1. 金庫は粗大ごみや不燃ごみとして処分できない

金庫を処分したいとき、自治体の不燃ごみや粗大ごみとして捨てることはできない。家庭用で使われることの多い耐火金庫は「適正処理困難物」に指定されている。金庫を処分するときは、指定の業者に依頼しなければならない。有料での処分になるが、かかる費用は金庫のサイズや業者によって異なる。
2. 金庫の処分を専門業者に依頼する

金庫の処分を専門業者に依頼する場合、どの程度の費用がかかるのだろうか?処分の相場や注意点を解説する。
金庫処分の相場
金庫の処分を専門業者に依頼するとき、どのくらい費用がかかるのか気になる方が多いだろう。処分費用の相場は金庫のサイズや業者によって異なるが、小型の耐火金庫だと安くて約5,000円からになる。引き取り先がエレベーターのない集合住宅の場合、階数に応じて出張費が加算される場合もある。
専門業者に依頼する場合の注意点
専門業者に金庫の処分を依頼するとき、注意したいことがある。それは、引き取って欲しい金庫の情報を正確に伝えて、しっかりと費用を確認することだ。金庫のサイズ(3辺の長さ)やメーカー名、型番を業者に伝えると、それを基に業者は見積もりを出す。それに加えて、金庫の所在地や階数によっても追加料金が発生することもある。事前に追加料金の有無も確認しておこう。
無料で引き取る業者は悪徳の場合もある
無料で不用品を何でも引き取ると謳う業者のなかには、悪徳業者もいる。回収した不用品を不法投棄したりあとから高額な請求をしたりする場合もある。金庫の処分にはお金がかかるということを頭に入れて、業者をしっかり選ぼう。
3. 金庫の処分を販売店に依頼する方法も

金庫を買い替える場合には、販売店が古い金庫を引き取ってくれることも多い。金庫の処分が、無料なのか有料なのかは店によって異なる。金庫の購入を検討しているなら、販売店に古い金庫を処分したい旨を事前に相談しておこう。
金庫が重かったり大きかったりして店舗に持ち込めない場合は、処分に別途回収費用がかかることもある。
金庫が重かったり大きかったりして店舗に持ち込めない場合は、処分に別途回収費用がかかることもある。
4. 金庫の処分にはリサイクルショップやアプリもおすすめ

耐用年数である20年を超えていないなら、金庫の処分にリサイクルショップやネットオークション、フリマアプリなどを利用するのもおすすめだ。災害対策として金庫の需要は増えており、ネットオークションなどでは高く売れることもある。
だが、耐火金庫などは重量が重く、想像よりも送料が高くなる可能性がある。小型の手提げ金庫の処分には向いているが、大型金庫を送るのは難しいだろう。もし、大型の金庫を人に譲って処分する場合には、直接引き取りに来てくれる方にお願いするのがおすすめだ。
だが、耐火金庫などは重量が重く、想像よりも送料が高くなる可能性がある。小型の手提げ金庫の処分には向いているが、大型金庫を送るのは難しいだろう。もし、大型の金庫を人に譲って処分する場合には、直接引き取りに来てくれる方にお願いするのがおすすめだ。
結論
金庫の処分方法について解説してきた。家庭用金庫として一般的な耐火金庫は、不燃ごみや粗大ごみとして回収できない。専門業者に依頼したり、販売店に引き取ってもらったりしよう。処分する際は有料のことが多いので、耐用年数の20年を超えてなければネットオークションやフリマアプリを利用するのがおすすめだ。送料が高くなるので、直接引き取りに来てくれる方を探してみよう。