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洋室に布団を敷くなら湿気に注意!眠りを守る対策とグッズまとめ

洋室に布団を敷くなら湿気に注意!眠りを守る対策とグッズまとめ

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年2月13日

現在の住宅は和室がない部屋が多いため、洋室に布団を敷くこともあるだろう。ただし、フローリングに布団を敷くと湿気がたまりやすく、カビやダニが発生しやすい。この記事では洋室に布団を敷くメリットとデメリットについて解説する。快適に寝るための注意点や除湿・防ダニグッズと併せて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. 洋室に布団を敷いて寝るメリットとデメリットは?

洋室に布団を敷く場合とベッドを使った場合を比較する。それぞれのメリットとデメリットについて解説しよう。

洋室に布団を敷いて寝るメリット

洋室に布団を敷いて寝る4つのメリットをまとめた。ベッドと布団のどっちを選ぶか迷っているときの参考にしてほしい。
  • 部屋が広く使用できる
  • ベッドから落ちる心配がない
  • 手入れに手間がかからない
  • 捨てるのが簡単
布団はたたんで収納できるため部屋が広く使える。床に敷いて寝る形なので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して就寝できるだろう。また、ベッドのマットレスと違ってそのまま天日干しができるため、手入れに手間がかからない。

洋室に布団を敷いて寝るデメリット

洋室に布団を敷いたときに考えられるデメリットを5つ紹介する。あらかじめデメリットを確認することで、対策がとりやすくなるだろう。
  • ほこりや汚れが付着する
  • カビやダニが発生しやすい
  • 布団の上げ下げが面倒
  • 床から冷気が伝わりやすい
  • 薄い布団だと硬い床で体を傷める可能性がある
床の近くにはほこりやハウスダストがたまりやすく、布団で寝れば吸い込んでしまう可能性がある。汗を吸った布団と床の間に湿気がたまるため、カビやダニが発生しやすい環境になるだろう。さらに冬場は洋室のフローリングと体温で温まった布団の温度差で結露が発生することがあるので、十分な対策が必要だ。

2. 洋室のフローリングに布団で寝る際の注意点とは?

洋室のフローリングに布団を敷くときには湿気対策が重要だ。4つの方法を紹介するのでぜひ実践してほしい。

敷きっぱなしはNG

フローリングと布団の間には湿気がたまるので、敷きっぱなしにしてはいけない。起きたあとは布団をあげる習慣をつけることが、湿気対策としては有効だ。ただし、起床した直後の布団は汗を吸い込んだ状態だ。押入れやクローゼットなど通気性が悪い場所に収納すると湿気がこもるため、30分ほど放置してからあげてほしい。

天日干し

晴れた日は洋室に敷いた布団を天日干しにして湿気をとろう。10~14時の時間帯に2時間ほど干すのが効果的だ。ただし、羽毛布団や真綿、合成繊維の布団は日光で傷む可能性がある。普段は陰干しをして、月に1~2回ほどカバーをかけて天日干しをしよう。

換気をする

布団を敷いた洋室は湿度があがりやすいので、換気をして湿気を外にだす。空気を入れ替えれば、部屋にたまったホコリなどのハウスダストも除去できるだろう。効率よく換気するなら、対角線上の窓を2つ開ける方法がおすすめだ。5分~10分ほどでも効果が実感できるので、小まめな換気を心がけよう。

湿度に注意

湿度が高い洋室だと布団にも湿気がたまりやすい。寝るときに加湿器を使用すると、湿度があがりすぎる可能性があるのでつけっぱなしは避ける。窓や床に発生した結露を拭き取る、寝室に洗濯物は干さないなどの対策も有効だ。ただし、湿度が低すぎるとノドや鼻の粘膜を傷めるので、50%くらいを目安にしてほしい。

3. 洋室で快適に眠るための布団と除湿・防ダニグッズ

除湿や防ダニグッズを活用すれば布団を清潔に保ちやすい。洋室に布団を敷くときにおすすめなグッズを3つ紹介する。

除湿シート

布団用の除湿シートは、敷くだけで洋室の床と布団の間に発生する結露や寝汗を除去できる。干せば吸い込んだ湿気が放出されるので、繰り返し使用することが可能だ。消臭効果がある商品もあるのでぜひチェックしてほしい。清潔に使いたいなら、洗濯できるタイプの除湿シートがおすすめだ。

すのこベッド

すのこベッドを使えば、布団の上げ下げがあまりできないご家庭でも湿気対策がしやすい。布団と洋室の床との間に空気の通り道を作れば、湿気がたまりにくくなるだろう。折り畳めるスタンドタイプなら、邪魔にならないよう布団と一緒にたためる。そのまま部屋に干すだけでも乾燥しやすくなるだろう。

布団乾燥機

布団乾燥機なら天気が悪い日や花粉が多い時期でも室内で使用できる。ダニ除去機能がついた布団乾燥機もあり、活用すればより布団を清潔に保てるだろう。ただし、吸い取った湿気が空気中に放出されるケースがあるので、対策が必要だ。洋室に敷いた布団に湿気が戻らないように、換気をしたりエアコンの除湿機能を活用したりと工夫してほしい。

結論

洋室に布団を敷いて上げ下げすれば部屋を広く使用できる。小さなお子さんがベッドから落ちる心配もないだろう。ただし、洋室のフローリングに直接敷くと湿気がたまりやすいため、カビやダニが発生しやすい環境になる。天日干しをする、換気をするなど湿気対策を徹底してほしい。除湿シートやすのこベッドなど便利なグッズもあるので、布団を清潔に保つために役立てよう。
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  • 更新日:

    2021年2月13日

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