目次
1. ホットカーペットの電気代は1ヶ月いくらぐらい?

そもそもホットカーペットとは、内部の電線を発熱させることでカーペットそのものを温め、上に乗って使う暖房器具だ。ほかの暖房器具よりも比較的安く購入しやすく、体で直接温かさを感じられるため重宝している方も多いだろう。
ホットカーペットの電気代はいくらかかる?
ホットカーペットを使っていて気になるのが電気代だ。ホットカーペットの消費電力やサイズはさまざまなので、ここでは例として2畳用・3畳用のタイプを例に解説しよう。なおホットカーペットには「中・強」など暖房の強さを調節できる機能があるため、消費電力には幅をもたせ、2畳用を200~300W、3畳用を300~400Wと仮定して計算する。
・2畳用の電気代......1時間あたり約5.4~8.1円
・3畳用の電気代......1時間あたり約8.1~10.8円
このホットカーペットを1日8時間使うとすると、1ヶ月の電気代は2畳用で約1,296~1,944円、3畳用で約1,944~2,592円となる。
・2畳用の電気代......1時間あたり約5.4~8.1円
・3畳用の電気代......1時間あたり約8.1~10.8円
このホットカーペットを1日8時間使うとすると、1ヶ月の電気代は2畳用で約1,296~1,944円、3畳用で約1,944~2,592円となる。
2. ほかの暖房器具とホットカーペットの電気代を徹底比較!

ホットカーペットの電気代について紹介したが、この金額はほかの暖房器具と比較して高いのだろうか、それとも安いのだろうか?ここではホットカーペット以外の暖房器具にかかる電気代の目安を見ていこう。
電気代(石油ストーブの場合は燃料代)の目安
・エアコン......1時間あたり約16円、1ヶ月あたり約3,840円
・こたつ......1時間あたり約2.7円、1ヶ月あたり約648円
・セラミックファンヒーター......1時間あたり約27円、1ヶ月あたり約6,480円
・オイルヒーター......1時間あたり約32円、1ヶ月あたり約7,680円
・カーボンヒーター......1時間あたり約21円、1ヶ月あたり約5,040円
・ガスファンヒーター......1時間あたり約11円、1ヶ月あたり約2,640円(ガス代含む)
・石油ストーブ......1時間あたり約17円、1ヶ月あたり約4,080円
これらを見ると、ホットカーペットの電気代はほかの暖房器具の電気代と比べてかなり安いといえる。しかし、ホットカーペットはあくまで表面のみが温かくなるもので、部屋全体を暖めることはできない。そのためホットカーペットとほかの暖房器具を上手に併用することで、電気代を抑えつつ効率的に暖まることができるだろう。
・こたつ......1時間あたり約2.7円、1ヶ月あたり約648円
・セラミックファンヒーター......1時間あたり約27円、1ヶ月あたり約6,480円
・オイルヒーター......1時間あたり約32円、1ヶ月あたり約7,680円
・カーボンヒーター......1時間あたり約21円、1ヶ月あたり約5,040円
・ガスファンヒーター......1時間あたり約11円、1ヶ月あたり約2,640円(ガス代含む)
・石油ストーブ......1時間あたり約17円、1ヶ月あたり約4,080円
これらを見ると、ホットカーペットの電気代はほかの暖房器具の電気代と比べてかなり安いといえる。しかし、ホットカーペットはあくまで表面のみが温かくなるもので、部屋全体を暖めることはできない。そのためホットカーペットとほかの暖房器具を上手に併用することで、電気代を抑えつつ効率的に暖まることができるだろう。
3. 電気代を抑えるホットカーペットの賢い利用アイデア

ホットカーペットの電気代はそれほど高くないが、電気代をさらに安くできるコツがある。ここではホットカーペットの電気代を抑える賢い使い方を紹介しよう。
断熱シートを使う
床が冷えているとホットカーペットの熱が逃げてしまう。そのため、ホットカーペットを敷く床には断熱シートを使うのがおすすめだ。
温かくなる面積を調整する
ホットカーペットには、面積の半分や3分の1など特定の範囲を温められるものが多い。座っている場所のみを温めるよう調整することで、余分な電気代をカットできるだろう。
毛布を使う
ホットカーペットに座りながら毛布をかけていると、中に熱がこもって暖かくなる。こうすることで、暖房の出力が弱い設定でも暖かく過ごせて電気代を節約できる。
4. 電気代節約+α機能でおすすめ!ホットカーペット3選

最後に電気代を節約できる省エネタイプで、便利な機能が付いたホットカーペットを3つピックアップした。ご家庭にぴったりの1枚を選び、冬を快適に過ごそう。
パナソニック「着せ替えカーペット DC-2HAC4 2畳相当」
カバーを着せ替えて好みの柄にできるホットカーペット。室温を感知するセンサー付きで電気代を抑えながら使えるうえ、切り忘れ防止機能やタイマー機能もある。
山善「省エネホットカーペット本体(2畳タイプ)」
従来品と比べ約4倍もの厚みがあるホットカーペットで、断熱性・保温性に優れた4重構造のため節電しながら使える。暖房する面の切り替えも可能で、切り忘れ防止機能付きだ。
アイリスオーヤマ「ホットカーペット 省エネタイプ」
体感温度を損なわないようコントロールする節電モードや、室温センサーを搭載している。省エネ性が高く、電気代を効果的に節約できるタイプだ。ダニ退治機能付きもうれしい。
結論
ホットカーペットは部屋全体を暖めるものではないため、これのみで冬を乗り切るには難しいが、ほかの暖房器具とうまく併用することで効率よく暖まることができるだろう。電気代が比較的安いエアコンやガスファンヒーターなどと一緒に使い、電気代を賢く節約するといい。