1. セラミックファンヒーターで部屋全体を暖房することは可能?
セラミックファンヒーターとは、特殊加工されたセラミックスを電気の力で暖めて温風を出す暖房器具を指す。スイッチを入れると温風がすぐに出るため、すぐに暖まりたい場合に役立つ。
しかしセラミックファンヒーターは、残念ながら部屋全体を暖めるのには向かない。温風を出すことから部屋全体を暖かくできそうだが、実は暖房能力がそれほど高くないため狭い範囲しか暖められないのだ。そのためセラミックファンヒーターを使う際は、リビングなどの広い部屋全体を暖めるためではなく、トイレやキッチン、脱衣所といった限られたスペースでスポット暖房として使うといいだろう。
しかしセラミックファンヒーターは、残念ながら部屋全体を暖めるのには向かない。温風を出すことから部屋全体を暖かくできそうだが、実は暖房能力がそれほど高くないため狭い範囲しか暖められないのだ。そのためセラミックファンヒーターを使う際は、リビングなどの広い部屋全体を暖めるためではなく、トイレやキッチン、脱衣所といった限られたスペースでスポット暖房として使うといいだろう。
2. 部屋全体を暖める!?セラミックファンヒーターの新機能に注目
セラミックファンヒーターで部屋全体を暖めるのは難しいと説明したが、最近のセラミックファンヒーターには効率的に運転できる新機能が搭載されているものも多い。たとえばエコ運転モードや人感センサー、空気清浄機能や加湿機能などだ。とくにセラミックファンヒーターを使うと温風で室内が乾燥しやすいため、選ぶ際は加湿機能の有無に注目したい。
中には首振り機能が搭載されているセラミックファンヒーターもある。それによって温風が届く距離が長くなり、広範囲を暖められる。部屋全体を暖めたい場合は首振り機能が付いていて、かつ消費電力が大きいなどパワフルに暖めてくれる機種を探すといいだろう。たとえば以下のヒーターがおすすめだ。
中には首振り機能が搭載されているセラミックファンヒーターもある。それによって温風が届く距離が長くなり、広範囲を暖められる。部屋全体を暖めたい場合は首振り機能が付いていて、かつ消費電力が大きいなどパワフルに暖めてくれる機種を探すといいだろう。たとえば以下のヒーターがおすすめだ。
アイリスオーヤマ「大風量セラミックファンヒーター 首振り JCH-12TDSW1」
左右約80°に首振りでき、パワーアップした風量で広範囲を暖める「ターボヒート」が魅力のセラミックファンヒーター。人感センサーやチャイルドロックなどの機能も付いている。
3. 寝室などの部屋全体の暖房にも適したセラミックファンヒーター
寝室用の暖房器具は、まわりの空気をじんわりと暖めるタイプではなく、部屋全体をしっかり暖められるものを選びたい。部屋全体を暖めるには大きくてパワフルな機種を選ぶ必要があるので、その点に注目して選ぶといいだろう。
ほかにも寝室用のセラミックファンヒーターを選ぶ際は、静音性が高いか、加湿機能があるかなどのポイントに注目しよう。寝室におすすめなのは次の機種などだ。
ほかにも寝室用のセラミックファンヒーターを選ぶ際は、静音性が高いか、加湿機能があるかなどのポイントに注目しよう。寝室におすすめなのは次の機種などだ。
シャープ「加湿セラミックファンヒーター HX-H120」
イオン濃度を高めながら空気清浄できるうえ、加湿機能も付いたセラミックファンヒーターだ。コンクリート住宅の場合、約8畳(断熱材50mmありの場合)までの部屋に対応している。
モダンデコ「AND・DECO セラミックファンヒーター」
静音性が高く、寝室で使ってもうるさく感じない。ハイグレードモデルであれば、付属ノズルを取り付けることで温風を広範囲に送風できる。おしゃれなデザインも魅力的。
4. 部屋全体よりスポット暖房が得意な小型セラミックファンヒーター
セラミックファンヒーターは本来、部屋全体を暖めるというよりスポット暖房としての使い方がおすすめだと紹介した。部屋全体を暖めるのではなく、トイレやキッチン、脱衣所、デスクの足元などの狭い範囲で使いたい場合は、以下のようなコンパクトなセラミックファンヒーターが適している。
パナソニック「セラミックファンヒーター DS-FTX1210」
小型のセラミックファンヒーターで、縦にも横にも置けるため使う場所に応じた置き方が可能だ。独自のイオン「ナノイー」でアレル物質やカビ菌も抑制できる。
デロンギ「カプスーラ セラミックファンヒーター HFX30C11-AG」
コンパクトでハンドル付きのため持ち運びやすく、置き場所を変える際も便利だ。弱モードと強モードの切り替えが可能で、足元などをハイパワーで暖められる。
結論
セラミックファンヒーターはまわりをスポットで暖めるのに適しているが、もしセラミックファンヒーターで部屋全体を暖めたい場合は、消費電力が大きくパワフルなもの、首振り機能搭載で広範囲を暖められるものがおすすめだ。適用畳数などのスペックも検討し、ご家庭にぴったりの1台を見つけよう。