1. 床暖房付きストーブとは?

床暖房付きストーブとは床暖房の機能がついた石油ストーブだ。ストーブで部屋を暖めると同時に、床暖房で足元から暖かさを実感できる。
ストーブの使用で発生する排熱を利用し、ソフトパネルや金属パネルの中にあるお湯を温めて、床の下に巡らせる仕組みになっている。屋外に排出する排熱を再利用する暖房器具なので省エネだ。
一般的なストーブと比較するとやや高めだが、床暖房とストーブ、両方のメリットを実感できる。冬を暖かく過ごしたい方は、床暖房付きストーブの購入を検討してみよう。
ストーブの使用で発生する排熱を利用し、ソフトパネルや金属パネルの中にあるお湯を温めて、床の下に巡らせる仕組みになっている。屋外に排出する排熱を再利用する暖房器具なので省エネだ。
一般的なストーブと比較するとやや高めだが、床暖房とストーブ、両方のメリットを実感できる。冬を暖かく過ごしたい方は、床暖房付きストーブの購入を検討してみよう。
2. 床暖房付きストーブのメリット

床暖房付きストーブを使用するメリットについて解説する。一般的な床暖房やストーブとどのような違いがあるのか、詳しく解説しよう。
初期費用が安い
通常の床暖房を設置する場合は初期費用が高くなる。種類や広さによっては100万円を超えることもあり、導入を迷っている方は多いだろう。
床暖房付きストーブは一般的なストーブより高いものの、15~35万円ほどで購入が可能だ。床暖房を手軽に利用したいなら、床暖付きストーブをチェックしてほしい。
床暖房付きストーブは一般的なストーブより高いものの、15~35万円ほどで購入が可能だ。床暖房を手軽に利用したいなら、床暖付きストーブをチェックしてほしい。
足元から暖まる
暖かい空気は上にたまる性質があるため足元が冷えやすい。床暖房付きストーブは足元から熱を伝えるため、暖かさを感じやすいのがメリットだ。
ストーブと床暖房の相乗効果で、寒い冬でも暖かく過ごせるだろう。さらに、床面から発せられる輻射熱の効果によって、設定温度を下げても暖かく感じやすい。設定温度を下げれば光熱費の節約になる。
ストーブと床暖房の相乗効果で、寒い冬でも暖かく過ごせるだろう。さらに、床面から発せられる輻射熱の効果によって、設定温度を下げても暖かく感じやすい。設定温度を下げれば光熱費の節約になる。
空気をキレイに保てる
床暖房付きストーブは「半密閉式」と「密閉式(FF式)」の2種類に分かれる。煙突や給排気筒を使って排気するのが特徴だ。室内に排気をする一般的な石油ストーブと違って空気が汚れにくい。
密閉式は燃焼用の空気を外から取り入れるため、キレイな空気を維持できるだろう。換気で冷たい空気を取り入れる回数が少なくなるので、部屋の暖かさをキープしやすくなる。
密閉式は燃焼用の空気を外から取り入れるため、キレイな空気を維持できるだろう。換気で冷たい空気を取り入れる回数が少なくなるので、部屋の暖かさをキープしやすくなる。
3. 床暖房付きストーブの注意点

床暖ストーブには注意点があるので使用の前にチェックしておこう。トラブルを防ぐためのポイントについて3つ説明する。
設定温度に注意
設定温度が低いと循環液が暖まりにくい。床暖房の範囲が広いと温度があがるまでに時間がかかってしまい、十分な効果が実感できないだろう。最初だけ設定温度を高くして、床暖房が暖まったのを確認してから下げるのがおすすめだ。
業者による取り付けが必要
床暖房付きストーブを使うためには煙突や給排気筒の取り付けが必要だ。床暖房に既設のソフトパネルや金属パネルも使用できるケースもあるが、なければ新しく設置することになる。また、移動できない据え置き型なので、希望する場所に設置できるか確認しよう。
重いものを置かない
ソフトパネルの中には管が埋め込まれており、そこに循環液が流れる仕組みになっている。管の上に重いものを置くと、潰れて循環液が流れなくなってしまう。重い家具は乗せないようにして、テーブルを置きたいときは重さを分散させるために当板を敷く。もし破損して液漏れしたら、すぐに業者に修理を依頼してほしい。
メンテナンス
床暖房付きストーブは定期的に手入れやメンテナンスが必要になる。床暖房の循環液は自然蒸発で減少するので、定期的に補充することになるだろ。また、故障による排気漏れが発生すると一酸化中毒のリスクもあるので、「臭い」と感じたら使用を停止して換気をしよう。
4. おすすめの床暖房付きストーブ2選

人気が高い床暖房付きストーブを2つに厳選した。おすすめの理由について解説するので、選ぶときの参考にしてほしい。
サンポット/「石油ストーブUFH-G7040SXT」
オシャレなデザインと操作のしやすさが特徴の床暖房付きストーブだ。「リニアロータリーバーナー」を使用し、消費電力の削減を実現している。温めすぎを防ぐエコ運転機能や、2wayタイマーなど、充実の機能が魅力だ。
コロナ/「スペースネオ床暖UH-FSG7019K」
3種類の床暖運転を用意しているため、さまざまな使い方ができる。サポートヒーターを内蔵しており、ストーブ運転をしないときでも、床暖房だけを使用することが可能だ。
結論
床暖とストーブの効果を同時に実感したい方には、床暖房付きストーブがおすすめだ。排出するはずの排熱を床暖房として有効活用できる。床暖房と比較して初期費用が安く、ランニングコストを抑えられるのがメリットだ。ただし、設定温度やメンテナンスなどの注意点もあるため、購入する前に確認しておこう。おすすめの床暖房付きストーブについても紹介したので、商品選びで迷ったときはチェックしてほしい。