1. 有孔ボードスタンドとは?

有孔ボードとは「パンチングボード」「ペグボード」、ダイソーでは「デザインボード」などと呼ばれている。見た目は無数の孔が開いている板だ。有孔ボードをスタンドにすることで、どのようなメリットがあるのだろう。
壁を傷つけない
有孔ボードで壁収納を作るためには、壁に釘やピンで穴を開ける必要がある。そのため、賃貸物件に住んでいる場合には、退去時に問題になる。しかし、有孔ボードスタンドはスタンドさえあればどこにでも置くことができ、壁に傷をつけることもない。
DIY初心者でも作成が簡単
有孔ボードスタンドは、有孔ボードのサイズに合わせたスタンドを作るだけだ。柱のような木材やアジャスターも必要ないので、DIY初心者でも簡単に作ることができる。
100均で材料がそろう
有孔ボードスタンドを作る材料は、すべて100均でそろってしまう。そのため、置きたいなと思ったところに気軽に作って置くことができる。
2. 自作の有孔ボードスタンドをDIYしてみよう

有孔ボードスタンドは、市販されているものもある。しかし、DIYすればサイズやデザインなど、自分に合ったものを作ることができる。安くて簡単な、100均の材料でDIYできる有孔ボードスタンドを紹介しよう。
材料と道具
材料はダイソーの「デザインボード」と「アイアンウォールラック」だ。このほかに、デザインボード専用の「棚・フックセット」や「U字フックセット」も必要な分を用意しておこう。
デザインボードは表と裏のカラーが異なるので、どちらのカラーを見せる側にするか考えながら購入するといいだろう。好みのカラーがなければ、自分で塗装してしまうという方法もある。
道具はタッカーが必要になる。ダイソーでも購入可能だ。
デザインボードは表と裏のカラーが異なるので、どちらのカラーを見せる側にするか考えながら購入するといいだろう。好みのカラーがなければ、自分で塗装してしまうという方法もある。
道具はタッカーが必要になる。ダイソーでも購入可能だ。
タッカーの使い方
DIY初心者のなかには、タッカーという道具があることさえ知らない方もいるかもしれない。タッカーは、普段使っているホッチキスの針よりも太く丈夫なものを釘の代わりに打ち込む道具だ。
タッカー用の針をセットしたらしっかり握る。そして、打ち込みたい部分に針が打ち込めるようにタッカーを密着させるのがコツだ。初めてタッカーを使う場合、浮いたり、ズレたりしてしまうことがある。失敗して針が浮いてしまっても、慌てる必要はない。金槌などで上から針を叩いて打ち込んでやろう。思いきりが大切だ。
タッカー用の針をセットしたらしっかり握る。そして、打ち込みたい部分に針が打ち込めるようにタッカーを密着させるのがコツだ。初めてタッカーを使う場合、浮いたり、ズレたりしてしまうことがある。失敗して針が浮いてしまっても、慌てる必要はない。金槌などで上から針を叩いて打ち込んでやろう。思いきりが大切だ。
有孔ボードにアイアンウォールラックを取り付ける
有孔ボードの裏面にアイアンウォールラックを置き、有孔ボードの孔と孔の間をタッカーの針で等間隔に留めていく。しっかりと有孔ボードとアイアンウォールラックを留めることでグラグラしない仕上がりになる。これで完成だ。
3. 有孔ボードスタンドの活用アイデア集

有孔ボードスタンドは、移動が可能でスペースを取らないという特徴から、さまざまなシーンで使い勝手がいい。いろいろな活用アイデアを紹介しよう。
キッチンツールスタンドに
キッチンには調理器具がたくさんある。キッチンは壁にタイルやステンレスが使われていることも多いので、穴を開けることができない。このような場合に、有孔ボードスタンドが便利だ。調理器具を有孔ボードに吊り下げて手元に置いておけば、すぐに使えて時短にもなる。見た目にも、スッキリと収納することができる。
玄関のお出かけグッズ収納に
朝、いつもバタバタと出勤して忘れ物が多い。そのようなときには、玄関に有孔ボードスタンドを置いて、持ち物を一か所にまとめておくというアイデアはいかがだろう。これなら、慌てていても忘れ物を防ぐことができる。
アクセサリー収納に
こまごまとしたアクセサリーを収納するのに、有孔ボードスタンドのフックが便利だ。イヤリングや髪留めのヘアゴム、ネックレスなどをディスプレイしながら収納できる。ネックレスの場合、有孔ボードを縦に使えばフックにかけても床に付くことがない。
フォトフレームにはめ込んで
100均で購入できるフォトフレームにはスタンドが付いているものが多い。クリアシートと段ボールを外し、フレームだけにして有孔ボードをはめ込むだけでオシャレな有孔ボードスタンドができる。好きなものを飾ってディスプレイすると部屋のオシャレなインテリアにもなる。
結論
有孔ボードスタンドは、有孔ボードの使い勝手をよりよくしたものだ。固定するための釘やピンが壁に打てない場所でも、収納スペースを作ることができる。アイデア次第でいろいろな場所で使えるのも魅力だ。100均で購入した材料でも簡単に作れるので、チャレンジしてみてはいかがだろう。