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防犯には鍵対策が重要!窓と玄関の防犯に役立つ鍵の種類は?

防犯には鍵対策が重要!窓と玄関の防犯に役立つ鍵の種類は?

投稿者:ライター 松本マユ (まつもとまゆ)

2020年12月15日

みなさんの家の鍵は、防犯性能が十分なものだろうか?実は玄関だけでなく、窓も空き巣の侵入口となりやすい。もし玄関や窓に防犯性能の低い鍵を使っていると、ピッキングなどで簡単に開けられてしまう危険性がある。この記事では、防犯のために重要な鍵対策について解説しよう。窓と玄関に役立つ鍵の種類や仕組み、賃貸物件でも取り付けられる補助錠のメリットを紹介する。

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1. 防犯のためには鍵対策が重要

空き巣の侵入を防ぐには、防犯性能の高い鍵をつけて対策することが重要だ。たとえば古い家などについている鍵はピッキングされやすい傾向にあり、犯罪被害に遭いがちだ。手慣れた空き巣であれば、ものの1分程度で簡単にピッキングできてしまうだろう。まずはピッキングなどの被害に遭いやすい鍵の種類や仕組みを知り、対策につなげよう。

被害に遭いやすい鍵1.ディスクシリンダー錠

ピッキングの犯罪が多発する以前から普及している鍵で、ピッキング対策がおこなわれていないため、もっとも開けられやすいタイプだ。鍵穴の溝が少ない簡単な構造で防犯性能が低く、最近の住宅では使われる機会が少ないが、古い家はこのタイプの鍵を使っている場合もある。

被害に遭いやすい鍵2.インテグラル錠

外側のドアノブに鍵穴がついているタイプの鍵で、内側からは手で開け閉めできる。鍵がドアノブ自体についていることから、ドアノブを強引にもぎ取って侵入されるケースもある。また「サムターン回し」と呼ばれる、扉に小さな穴を開けて棒を差し込み、内側のつまみ(サムターン)を回して開ける被害にも遭いやすい。古い家や集合住宅で見られることもあるが、最近ではあまり使用されていない。

被害に遭いやすい鍵3.円筒錠

内側のドアノブについているボタンを押すと、外側から開かなくなるタイプの鍵。こちらもドアノブを壊すなどの手口で開けられることが多く、防犯には不十分だろう。

2. 防犯鍵の種類【窓用】

玄関には防犯性能の高い鍵をつけているが、窓はそれほど対策していないという方もいるのではないだろうか。実は、住宅に侵入してくる犯罪者は窓を侵入口とする場合も多い。警察庁のデータ(※1)によると、一戸建てや3階建て以下の集合住宅においては、窓を侵入口とする犯罪者がもっとも多かったようだ。一戸建てに関しては、その割合は57%にものぼる。

一般的な窓についているクレセント錠のみでは、防犯効果は高くない。空き巣が窓ガラスを割り、そこから手を入れると簡単に開けられるためだ。防犯には以下のような種類の鍵をおすすめする。

クレセント錠の本体に鍵がついているタイプ

窓の防犯用で有効なのが、クレセント錠の本体に鍵がついていて、それをロックしている限り錠が回らないというタイプだ。最近の新築物件では、このタイプの鍵が採用されているケースも多い。

クレセント錠が外から見えにくいタイプ

クレセント錠が窓枠内に収まっていて、外側から見るとどこにあるか判別しにくいタイプ。鍵を探し当てるのに時間がかかるため、空き巣が侵入のターゲットにしにくくなるだろう。

振動で警告音が鳴るタイプ

窓を開けようとしたりガラスを割ろうとしたりすると、振動によって警告音が鳴るタイプもある。大きな音で空き巣を威嚇できるうえ、近所の方にも異常を知らせられる。

3. 防犯鍵の種類【玄関用】

上で紹介したように、玄関の鍵にはピッキングに脆弱なディスクシリンダー錠やインテグラル錠などを避け、防犯性能の高いものをつけたい。ここでは防犯に適した複雑な構造の鍵を紹介する。

ディンプルシリンダー錠

ディンプルシリンダー錠とは、鍵に小さな円形のくぼみが多数あり、複雑な構造をした鍵だ。鍵穴が狭く、鍵の内部でかみ合うピンの数も多いためピッキングに強い。ピッキングに手慣れている空き巣でも、解錠するのに10分以上の時間がかかるといわれている。空き巣が侵入を諦める時間は5分以内とする警察庁の調査結果(※2)もあるため、防犯に役立つといえる。

マグネットタンブラーシリンダー錠

鍵の表面に磁石が埋め込まれ、鍵穴内部の磁石と反応することで開く仕組みの鍵。ピッキングは難しいが、長期間使用すると磁力が弱くなるため定期的なメンテナンスが必要だ。

ロータリーディスクシリンダー錠

ピッキングに遭いやすいディスクシリンダー錠を改良したタイプ。内部に回転する部品(タンブラー)があり、正しい鍵を差し込まないと回転しないためピッキングしにくい。

4. 賃貸の防犯鍵は補助錠がおすすめ

賃貸物件に住んでいて鍵を交換できない、玄関に鍵がひとつしかなく防犯面が不安といった場合は、既存の鍵にプラスしてつけられる補助錠がおすすめだ。補助錠を大きく分けると、外付けタイプと内付けタイプの2種類がある。

外付けタイプの特徴

外付けタイプは家の中から操作できないため、一人暮らしの方向けだ。スマートキー式やリモコン式、暗証番号を入れるダイヤル式などで防犯しよう。

内付けタイプの特徴

内付けタイプは外から操作できないため、外出時の防犯方法としては適さず、ふだん在宅している方向けだ。ドアの表面に取り付けてロックするタイプが多く、家の中につけるためピッキングの心配がない。

結論

空き巣を対策するためには、玄関と窓に十分な鍵を取り付けることが大切だ。今回の記事を参考に、自宅に合ったものを選んで防犯を強化しよう。賃貸物件に住んでいる方は補助錠も検討してみてほしい。ネジなどで扉や壁に穴を開けずに設置できるタイプがいいだろう。
(参考文献)
※1出典:警察庁「手口で見る侵入犯罪の脅威」
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_d_1.html
※2出典:警察庁「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_b/b_c_3.html
  

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