1. 古いこたつコードは修理よりも交換しよう

「あれ?こたつが付かない」という場合、ヒーター部分かコードが故障していることがほとんどだ。コードが故障している場合は、修理よりも交換をおすすめする。
コードの修理は専門知識がないと危険
こたつのコードが断線していたり、外見は正常に見えてもスイッチ部分が熱くなっていたり、何らかの異常がある場合、すぐにこたつの使用を中止しよう。コードの修理方法が動画などで説明されているが、専門知識がない方の場合、感電や火災などの思わぬ事故につながりかねない。
近所の電気店に持って行って修理してもらうか、新しく買い替えてしまった方が安心だ。汎用品なら安く購入することができる。
近所の電気店に持って行って修理してもらうか、新しく買い替えてしまった方が安心だ。汎用品なら安く購入することができる。
2. こたつのコードは自分で交換できる?

こたつのコードはホームセンターや家電量販店に行けば簡単に手に入れることができる。こたつのコードにはヒーターとの接続部分が「2ピン」と「3ピン」の2種類がある。購入する前に自分のこたつがどちらか確認しておこう。
2ピンのこたつのコードの特徴
2ピンのこたつコードは、ほとんどのこたつに使われている。小さめのこたつに使われることも多い。こたつのコードに付いているスイッチは「入」と「切」の2種類とシンプル。温度調節は、こたつのヒーター部分に付いたツマミで行うタイプだ。
2ピンのこたつコードは、基本的にどこのメーカーでも共通となっており、汎用性が高いことから安価で気軽に交換しやすいのが特徴だ。
2ピンのこたつコードは、基本的にどこのメーカーでも共通となっており、汎用性が高いことから安価で気軽に交換しやすいのが特徴だ。
3ピンのこたつのコードの特徴
3ピンのこたつのコードは、大きい家具調こたつなどに多く使われている。こたつのコードに付いているスイッチは「入」と「切」に加えて手元で温度調節ができるようになっているのが特徴だ。
電流規格が異なるとメーカーによっては合わない場合もある。3ピンのコードを購入する場合は、型番やワット数などを確認しておこう。
電流規格が異なるとメーカーによっては合わない場合もある。3ピンのコードを購入する場合は、型番やワット数などを確認しておこう。
3. こたつのコードの正しい選び方

こたつのコードには「2ピン」と「3ピン」があることを説明した。それだけでなく「電流」と「電圧」も確認して選ぶ必要がある。
コネクタのタイプを確認する
こたつのヒーターに取り付ける部分のコネクタの形を確認しよう。一般的には安価なこたつが2ピン、高級家具調こたつが3ピンのコネクタを使用していることが多い。
2ピンは、どのメーカーでも互換性があり安価で手に入るコードだ。一方、3ピンはメーカー専用構造となっていることも多いので、型番やワット数などを確認してコードを取り寄せてもらうといいだろう。
2ピンは、どのメーカーでも互換性があり安価で手に入るコードだ。一方、3ピンはメーカー専用構造となっていることも多いので、型番やワット数などを確認してコードを取り寄せてもらうといいだろう。
電圧と電流の確認
こたつのコードを購入するときパッケージに「〇A/〇〇V」といった電流(A)と電圧(V)の定格表示が必ず記載されている。
電圧(V)が250Vや125Vと記載されていたら、記載された数値よりも少ない電圧を使用しなければならないことを意味する。ただし、日本の家庭の一般的なコンセントの電圧は100Vに設定されているので、どちらも使用できることになる。
電流(A)は、「こたつの消費電力÷100V」ということになる。たとえば7Aと表示されていたら、7A未満であれば使用することができる。電流を知るためには、こたつの消費電力を知らなければならない。こたつの取り扱い説明書を見るかメーカーのホームページで確認しよう。
電圧(V)が250Vや125Vと記載されていたら、記載された数値よりも少ない電圧を使用しなければならないことを意味する。ただし、日本の家庭の一般的なコンセントの電圧は100Vに設定されているので、どちらも使用できることになる。
電流(A)は、「こたつの消費電力÷100V」ということになる。たとえば7Aと表示されていたら、7A未満であれば使用することができる。電流を知るためには、こたつの消費電力を知らなければならない。こたつの取り扱い説明書を見るかメーカーのホームページで確認しよう。
4. こたつのコードを長く安全に使うコツ

せっかく新しくしたこたつのコードだ。できるだけ安全に長持ちさせたい。そのためには、注意しなければならないことがいくつかある。
こたつのコードに負担をかけない
こたつのコードが劣化したり、断線してしまう原因の多くがコードに負担をかけてしまうことだ。「曲げる」「引っ張る」「踏みつける」といった行為は避けるようにしよう。とくに、こたつから出るのがおっくうでコンセントから抜くときにコードを引っ張って抜くのは故障の原因になる。必ずプラグを持って抜くようにしよう。
タコ足配線にしない
コンセントの数が少ないとついついタコ足配線になってしまう。いくつものコンセントが同時に使われていると、電気容量が限界を超えてしまうことがある。コードへの過剰な負荷が劣化につながり、火災や感電などの深刻な事故を引き起こす可能性もあるのだ。
ヒーターとの接続部分に負担をかけない
コネクタ部分の近くには、コード吊り用のフックが付いている。こたつにはいっていると、足にまとわりついたコードがヒーターとのコネクタ部分から外れてしまうことがある。これを何度も繰り返しているとコネクタ部分の劣化につながり、接触が悪くなる。コネクタ部分に負荷をかけないためのものなので、必ず利用しよう。
結論
こたつのコードが故障してしまったときは、自分で修理をしようとせずに専門家にみてもらうか、新しく買い替えることをおすすめする。買い替えるときには、自分が使っているこたつのコードが2ピンか3ピンかを確認しよう。また電流や電圧もチェックしておいた方が間違いない。新しいコードで安心・快適なこたつライフを送ろう。