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チューリップの球根の保存方法と増やし方!翌年も花を咲かせるには?

チューリップの球根の保存方法と増やし方!翌年も花を咲かせるには?

投稿者:ライター:渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年10月20日

多年草のチューリップは同じ球根で翌年も花を咲かせられる。だがその際、掘り上げや保存といった適切な取り扱いが求められる。本稿では咲き終わったチューリップの球根の掘り上げ方や正しい保存方法、増やし方や注意点などを解説する。

  

1. 花が咲き終わったチューリップの球根はどうするのが正解?

花が咲き終わったチューリップの球根は、どのように取り扱うとよいのだろうか?

掘り上げて保存する

花が咲き終えたチューリップの球根を土の中に植えたままにしていると弱ってしまうことがある。チューリップは本来冷涼な気候で生きる植物であるため、日本のような高温多湿の夏は苦手であるというのが主な理由だ。そのため掘り上げて保存するとよいだろう。

植えたままにする

可能であれば掘り上げて保存しつつ増やすといった方法がおすすめだが、植えたままでも適切にお手入れをすることによって、翌年も花を咲かせられることがある。本稿では球根を掘り上げて分球・保存する方法と、植えたまま花を咲かせるためのポイントなどを紹介するので、あとはご自身で選んでほしい。

花が咲き終わったあとも水やりを続けよう

  • 花を摘む
  • 水やりを続ける
花が枯れてきたら、球根の栄養分が花に送られるのを防ぐためにも摘んでおこう。球根に栄養が蓄えられないと翌年花を咲かせられなくなってしまうので注意してほしい。また花を摘んで葉と茎だけの状態になったあとも水やりは続けることだ。葉が光合成することにより球根にも栄養が行き渡る。球根に十分な栄養が蓄えられるように、水やりは葉や茎が枯れるまで続けよう。

2. チューリップの球根を掘り上げるタイミングと方法

チューリップの球根を掘り上げるタイミングや掘り上げ方、注意点などから解説していこう。

掘り上げるタイミング

チューリップの葉が黄色く(茶色く)なってきたタイミングが、球根を掘り上げるベストな時期だ。葉が枯れ始めている証拠であり、そのうち光合成をしなくなってしまう。球根にもそれ以上の栄養が行き渡らないためこのタイミングで掘り上げよう。

掘り上げ方

  • 球根に傷がつかないように土を掘り出す
  • 茎と根をねじりながら落とす
  • 球根の表面についている土を落とす
シンプルだが球根に傷がつかないように気をつけよう。また球根の表面の土は軍手をはめたた手などで軽く拭き取るように落とす程度でOKだ。水洗いすると腐るおそれがあるため控えたほうがよいだろう。

3. 掘り上げたチューリップの球根を増やす(分球する)方法と保存方法

掘り上げた球根はひと株あたり大小さまざま球根が付いている。それらを分球し、保存するための手順やポイントを解説する。

チューリップの球根を増やす(分球する)方法

株の中でも大きい球根のみを残し、小さい球根は手で外していく。小さいものは残念ながら翌年花を咲かせる力がないためだ。肌が汚い病気の球根などもこのときに取り除いておこう。これで球根を増やすことができた。

チューリップの球根を保存する方法

チューリップの球根は、掘り上げたあと秋まで保存することになる。分球して残った球根はネットなど通気性のよい袋に入れ、風通しのよい日陰で乾燥させよう。

保存時のポイント

保存時に大切なことは、風通しのよい日陰でよく乾燥させることだ。球根に湿気が残っているとカビが生えたり腐ったりするおそれがある。湿気が残らないようしっかり乾燥させよう。もちろん、雨が当たるような場所に置いておくのもNGだ。またチューリップの球根が傷つくと芽が出なくなるおそれもある。保存の際は、ぶつけたり落下させたりしないよう、取り扱いにも細心の注意を払おう。

保存中の注意点

チューリップの球根を保管する際は放置しないように注意しよう。球根には毒があり、間違って食べてしまうと吐き気や嘔吐、血圧低下などの症状を招くことがある。とくに小さい子どもやペットがいるご家庭では保管場所に注意が必要だ。

保存していたチューリップの球根を植える方法は?

植え付け時期(秋)になったら、大きくてしっかり重みがある球根、ツヤがある球根、傷がない球根などを選び、最初に植えたときと同じ手順で植え付けよう。なおチューリップは水はけがよく通気性や保水性に優れた土を好む。自分で配合するのもよいが、ホームセンターなどで手に入る培養土を使うのもおすすめだ。さらに水はけのよい土を作るなら、腐葉土や川砂などを混ぜるとよい。

4. チューリップの球根を植えたまま翌年に花を咲かせる方法

冒頭で、チューリップの球根を植えたままでも増やせるとお伝えした。続いてはその手順やポイントなどを解説していこう。

枯れた花を摘み取って球根に栄養を行き渡らせる

花が枯れてきたら根元から取り除いてしまおう。花に行ってしまう栄養分を球根に回して太らせるのが目的だ。なおハサミを使って取り除くと、切り口から細菌感染する場合がある。できれば手で摘み取るのがおすすめだ。

水やりを続ける

花を摘み取ったあとも、これまで通り水やりを続けよう。土の表面が乾いてきたタイミングでたっぷり与えるのがポイントだ。ただし肥料を与えてしまうと根腐れなどを起こすおそれがあるため控えるか、与えるとしても希釈した液肥などに留めておこう。

病害虫対策も忘れずに

この時期は病気や害虫にも引き続き注意したい。日々異変がないか観察し続けるとともに、必要に応じて適切な対策を講じることも検討しよう。丁寧にお手入れを続けていけば、翌年も花を咲かせてくれるはずだ。

5. チューリップの球根は適切に保存しよう

チューリップの球根は正しく保存すれば翌年も花を咲かせてくれる。しっかり乾燥させること、傷や湿気(水濡れ)などに気をつけることなど、本稿でお伝えしてきたポイントを抑えつつ適切に保存して、来年もかわいい花を楽しんでほしい。

結論

チューリップの球根は「掘り上げて分球・保存する方法」「植えたままにする方法」などがあるが、できれば掘り上げて分球し適切に保存する方法をおすすめしたい。チューリップの球根には毒があるため、保管中は置き場所などにも注意しよう。
  • 公開日:

    2020年12月 4日

  • 更新日:

    2021年10月20日

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