1. スライドレールとは?
引き出しにスライドレールを取り付けると、どのようなメリットや魅力があるのだろう。
引き出しをスムーズに開閉できる
スライドレールは、机の引き出しに取り付けられ、重い引き出しを少しの力でスムーズに動かせるようにするための金具だ。さらに、引き出しのガタつきを抑えることもできる。
種類が豊富
スライドレールといっても、いろいろな種類がある。たとえば、スライドレールを動かす向きは、一般家庭ではほとんど片方にしか動かせない。しかし、使用目的によってはどちらにでも動かせる種類もある。
また、素材も「鉄」「ステンレス」「アルミ」などいろいろあり、使う場所によって選ぶことができる。さらに、機能も豊富で取っ手をつけなくても、手で押せば開閉できるプッシュオープン、閉めるときにゆっくりと作動するソフトクロージングなどもある。目的に応じていろいろな選択肢があるのがスライドレールの魅力だ。
また、素材も「鉄」「ステンレス」「アルミ」などいろいろあり、使う場所によって選ぶことができる。さらに、機能も豊富で取っ手をつけなくても、手で押せば開閉できるプッシュオープン、閉めるときにゆっくりと作動するソフトクロージングなどもある。目的に応じていろいろな選択肢があるのがスライドレールの魅力だ。
2. スライドレールの種類
スライドレールには、いろいろな種類がある。DIYするには目的に合わせた種類を選ぶことが大切だ。まず、スライドレールにはどのような種類があるかを把握しておこう。
レールの種類
スライドレールには、「ローラー式」と「ベアリング式」の2種類のレールがある。
ローラー式は、浅めや小さな引き出しに使われることが多い。着脱ができて斜めに持ち上げながら引き出しを取り外す。このような構造のため、引き出しの上部に隙間をつけた設計が必要となる。比較的安価で丈夫なスライドレールだ。
スライド式は、ベアリングを使っているので、ほとんど力を入れなくてもスムーズに開閉することができる。耐久性・耐荷重性に優れており、着脱できるものとできないものがある。さまざまな機能も充実しており、DIY初心者でも比較的簡単に取り付けることができる。
ローラー式は、浅めや小さな引き出しに使われることが多い。着脱ができて斜めに持ち上げながら引き出しを取り外す。このような構造のため、引き出しの上部に隙間をつけた設計が必要となる。比較的安価で丈夫なスライドレールだ。
スライド式は、ベアリングを使っているので、ほとんど力を入れなくてもスムーズに開閉することができる。耐久性・耐荷重性に優れており、着脱できるものとできないものがある。さまざまな機能も充実しており、DIY初心者でも比較的簡単に取り付けることができる。
取り付ける位置
スライドレールは、取り付ける位置によって「側つけタイプ」「底つけタイプ」「底引きタイプ」の3種類がある。それぞれ用途や耐荷重性能などが違ってくる。
側つけは、ローラー式でもベアリング式でも取り付けられる一般的なタイプだ。引き出しの側面に取り付ける。取り付け位置に迷ったら、側つけタイプを選ぼう。
底つけタイプは、引き出しの側面と底面の「L字」になった部分に取り付ける。耐荷重に強く、引き出しに工具など重いものを入れる場合にはおすすめだ。
底引きタイプは、スライドレールを引き出しの底面に取り付けるので、スライドレールが隠れて見えなくなる。見栄えを気にする場合には底引きタイプがおすすめだ。
側つけは、ローラー式でもベアリング式でも取り付けられる一般的なタイプだ。引き出しの側面に取り付ける。取り付け位置に迷ったら、側つけタイプを選ぼう。
底つけタイプは、引き出しの側面と底面の「L字」になった部分に取り付ける。耐荷重に強く、引き出しに工具など重いものを入れる場合にはおすすめだ。
底引きタイプは、スライドレールを引き出しの底面に取り付けるので、スライドレールが隠れて見えなくなる。見栄えを気にする場合には底引きタイプがおすすめだ。
3. スライドレールの上手な選び方
スライドレールの種類が分かったところで、選び方のポイントを紹介しよう。
スライドレール耐荷重
スライドレールには、耐荷重というものがある。引き出しに入れるものに合わせて耐荷重を考慮しよう。取り扱い説明書に記載されている以上の荷重をかけてしまうと、スライドレールが歪んで引き出せなくなってしまったり、スライドレール自体が破損してしまう危険性がある。
スライドレールレールの長さ
DIYでスライドレールを選ぶときには、引き出しの長さよりも若干短いスライドレールを選ぶことだ。引き出しに対してスライドレールが短すぎると引き出し全体が開ききれなくなる。逆に長すぎると引き出しが閉まらなくなってしまう。選ぶときには、必ず引き出しの奥行の長さを正確に計測し、それよりも20mm前後の短いものを選ぶようにしよう。
4. スライドレールの取り付け方
スライドレールの取り付け位置には3種類あるが、ここでは最も一般的でDIY初心者にとってより簡単な「側つけタイプ」の取り付け方を紹介しよう。
スライドレールの側つけタイプの取り付け方
1. スライドレールを取り付ける位置、ほぼ中央に印を付けておく。
2. 家具本体と引き出し側に付けた印に合うように、スライドレールを取り付けていく。スライドレールに付いているネジ穴にネジを固定していく。
3. 最後に、引き出しをはめてみてスムーズに開閉ができれば完成だ。
2. 家具本体と引き出し側に付けた印に合うように、スライドレールを取り付けていく。スライドレールに付いているネジ穴にネジを固定していく。
3. 最後に、引き出しをはめてみてスムーズに開閉ができれば完成だ。
スライドレールを取り付けるときの注意
スライドレールを取り付けるときに注意したいのが、底面に対して垂直に、そして必ず左右のスライドレールの高さを同じにするということだ。
底面に対してどちらかに傾いていると、スライドレールが引き出せなくなってしまう。ここで無理やり引き出そうとすれば、破損の原因となってしまうこともある。ここはスライドレールを取り付ける際に最も慎重に行うべき作業工程だ。ここをいい加減にやり過ごすと、結局やり直しとなってしまう可能性もある。
底面に対してどちらかに傾いていると、スライドレールが引き出せなくなってしまう。ここで無理やり引き出そうとすれば、破損の原因となってしまうこともある。ここはスライドレールを取り付ける際に最も慎重に行うべき作業工程だ。ここをいい加減にやり過ごすと、結局やり直しとなってしまう可能性もある。
結論
スライドレールは、身近な家具にもかなりの割合で取り付けられている。引き出しをスムーズに開閉したり、重いものも少しの力で開け閉めすることができる便利な金具だ。さまざまな種類や機能があり、取り付け方も意外と簡単だ。DIY初心者でも、コツさえつかめば簡単に取り付けることができるので挑戦してみてはいかがだろう。