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修正ペンの上手な選び方は?おすすめ3選と修正液の落とし方も

修正ペンの上手な選び方は?おすすめ3選と修正液の落とし方も

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2021年2月25日

うっかりミスしてしまった文字を修正するのに便利な文房具が修正ペンだ。ペン型で持ちやすく、ペン先が細くなっているので細かい修正も簡単にできる。ボールペンや万年筆を使う方にとって必須アイテムといえる。ここでは、修正ペンの選び方やおすすめ、さらに間違って付けてしまった修正液の落とし方も紹介しよう。

  

1. 修正ペンとは?

修正液には、ペンタイプとハケタイプがある。それぞれ、どのようなメリットとデメリットがあるのだろう。

ハケタイプの修正液のメリットとデメリット

ハケタイプは、広範囲の修正に適している。さらに、曲線に沿って修正する場合にも使いやすい。修正液の量をコントロールすることもできるので、イラストなどの修正にもよく使われている。

デメリットは、修正ペンに比べると細かい部分の修正が苦手という点だ。ハケの使い方を間違えると、修正しなくていい場所まで修正液を塗ってしまうことになる。均等の厚みで塗るなど、修正ペンよりも技術が必要になる。

ペンタイプの修正液のメリットとデメリット

修正ペンは、修正液のデメリットを改善して開発された。細かな部分をピンポイントで修正することが得意だ。ペン先が細いので、修正箇所を正確に必要最小限の面積で修正することができる。ボールペンのように使えるので、定規を使ってまっすぐな線を引くこともできる。

デメリットとしては、広い面を修正するのが苦手なことが挙げられる。キャップを忘れると、ペン先がすぐに固まって書けなくなってしまう。

2. 修正ペンの上手な選び方

修正ペンはいろいろなメーカーからたくさんの種類が出ているため、どれを選んだらいいのか迷うこともあるだろう。大切なのは、使う頻度の高い筆記具をイメージすることだ。

筆記具のインクに合わせて選ぶ

自分が使っている筆記具は「水性」なのか「油性」なのかご存じだろうか。修正ペンは、筆記具のインクの種類に合わせて選ぶと、よりよい効果が期待できる。水性インクの筆記具を使っている、あるいはどちらを使っているのはわからないという場合なら「両用タイプ」を選ぼう。修正力がそこそこあるので、無難な修正ペンといえる。あきらかに油性インクの筆記具を使っている、あるいはコピーの印字を修正することが多いという場合には「油性タイプ」を選ぼう。「両用タイプ」よりもカバー力が高いので、しっかり修正することができる。

筆記具の太さに合わせて選ぶ

修正ペンのペン先は、いろいろな太さのものが用意されている。自分がよく使う筆記具のペン先の太さよりも、少し太めの修正ペンを選ぼう。細すぎると修正する文字がはみ出てしまい、何度も修正を加えなければならず、仕上がりが汚くなってしまう。逆に太すぎると、修正したくないところまで修正液がはみ出てしまうことがある。

3. 修正ペンのおすすめ3選

セーラー万年筆「修正字消しペンスーパー 茶封筒用」

修正ペンを使う紙がもし茶封筒だとしたら、白い修正液はとても目立ってしまう。いかにも「修正しました」と見た目も悪い。そこで登場したのがインクの色が茶封筒用に色付けされた修正液だ。住所などを書き損じても、違和感なく修正することができる。

この商品はスーパーキャップ加圧方式により、軸を押さなくても修正液が出る仕組みを採用している。ペン先にはボールペンチップが使われているため、筆記用具のように使えるところがメリットだ。

ゼブラ「ケスティック」

ノック式の修正ペンなので、液量を調整しやすくなっている。修正液は粘り気が強いため、あまり細いペン先だと出にくく、固まってしまうことが多い。この商品は極細仕様でありながら、ノックすることによってポンプのように修正液をスムーズに出すことができる。早く修正したいのに修正液がなかなか出ずにイライラする、という方におすすめの修正ペンだ。

ぺんてる「修正液 XEZL31-W 細先端 極細」

ペン先は0.78mmの極細ステンレスパイプを採用。修正箇所が見やすくなっており、小さな文字、細い線といった修正を得意とする修正ペンだ。マンガやイラストを描くときにも、ハイライト効果として使えるなど、プロフェッショナルからも愛用されている。細かい修正を必要とする場合にはおすすめの修正ペンだ。

4. うっかり付けてしまった修正ペンの落とし方

ボールペンやサインペンなど、消えにくい筆記用具を修正するのに便利な修正ペンだが、うっかり手や服に付けてしまった場合、どのように落としたらいいのだろう。

手に付いた修正ペンの落とし方

手に付いてしまった修正ペンは、早めに洗うことだ。修正ペンに使われている修正液は、すぐに乾くという性質をもっている。そのため、乾いた修正液をゆるめるためにも、ぬるま湯と石けんで洗うのが最初にするべきことだ。

修正液は、凹凸のない場所では比較的落ちやすいが、手のように細かなシワや凹凸のある場所では落ちにくいこともある。一度の手洗いでキレイにならないかもしれない。急いでキレイにしたい場合には、除光液をコットンに含ませて拭き取ると比較的簡単に落とすことができる。

服に付いた修正ペンの落とし方

修正ペンが服に付いてしまったからといって、あわてて拭き取ると広げてしまう可能性がある。汚れた服の素材にもよるが、修正ペンが乾いて固まってきたら、一度揉んでみよう。揉むことで粉になって落ちることがある。使い古しの歯ブラシなどで擦るとさらに目立たなくなる。

ただし、デリケート素材や絶対に失敗したくない服の場合には、クリーニングに出すことをおすすめする。

結論

修正ペンの特徴は、ハケタイプのように広い面を修正することは苦手だが、細かいところをピンポイントで修正することができることだ。選ぶときのポイントは、筆記具のインクによって「両用」と「油性」を使い分けること。そしてペン先の太さは筆記具よりもやや太めを選ぶようにしよう。自分に合った修正ペンを選んで、ストレスのないスピーディーな仕事に役立てよう。
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  • 更新日:

    2021年2月25日

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