1. 石油ファンヒーターが小型でおしゃれになった!?

石油ファンヒーターは灯油を燃やして熱を発生させ、ファンによって温風を送り出す仕組みになっている。以前からある暖房器具だが、暖房効率が高いため今でも人気の商品だ。
石油ファンヒーターの特徴1.低コスト
石油ファンヒーターは暖房器具の中でも電気代を抑えた運転が可能だ。灯油燃焼時のエネルギー効率はメーカーや機種による差がほぼないため、よりコストを抑えるためには電気代を節約できる機能が付いた機種を選ぶといいだろう。
石油ファンヒーターの特徴2.すぐに暖まる
石油ファンヒーターはスイッチをオンにすると短時間で燃焼が開始され、温風を送ることができる。エアコンや電気ストーブと比較しても部屋全体が暖まるまでの時間が短いため、帰宅後などすぐに部屋を暖めたい時におすすめだ。
石油ファンヒーターの特徴3.乾燥しにくい
灯油は燃焼時に空気中の酸素と結合し水蒸気を作り出すため、乾燥しにくいのも特徴だ。エアコンなどの暖房器具でのどが痛くなる方や、加湿器をおいても乾燥が気になる方は石油ファンヒーターを使ってみるのもいいだろう。
小型のファンヒーターが人気!
最近では小型でおしゃれな石油ファンヒーターが増えている。部屋が狭く物を置きたくない方や持ち運びを楽にしたい方などに特に人気だ。また、小型ならオフシーズンの収納にも困らないだろう。
2. 小型石油ファンヒーターはどんな部屋におすすめ?

小型の石油ファンヒーターが対応できる広さは機種により差があるが、おおよそ木造で7畳・コンクリートで9畳程度が目安となる。子ども部屋や寝室、脱衣所などでの使用が特におすすめだ。リビングなど広い部屋の場合、小型の石油ファンヒーターとほかの暖房器具を組み合わせて使える。
小型石油ファンヒーターの選び方
暖房器具は、基本的に部屋が暖まるまでの時間に多くのエネルギーを消費する。エコな使い方をしたい場合は、対応畳数が部屋の広さよりも少し大きいものを選ぼう。そうすることで部屋が早く暖まり、節約効果が期待できる。
3. 人気の小型石油ファンヒーター売れ筋ランキング

最後は石油ファンヒーターの主メーカー3社からそれぞれおすすめの小型タイプを紹介する。機種により機能などが異なるため、サイズや機能を比較し、自宅に適した小型タイプを選ぼう。
コロナ「石油ファンヒーター miniシリーズ」
表示が見やすいオレンジ液晶を採用しておりデザイン性も高い。サイズは幅312mm×高さ390mm×奥行307mmで、今回紹介する小型タイプの中ではもっともコンパクトだ。対応畳数は木造7畳、コンクリート9畳。灯油切れまでの時間がカウントダウン表示されるので、給油のタイミングがわかりやすい。
ダイニチ「石油ファンヒーター S TYPE」
業界NO.1のスピード着火機能(着火まで35秒)。特許を取っているパワフル秒速消臭システムにより石油ファンヒーター特有のニオイをカットでき、快適に使用できる。サイズは幅321mm×高さ393mm×奥行311mm。対応畳数は木造7畳、コンクリート9畳だ。
トヨトミ「石油ファンヒーター LC-331」
対応畳数が木造9畳、コンクリート12畳とほかのメーカーよりも大きいが、横幅を抑えスリムなデザイン。サイズは幅376mm×高さ428mm×奥行296mm。室温を徐々に下げてくれるエコモードや、残り灯油が使える機能などがあり、低コスト運転が可能になっている。
結論
今回は石油ファンヒーターの中でも需要が増えている小型タイプについて紹介した。小さめの部屋に設置したり、ほかの暖房器具と併用したりすることで、室内をより効率的に暖められる。ぜひこの機会に小型の石油ファンヒーターを導入し、暖かくエコな室内環境を整えてもらいたい。