローリングストックのメリットは2つある。1つは、食べ慣れているものを備蓄できること。もう1つは、消費と購入を繰り返すことで、食料の賞味期限切れを防げることだ。
ローリングストックのメリットは2つある。1つは、食べ慣れているものを備蓄できること。もう1つは、消費と購入を繰り返すことで、食料の賞味期限切れを防げることだ。
4. 美味しいと人気の備蓄食料品5選

非常用の食料品の備蓄について解説してきた。だが、実際にどのような備蓄食料品を購入したらよいのか悩んでしまう方も多いだろう。そこで、ここからは美味しい備蓄食料品を5つ紹介する。備蓄する前に、一度味を試してみてはいかがだろうか?
尾西食品「アルファ米スタンドパック」
ご飯は日本人の主食なので、非常時でも食べたいものだろう。このアルファ米は、お湯を注ぐだけで食べられる。材料のお米にもこだわっていて、美味しいと評判である。白飯だけでなく、おこわやピラフなどさまざまな味があるので、飽きないのもおすすめのポイントだ。
カゴメ「野菜たっぷりスープ」
このスープは温めなくても美味しく食べられる。ビタミン不足になりがちな避難生活に、野菜をたっぷり摂れるスープはおすすめだ。
伊藤食品「美味しい鯖水煮」
脂の乗った鯖缶は、非常用食料とは思えないほど美味しい。ローリングストックして、普段からおかずやおつまみとして食べてみよう。
江崎グリコ「ビスコ保存缶」
誰しも1度は食べたことのあるだろうビスコに、缶入りで賞味期限が5年のものが登場している。非常時の栄養補給に重宝する。
井村屋「えいようかん」
スティックタイプの羊羹は、非常時の栄養補給に役立つ。柔らかくて懐かしい味わいなので、高齢者の方にも食べやすいだろう。
結論
非常時のために備蓄したい食料品について解説してきた。食料品の備蓄はローリングストックという、日常的に消費しながら保管する方法をおすすめする。賞味期限切れを防げるし、慣れているものを非常時に食べられる安心感があるからだ。非常食といっても、美味しい商品が多いので、一度家族で試食をしてみてはいかがだろうか?