1. 洗車は洗剤なしでもできる?

洗剤を使わなくても洗車はできる。洗剤を使わずに車を水洗いするメリットとデメリットを知っておこう。
水洗いのメリット
水洗いの最大のメリットは洗車時間が大幅に短縮できることだ。洗剤残りの心配がないため、すすぎ時間を短縮できるし洗剤焼けの心配もない。道具が少なくてよいのもメリットだ。水のほかにスポンジやタオルがあれば洗車できる。
水洗いのデメリット
虫の死骸や花粉、鉄粉などの汚れを水洗いだけで落とすのは難しい。これらの汚れをそのままにしておくと車体へのダメージに繋がるため、汚れをしっかりと落としたいときは洗車用シャンプーを使うことをおすすめする。水洗いは洗剤を使う場合よりも潤滑性が低くなるため、洗車のときに傷が付きやすくなる点にも注意が必要だ。
水洗いするときの注意点
水洗いは洗剤を使う洗車よりも車体表面の滑りが悪く傷が付きやすいため、タオルやスポンジで車体に触れる前に十分に予洗いしておく。予洗いとは高圧洗浄機や水圧を強くしたホースの水などで、あらかじめ車体に付いたほこりなどを落としたり、虫の死骸などをふやかしたりして、汚れを落としやすくすることだ。
そして車体を洗うときはムートンは使わずに、柔らかいスポンジかマイクロファイバータオルを使うのがおすすめだ。車体を傷付けにくいものを選ぼう。
そして車体を洗うときはムートンは使わずに、柔らかいスポンジかマイクロファイバータオルを使うのがおすすめだ。車体を傷付けにくいものを選ぼう。
2. 洗車用の洗剤は代用できる?

結論から言えば、洗車用の洗剤は台所用の中性洗剤でも代用できる。しかし台所用洗剤は油を落とすことを主な目的として作られているため、鉄粉や虫の死骸などの汚れを落とすのには向いていない。それどころか油分を落としすぎて、ゴムや樹脂でできたパーツなどにダメージを与えることもある。
そして台所用洗剤は洗車用の洗剤に比べて泡切れが悪いため、しっかりとすすぎをする必要がある。台所用洗剤を代用する場合は泡や成分が残らないように、通常の洗車のときよりも念入りにすすぎを行おう。
年に数回程度なら台所用洗剤で代用しても問題はない。しかし台所用洗剤で代用する場合は必ず水で薄めてから使用する。台所用洗剤を原液のまま車体に垂らすことは絶対にやめよう。
そして台所用洗剤は洗車用の洗剤に比べて泡切れが悪いため、しっかりとすすぎをする必要がある。台所用洗剤を代用する場合は泡や成分が残らないように、通常の洗車のときよりも念入りにすすぎを行おう。
年に数回程度なら台所用洗剤で代用しても問題はない。しかし台所用洗剤で代用する場合は必ず水で薄めてから使用する。台所用洗剤を原液のまま車体に垂らすことは絶対にやめよう。
3. 洗車用洗剤の種類と選び方

洗車用洗剤にはさまざまな種類がある。どのような種類の洗車用洗剤があるのかを知って、もっとも適したものを選ぼう。
洗車用洗剤の洗浄成分
洗車用洗剤には中性、アルカリ性、酸性のものがある。市販されている洗車用洗剤は中性のものがもっとも多く、塗装やコーティングなどへの影響が少ない。アルカリ性はマフラー周りやドアヒンジなどの油分を多く含む汚れを落とすのにおすすめだ。酸性はもっとも洗浄力が高いが、車体に与えるダメージも大きいため注意が必要だ。
目的や車体の色などでも選ぶべき洗車用洗剤は異なる
洗車用洗剤には液体のものが多いが、中には泡タイプのものもある。洗剤を泡立てる必要がないため、洗車時間を短縮できる。ワックスをかける時間を短縮したいなら、ワックス成分が入っている洗剤がおすすめだ。
コンパウンド効果がある洗車用洗剤は、研磨剤が配合されていることが多く頑固な汚れに適している。水垢などの汚れが目立つときに使うのがおすすめだ。コーティングやクリア塗膜を落としたり、車体を傷つけたりすることがあるので使う際は注意が必要だ。
コンパウンドやワックス成分が入っている洗車用洗剤は、適応する車体の色が定められていることがある。車体の色が適応するかを確認してから使おう。
コンパウンド効果がある洗車用洗剤は、研磨剤が配合されていることが多く頑固な汚れに適している。水垢などの汚れが目立つときに使うのがおすすめだ。コーティングやクリア塗膜を落としたり、車体を傷つけたりすることがあるので使う際は注意が必要だ。
コンパウンドやワックス成分が入っている洗車用洗剤は、適応する車体の色が定められていることがある。車体の色が適応するかを確認してから使おう。
4. 洗車用洗剤のおすすめ3選

ここではとくにおすすめの洗車用洗剤を3つ紹介する。洗車用洗剤を選ぶ際の参考にしてほしい。
シュアラスター「カーシャンプー1000」
きめ細かくクリーミーな泡立ちで、力を入れてこすらなくても汚れが取れる。中性洗剤でコンパウンドが入っていないため、どの色の車にも使える。コーティング車にも使用可能だ。
Sonax「グロスシャンプー」
中性の洗車用洗剤だが特殊分解成分が配合されているため、落ちにくい汚れも簡単に落とす。泡立ちがよく、一本でおよそ40台の中型車を洗車できる。
Autobrite Direct「マジフォーム」
別売りの洗車ツールと一緒に使うことで、きめ細やかな泡を生成できる。泡で車体を包み込むと汚れを浮き上がらせるため、スポンジなどでこする必要がなく傷が付く心配がない。
結論
水洗いだけでも洗車はできるが虫の死骸や鉄粉などを落とすことは難しいため、定期的に洗車用洗剤を使って洗車することをおすすめする。台所用洗剤で代用することも可能だが、車体を傷める可能性があるため、基本的には洗車用洗剤を使った方がよい。洗車用洗剤にはさまざまな種類があるため、落としたい汚れや得られる効果などを考慮して選ぼう。