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ホットカーペットに下敷きは必要?おすすめの素材を紹介

ホットカーペットに下敷きは必要?おすすめの素材を紹介

投稿者:ライター 藤田幸恵 (ふじたゆきえ)

鉛筆アイコン 2022年1月30日

ホットカーペットは底冷えを防いで足元から暖めてくれる、冬には恋しくなるアイテムだ。リビングや子ども部屋の床に直接敷いて使っている方もいるかもしれないが、床とホットカーペットの間に下敷きを使用することをおすすめする。下敷きは床を守ってより暖かくしてくれるからだ。そこで、ホットカーペットの下敷きの必要性やおすすめの素材について解説する。

  

1. ホットカーペットに下敷きを使うメリットとは?

ホットカーペットに下敷きを使うと、次のようなメリットがある。もし、ホットカーペット単体で使っている方は、下敷きの導入を検討してほしい。

省エネ効果がある

ホットカーペットを使っていてもなかなか暖まらないと感じるなら、床からの冷気が原因かもしれない。ホットカーペットと床の間に下敷きを使うことで、床からの冷気を妨げ保温効果を高めることができる。保温効果が高くなれば、ホットカーペットの設定温度を低くすることができ、省エネにつながる。

クッション性がよくなる

ホットカーペットは薄いものが多い。下敷きを使うことで厚みが増して座り心地がよくなる。また、クッション性がよくなると防音効果が高くなるため、下の階への音の響きが軽減される。

2. フローリングにホットカーペットの下敷きが必要な訳

フローリングにホットカーペットを使うときは、下敷きが必要だ。下敷きを使わないと、次のようなことが起こる可能性があるので注意しよう。

フローリングに反りや割れが発生する

フローリングに使われている木材は乾燥に弱い材質だ。ホットカーペットを直に使うと、木材が乾燥してしまい、反りや割れが発生することがある。とくに白木や無垢材などは、急激に熱を加えると変形するため、下敷きで保護したほうがよい。

結露が出る

人が座ったり触れたりすると、体から出る水分によりホットカーペット周辺の湿度が高くなる。湿気を含んだホットカーペットが床面から冷やされると、ホットカーペットと床の間に結露が発生してしまう。結露をそのまま放置すれば、フローリングにカビが生えることもあるので注意が必要だ。

ワックスが剥がれる

フローリングにワックスをかけている場合、ワックスが熱で剥がれる可能性もある。ワックスはもともと湿気や高温に弱い。湿度も温度も高くなるホットカーペットの裏は、ワックスの苦手な条件が揃っていると言えるだろう。

3. ホットカーペットの下敷きに適した素材とおすすめ3選

ホットカーペットの下敷きとして、どのような素材が適しているのだろうか?専用の断熱シートや身近にある素材で代用できるものを紹介する。

アルミの断熱シートや保温マット

表面がアルミで覆われている断熱シートや保温マットは、保温性が高くホットカーペットの下敷きとしてとても効果的だ。とくにウレタンなど厚みのあるシートにアルミが付いているものは、保温性がより高い。ホットカーペットの下敷きとして使うと、クッション性も高く快適になる。

フェルトなど布製のマット

フェルトなどの布製のマットもホットカーペットの下敷きとして使える。保温性は断熱シートに劣るが、フローリングを保護する役割を果たす。下敷きの用意はないけれどホットカーペットを使いたいときは、布製の毛布やマットを敷こう。

ダンボール

ダンボールも、ホットカーペットの下敷きとして代用できる。だが、ダンボールは湿度に弱いため、短期間の使用にしたほうがよい。湿ったまま使い続けていると、カビの温床になってしまう。

結論

ホットカーペットの下敷きの必要性について解説してきた。ホットカーペットをそのまま敷いて使うと、フローリングを傷めることがある。フローリングを守り、保温性を高めるためにも、下敷きの使用をおすすめする。アルミ製の断熱シートや保温マットは、とくに保温性が高く省エネになる。ホットカーペットを長期間使うなら、ぜひ専用の下敷きも購入しよう。
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  • 公開日:

    2021年1月23日

  • 更新日:

    2022年1月30日

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