1. オフィス用マグカップの上手な選び方
オフィスで使うものだからこそ、機能が充実しているマグカップのほうが便利で使い勝手がいい。マグカップを選ぶポイントを紹介しよう。
ふたの密閉性
オフィスでは、多くの人が行き交う。ホコリも舞い上がりやすくなるので、衛生面からもふた付きのマグカップが望ましい。また、密閉性の高いふただと、持ち運びの際にもこぼれないため、営業で外に出る機会の多い方にはおすすめだ。もしオフィスでマグカップを倒してしまっても、ふたの密閉性が高ければ中身が漏れることがなく、書類を汚してしまう心配もない。
マグカップの安定性
オフィスで使うマグカップは、さまざまな人の目に触れるものなので、できるだけオシャレなものを選びたい。しかし、オシャレであるとともに安定性も重視しよう。デスクから離れた拍子に倒れてしまうような、不安定なマグカップでは心配だ。できるだけ安定感があり、底がゴム製などの倒れにくいものを選ぶようにしよう。
お手入れのしやすさ
ふた付きのマグカップはパッキンやキャップなどの細かな部品が多いため、構造が複雑になっており、洗うのも大変だ。とくにオフィスでは、サッと洗えるお手入れのしやすさを重視したい。シンプル構造で洗いやすいマグカップを選ぼう。
保温・保冷性
オフィスでは突然打ち合わせが入ったりして、用意した飲み物を長時間放置しなければならないシーンが常にある。そのようなときに便利なのが保温・保冷性の高いマグカップだ。とくに保温・保冷性の高いステンレス真空断熱構造のマグカップがおすすめだ。
電子レンジ対応か
マグカップのなかには電子レンジで温められるタイプもある。冷めてしまった飲み物もレンジでチンすれば、簡単に温め直すことができる。しかし、なかには電子レンジと相性の悪い金属や材質が使われているマグカップもある。電子レンジを使いたい場合には、購入するときに電子レンジ対応であるか確認しておこう。
2. オフィス用マグカップのおすすめ3選
サーモス「保温マグカップ 350ml エスプレッソ JDC-351ESP」
保温機能が付いたマグカップだ。ホットドリンクだけでなく冷たい飲み物も温度をキープできるので、季節を問わずに使える。マグカップでありながらステンレス魔法瓶構造なので、オフィスでも長時間最適な温度を保つことができる。本体は食器洗い乾燥機にも対応しており、お手入れも簡単だ。ふた付きでホコリからも飲み物を守ってくれる。
サーモス「真空断熱マグ 270ml ピンク JCV-270 P」
ちょうどいいサイズのドリッパーを乗せれば、いれたてのコーヒーをオフィスで楽しむことができるマグカップだ。飲み口にはフラップが付いており、マグカップに口紅などがついてしまう心配もないため、女性にもおすすめだ。また、構造自体がシンプルにできており、丸洗いができるので、お手入れが簡単だ。結露することもないので、デスクを濡らす心配もない。
タケヤ化学工業「ミーマグ」
真空二重構造で、透明のふたが付いたベーシックなマグカップだ。保温・保冷の両方で使えるので、オフィスでもオールシーズン使えて便利だ。透明のふたは閉めたままでも飲めるように少し開いていて、ストローをさして飲むこともできる。真空二重構造のため、冷たい飲み物を入れても結露しにくく、熱い飲み物でも素手で持つことができる。
3. オフィス用マグカップの正しい洗い方
オフィスで使うマグカップもこまめに洗わないと、カビが生えてくるなど、衛生面で問題が出てくる。マグカップの正しい洗い方を覚えておこう。
取り外せるパーツは取り外して
オフィスで使うマグカップはふた付きが多い。パッキンやキャップなど、取り外せるパーツはすべて取り外してから洗おう。取り外さずに洗ってしまうと隙間に汚れが残って、雑菌が繁殖する原因となる。
ゴシゴシ洗わない
オフィスで使うマグカップには保温性の高いステンレスが便利だ。ステンレスのマグカップは、ゴシゴシ洗ってはいけない。メラニンスポンジやクレンザーなどは表面に傷を付けやすく、傷が付くとそこからサビが発生したり、保温性能が落ちてしまうこともある。中性洗剤を付けたスポンジで優しく洗うようにしよう。
しっかり乾燥させる
マグカップを洗った後は、布やキッチンペーパーで水分を拭き取ってから、さらにしっかりと乾燥させよう。水分が残ってしまうと、においやカビの原因となる。
結論
オフィスで使うマグカップを選ぶときには、ふたの密閉性、安定性、保温・保冷性、電子レンジ対応というポイントを押さえておこう。また、毎日のメンテナンスも大切だ。においやカビが発生しないように、毎日飲み終わったら洗おう。洗うときには、マグカップを傷付けないように、中性洗剤を使って柔らかいスポンジで優しく洗うことがコツだ。