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サボテンの植え替えが必要な理由とは?時期と手順、注意点も徹底解説

サボテンの植え替えが必要な理由とは?時期と手順、注意点も徹底解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年8月 6日

サボテンが大きくなったら植え替えが必要だ。大事なサボテンを上手に育てるためにも、適切な方法を学んでおきたい。この記事では、サボテンの植え替えに適したタイミングと正しいやり方を紹介しよう。グラグラするときの対処法や植え替え後の取り扱いなど、失敗しないためのポイントをまとめた。

  

1. サボテンは植え替えが必要な理由

なぜサボテンは植え替えが必要なのか、詳しい理由について紹介する。上手に育てるための基礎知識としてチェックしておこう。

成長にともない鉢が窮屈になってしまう

サボテンが成長して根が大きくなると、鉢とのバランスが悪くなる。見た目が悪くなるのはもちろん、サボテンの成長にも悪影響。サボテンの大きさの割に土が少なく、栄養を十分に摂取できなくなるのだ。

水はけが悪くなり根腐れを招くおそれがある

鉢が窮屈になれば水はけが悪くなってしまう。根腐れが発生しやすくなり、枯れてしまうケースもあるので注意が必要だ。適切なタイミングで植え替えれば、サボテンを長く楽しめる。

柔らかい土に植え替えて成長を促進する目的もある

市販のサボテンの中には、見た目を重視するために、土をのりで固めていたり色の付いた砂を鉢に敷き詰めていたりするものがある。硬い土はサボテンの成長を妨げるため、成長しやすい柔らかい土に植え替えるのがおすすめだ。

サボテンを植え替える頻度は?

サボテンの植え替えは1~2年に1回の頻度で行うのをおすすめする。1~2年たつとサボテンが成長して、鉢が手狭になるからだ。また、なかなか成長しないと感じたときは、植え替えをすると改善することがある。

2. サボテンの植え替えに適した時期とタイミング

サボテンは適した時期とタイミングで植え替えたい。具体的な時期や植え替えが必要な状態など、基本的な知識をまとめた。

生育期に入る前の3〜4月が適期

サボテンの植え替えは、成長期の直前に行うのが最適だ。冬の休眠期が終わり成長期に入る春の初めに行おう。具体的には3〜4月がおすすめだ。根詰まりをおこしているなら9月に植え替えてもOKだが、枯れやすいので注意しよう。

逆に真冬はサボテンが休眠期に入っていて、水や栄養を吸い上げる力が弱くなる。無理に植え替えをすると枯れてしまうので、植え替えには適していない。

植え替えのタイミングは?

サボテンが大きくなり、鉢が窮屈に見えるようになったら植え替えのタイミングだ。根が飛び出ていたり、土に水が吸い込まれないと感じたりしたときも、植え替えをしてほしい。日頃からサボテンの状態を確認しておくことが重要だ。

3. サボテンを植え替える前の準備

サボテンをスムーズに植え替えられるように、準備を整えておこう。土や鉢の選び方や用意するものを紹介する。

土の選び方

植物を育てたあとの土は病気や害虫が発生している可能性があるので、使用するのは避ける。サボテンは乾燥を好むため、通気性がよく水はけのよい土を選ぼう。赤玉土(小粒)6、腐葉土2、川砂2の割合で配合するのがおすすめだ。初心者なら園芸店などでサボテン専用の栽培土を購入するのが簡単だろう。緩効性肥料が配合されている土を選ぶと、肥料を使う必要がない。

鉢の選び方

植え替え用の鉢は、現在使っている鉢よりもひと回り大きいものを準備する。鉢の素材はプラスチックでも問題ないが、乾燥しやすい素焼き鉢や陶器製が理想的だ。深すぎず水はけがよさそうなものを選ぼう。ただし、植え替えの手間を減らそうとふた回り以上大きな鉢を選ぶと、土が多くなりすぎる。必要以上に水をあたえてしまうと根腐れの原因になるので、適度なサイズの鉢にしよう。

そのほかに用意するもの

・厚手の手袋
・鉢底石や軽石
・鉢底ネット
・ハサミ
・割り箸

肥料を与えたい場合は「元肥」を用意しておこう。あまり水を必要としないサボテンの場合、あとから与える追肥では土に浸透しにくい。植え替えのときに元肥を混ぜ込んでおくのがおすすめだ。

