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ビジネスマン必見!お正月の挨拶に関するマナーや文例集を紹介

ビジネスマン必見!お正月の挨拶に関するマナーや文例集を紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2020年12月29日

親戚や仕事仲間、会社の上司だったりとお正月の挨拶は何かと気を遣うことが多いだろう。そんなとき、新年の挨拶にまつわる基本的なマナーをしっかり身につけておくと穏やかな気持ちで新年を迎えることができるはずだ。そこでこの記事ではお正月の挨拶に関する基本的なマナーから挨拶に使える文例集などを紹介する。

  

1. お正月の挨拶に関する基本マナー

「日頃からお世話になっている方々にお正月の挨拶を」と思いつつも、年賀状を送るにも住所がわからない、メールで送るのは失礼?など、ライフスタイルが多様化した現代ではお所月の挨拶を伝えるのも一苦労だ。そこでここでは、近年の動向を踏まえてお正月の挨拶を伝える手段やマナーについて解説する。また、どのようなケースでも1月7日までに挨拶を済ませるのが基本のマナーであることを覚えておこう。

年賀状で挨拶文を送る場合

お正月の挨拶をする方法として、やはり一般的なのは年賀状だ。送る際は先輩か上司かなど先方との関係性で文面を選び分けるのが大切なポイントとなる。個人情報保護の観点から社内で住所交換するのが難しい場合は、結婚式など冠婚葬祭で関係のある方であればその際の控えを確認して年賀状を作ろう。年賀状を送る際のポイントを以下にまとめたので参考にしてほしい。

【宛名面のマナー】
・宛先住所
都道府県から書く

・数字
縦書きなら漢数字、横書きならアラビア数字を使う

・敬称
様・御中・先生など、先方に適した敬称を使う

・ 朱書き
年賀はがきの場合は、一般郵便用ではなく「年賀」と記された「年賀はがき」を使用する

【裏面のマナー】
・賀詞
迎春や謹賀新年など新年を祝う言葉を冒頭に添える。ただし2文字以下の賀詞は略式の言葉なので、目上の方に対しては使わないように気を付けよう。

・本文
「昨年中は大変お世話になりました」といった日頃の感謝の気持ちを添える。結婚式にご出席いただいた場合は、「結婚式にご列席いただきありがとうございました」と一言付け加えるとより感謝の気持ちが伝わるはずだ。

.・日付
新年の年号と日付を書く

メールで挨拶文を送る場合

先方の住所がわからないなど、年賀状を送るのが難しい場合はメールでお正月の挨拶を伝える方法も現代ではポピュラーになりつつある。ただしその際は、人によっては非常識だと捉えられかねないので注意しよう。メールによるお正月の挨拶は気軽に送ることができる、礼儀が伝わりやすいなどメリットもあるが、送る際は年齢の近い先輩宛てなのか上司宛てなのかなど、相手との関係や年齢をよく見て送ることが大切だ。

メールでお正月の挨拶をする場合の注意事項を以下にまとめたので、送信する前に一度確認しよう。例文に関しては以下の章で文例集を紹介するので、あわせて参考にしてほしい。

・一斉送信はしない
・年賀状でいただいた場合は年賀状で返す

2. お正月の挨拶に使える例文集【年賀状編】

年賀状を書く場合は、賀詞を2つ以上使うのはマナー違反となる。また一言添え書きをする際は、句読点をつけない決まりがあることも押さえておこう。

上司に送るお正月の挨拶文①

昨年中は温かくご指導くださり誠にありがとうございました
おかげさまで以前よりも成長した姿でお正月を迎えさせていただきました
本年も精進してまいりますのでご指導のほどよろしくお願い申し上げます

上司に送るお正月の挨拶文②

あけましておめでとうございます
昨年は◯◯部長に大変お世話になりました
新しい職場で不慣れなことが多かった私に対し
丁寧にご指導いただきありがとうございます
今年は◯◯を達成できるようこれまで以上に業務に精進いたします
本年もご指導のほどよろしくお願いいたします

親戚に送るお正月の挨拶文①

ご無沙汰しておりますが ご家族の皆様は元気にお過ごしでしょうか
息子は◯歳になり すくすくと成長しております
本年もご家族の皆様で良い一年をお過ごしください

3. お正月の挨拶に使える例文集【メール編】

メールの文章には、冒頭で新年の挨拶を述べ、その次に新年のお礼を述べるとよい。さらに意気込みや抱負などを書くと好印象だ。

上司に送るお正月の挨拶文①

件名:◯◯部長 新年のご挨拶 □□(自分の名前)あけましておめでとうございます。

昨年は、大変お世話になりました。
お正月は、いかがお過ごしでしょうか。私は実家の△△県で、家族とともに年明けを迎えました。
新たな気持ちを忘れずに、今年も仕事に励んでいこうと思います。
本年も変わらぬご指導のほど、よろしくお願いします。

上司に送るお正月の挨拶文②

件名:◯◯部長 謹賀新年 □□より(自分の名前)謹んで、新年のお慶びを申し上げます。

昨年は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
◯◯部長からの助言には、日々助けられております。
本年もより精進して、全力を尽くして業務にあたります。
昨年と同様に、ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

親戚に送るお正月の挨拶文①

件名:◯◯様 新年のご挨拶 □□(自分の名前)あけましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりありがとうございました。
家族一同おかげさまで元気に新年を迎えることができました。
皆様のご健康とご多幸を願っております。

4. 喪中の場合のお正月の挨拶は?

喪中の場合のお正月挨拶のならわしについて解説する。

喪中欠礼のはがきを出しておく

身内に不幸があった場合は、喪中はがき(年賀状欠礼状)を送付してお正月の挨拶を遠慮する旨を伝えよう。ポイントは以下の3つだ。

・出す期間:11月中旬から12月の初旬まで
・喪中の範囲:2親等以内の家族
・年賀はがきではなく喪中はがきを使用する

また喪中はがきを書く際は、最初に「喪中のため新年のご挨拶を遠慮させていただきます」という挨拶文を書く。次に「いつ、誰が、何歳で亡くなったのか」そして「故人が生前お世話になったことへの感謝やお礼」を書き添えるのが一般的だ。

年始状や寒中見舞いを出す

「年始状」とは、「謹賀新年」や「あけましておめでとうございます」そういったお正月のお祝いの言葉を控えた挨拶状のことだ。出す時期は、年賀状と同じで問題ない。一方、松の内を過ぎた1月8日以降から2月初旬頃までに送る「寒中見舞い」も喪中時の挨拶として定番である。喪中と知らずに年賀状をくださった方などには、寒中見舞いで返送しよう。

祝う言葉は避ける

自分もしくは相手が喪中の場合、基本的に「あけましておめでとうございます」という祝う言葉は避けるのが通例だ。自分が喪中の場合にお正月の挨拶をする際は、「今年もよろしくお願いいたします」 などが無難である。逆に相手が喪中の場合は、先方の心情に配慮して「おめでとうございます」の挨拶は控えた方がよい。「昨年はお世話になりありがとうございました」 など、祝う言葉を使わないでお正月の挨拶をしよう。

結論

新年を迎えると、当たり前のようにやり取りしている「年賀状」や「お正月の挨拶」。最近は年賀状の代わりにメールで挨拶するケースも見られるなど、お正月の挨拶も多様化しつつある。しかし相手との上下関係や喪中時のマナーなど礼儀をわきまえておかないと失礼になりかねないので注意しよう。今回紹介した挨拶文や基本的なマナーを参考にして、気持ちよく新年をスタートさせてほしい。
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  • 更新日:

    2020年12月29日

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