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床暖房のガス式とは?電気式との違いやかかる光熱費など基礎を説明

床暖房のガス式とは?電気式との違いやかかる光熱費など基礎を説明

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

2021年1月22日

ガス式の床暖房はガスで沸かしたお湯を床の下に流す仕組みだ。しかし、床暖房にはさまざまな種類があり、それぞれの詳しい違いについてわからない方は多いだろう。この記事ではガス式床暖房の基礎知識や電気式床暖房との違い、かかるガス代について説明する。光熱費を節約するコツやガス式温水床暖房の寿命と併せて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

  
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1. 床暖房のガス式と電気式の違い

床暖房の基礎知識として「ガス式」と「電気式」の違いを解説する。それぞれの特徴やメリットについて紹介しよう。

電気ヒーター式と温水式について

床暖房は電気ヒーター式と温水式の2種類に分類される。電気ヒーター式は電熱線パネルを床の下に敷き、電気を使って暖める仕組みだ。初期費用は安いがランニングコストが高く、狭い範囲への設置に向いている。

温水式は床の下に設置したパイプに熱源機で沸かした温水を循環させる仕組みだ。広い範囲への設置におすすめで、初期費用は高いがランニングコストが安い。熱源機には電気・ガス・灯油がある。種類に関係なく電気を使っているのが電気式、ガスを使っているのがガス式と考えるとわかりやすいだろう。

ガス式床暖房とは?

ガス式の床暖房は温水式床暖房の一つだ。ガスを使って熱源機を動かし、沸かしたお湯を床下に循環させて暖める仕組みになっている。立ち上がりが早く、暖まるまでの時間が短いのがメリットだ。

必要なときだけガスを燃焼させることでガス代の節約にもなる。42℃以上にならないので低温やけどのリスクもないだろう。また、電気式は契約電力を上げる必要があるため基本料金が高くなるが、ガス式の場合は契約を変える必要がない。

2. ガス式床暖房の光熱費はどれくらい?

ガス式温水床暖房を使用する前にかかる光熱費の目安をチェックしておこう。必要な初期費用と併せて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

まず初期費用をチェック

既存の床の上に施工する「重ね張り」の場合、5畳で30~40万円が目安だ。床を剥がす「張り替え」なら、5畳で40~50万円ほどになるだろう。重ね張りのほうが初期費用は安いが、重ねることで段差ができる。

また、ガス式温水床暖房ではお湯を沸かすための熱源機が必要だ。もともと設置しているガス熱源機を使えるケースもあるが、購入には10~50万円ほど必要だろう。ただし、ガス式床暖房の設置や熱源機にかかる費用は業者によって違うので、詳しい費用は見積もりで確認してほしい。

ガス床暖房の光熱費は?

ガス式温水床暖房(8畳用)を1日に8時間使用した場合、107円くらいが目安になる(東京ガス「NOOK/はやわざ」)。1ヶ月を31日とすると3,317円の光熱費がかかる計算だ。

ただし、プロパンガスは都市ガスよりもガス料金が高い。まずは契約しているガスの料金をチェックしよう。また、エコジョーズなど省エネ性能が高い熱源機を活用すれば、ガスの使用量の節約につながる。

3. 床暖房にかかるガス代を節約するコツ

ガス式温水床暖房にかかるガス代は工夫で減らせる。4つのコツを紹介するので、実際に試してみよう。

オンオフを繰り返さない

ガス式温水床暖房は立ち上がりのときに一番エネルギーを消費する。立ち上がりにかかるガス代は42円だが、運転中は1時間で9円しかかからない(東京ガス「NOOK/はやわざ」)。入り切りを繰り返すと逆効果になるので、短時間なら使用しないときもつけっぱなしにしよう。

カーペットを敷かない

床の上に物があると部屋全体に暖かさが伝わりにくい。カーペットを敷いたり脚がない家具を置いたりすれば下に熱がこもってしまい、床が変形するリスクも高くなる。カーペットなど敷物の使用は避けて、家具は下が開いた脚付きのタイプを使ってほしい。

タイマーを活用する

ガス式温水床暖房はガスで沸かす必要があるので、立ち上がりには30~1時間くらいかかってしまう。しかし、温水が冷めるには時間がかかるため、スイッチを切ったあとも暖かさが30分ほど残る。起床や帰宅前の30分~1時間前にタイマーをセットしておき、就寝や外出前の30分前に切れるように設定すれば、ガス代を節約しながら暖かく過ごせるだろう。

ガス会社のプランを見直す

ガス式温水床暖房を使用している方向けのプランを用意しているガス会社は多い。ガス料金がお得になる可能性があるので、ホームページや問い合わせで確認しておこう。より安いプランがあるガス会社への乗り換えを検討するのもおすすめだ。

4. ガス式床暖房には寿命がある?

ガス式温水床暖房には寿命があるので、耐久年数をチェックしておこう。ガス式温水床暖房のパイプには、30年以上の耐久試験を実施している。面倒なメンテナンスも必要なく、長く使用できるだろう。

お湯を沸かすために必要な熱源機の寿命は10年ほどだ。ガス式温水床暖房より先に寿命がくるので、交換が必要になるだろう。ただし、これらはあくまで目安なので、使用状況によって長くなったり短かくなったりする。

また、保証期間以内の故障であれば無料で修理が可能だ。保証期間を過ぎたあとに、有料のアフターサービスを提供している業者もある。設置を検討している方は、ガス式温水床暖房と熱源機の保証期間やアフターサービスについてチェックしておこう。

結論

ガス式床暖房は温水式床暖房の一種だ。電気ヒーター式と違って設置費用は高いが、ランニングコストは安い。オンオフを繰り返さない、カーペットを使用しないといった工夫をすれば、さらに光熱費を抑えられるだろう。また、ガス式温水床暖房の寿命は30年、熱源機は10年くらいが目安になる。業者を選ぶときは保証期間やアフターサービスにも注目しよう。
  • 更新日:

    2021年1月22日

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