1週間ほど前から水やりを控える

植え替えのまえに土を乾燥させておくと、鉢から引き抜きやすくなる。サボテンへの負担を減らすことが可能だ。1週間ほど前から水やりを控えて、十分に乾燥させておこう。

4. サボテンの植え替え方法

サボテンの正しい植え替え方法を紹介する。詳しい手順を説明するので、失敗しないために確認しておこう。

サボテンの植え替え方法

1.土が乾いたら鉢の周りを軽くたたいて、サボテンを取り出す
2.根に付いている古い土を丁寧に落とし、伸びすぎている根をカットする
3.根が乾燥するまで数日間、日陰で置いておく
4.植木鉢の底穴に鉢底ネットを被せたら、軽石などを敷き新しい土を2分の1ほど入れる
5.サボテンの根を広げながら鉢に入れ、残りの土をかける
6.割り箸を使って土をつついて根と土をなじませる

サボテンの根が乾ききったのを確認してから植え替えるのがポイントだ。伸びすぎている根や傷んだ根は、あらかじめカットしておこう。

5. 植え替えたサボテンがグラグラする原因と対処方法

植え替えたあとサボテンがグラグラするときは、適切な対処が必要だ。原因と対処方法を説明する。

グラグラする原因

植え替え直後にサボテンがグラグラして安定しない場合には、土が隙間なく入っていない可能性が高い。植え替えするときに割り箸などで新しい土を突きながら、サボテン株の周辺に隙間ができないように気を付けよう。

また、植え替えからしばらくたったあとにサボテンがグラグラするときは、根腐れを起こしている可能性がある。一度土から取り出して、確認するなどの対処が必要だ。

グラグラするときの対処方法

腐った根は水を吸い上げる力がなくなっているので切り取ろう。根を切り取ったサボテンは、明るい日陰でしばらく干した後に土に植える。根腐れが進行すると復活するのは難しいため、グラグラしたときは早めに対処してほしい。

また、土が乾いてから水をたっぷり与えることと水はけのよい土を使うことで、根腐れを防ぐことが可能だ。置き場所は日当たりと通気性がよい場所を選び、気温が高い時間帯は蒸しやすくなるので水やりを控えよう。

6. サボテンの茎が黒ずんでいたときは?

サボテンを植え替えようとしたとき、茎が黒ずんでいたら注意が必要だ。そのまま植え替えると枯れるリスクがあるので、適切な対処方法を確認しておこう。

黒ずんだ茎は植え替えの際に取り除く

サボテンに黒ずんだ茎がある場合、その部分は枯れている。黒ずんだ茎を取り除いて、断面を乾燥させてから植え替えてほしい。日光に30分ほど当てて乾燥させて、そのあとは新聞紙でつつんで風通しのよい日陰に移す。

7~10日ほど乾燥させたら、切り口を下にして植え替えてほしい。しかし、サボテンの全体が黒ずんでいるとそのまま枯れてしまう可能性が高いので、早めに対処しよう。

7. 植え替え直後のサボテンの管理や取り扱いに関する注意点

サボテンを上手に育てるためには、植え替えたあとの取り扱いが重要になる。2つの注意点を確認して正しく管理してほしい。

植え替えから1週間ほど水やりを控える

植え替えたあとに水やりをすると、カットした根が水を吸収しきれない。サボテンが根腐れする可能性があるので、根が伸びてくるまで1週間ほど待つ。1週間たったら鉢底から出るまで水を与えよう。

植え替えから1週間ほど日陰または半日陰で管理する

植え替えた直後のサボテンに直射日光を当てると、枯れる可能性がある。植え替えをしてから1週間くらいは、日陰や半日陰で管理しよう。日陰や半日陰に移動するのが難しいなら、新聞紙やキッチンタオルを軽く被せて日差しを遮る方法がある。

8. サボテンを長く楽しむためにも1〜2年に1回は植え替えを

大事なサボテンを長く楽しみたいなら、定期的な植え替えが必要だ。鉢とのバランスが悪くなったら、大きな鉢に移そう。頻度は1~2年に1回を目安にしてほしい。植え替える時期は3〜4月がおすすめだ。

土はサボテン専用の栽培土と、一回り大きな鉢を用意する。必要な道具を揃えたら、植え替えの1週間ほど前から水やりを控えよう。根を乾燥させるなどのポイントをチェックして、正しい方法で植え替えててほしい。

結論

サボテンを植え替えないと、栄養が摂取しにくくなったり根腐れが発生しやすくなったりする。サボテンの状態をチェックして鉢が窮屈そうなら、植え替えの準備を始めよう。植え替え直後のサボテンの管理にも注意してほしい。また、植え替えたあとにグラグラしていたり、茎が黒ずんでいたりするときは、紹介した方法で適切に対処しよう。
  • 公開日:

    2021年2月22日

  • 更新日:

    2021年8月 6日

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