1. 洗車するならホースのノズル選びが重要な理由

洗車時の必須アイテムと言ってもいいノズル。だからと言って、どれを使ってもいいわけではない。ノズル選びがとても重要だ。洗車に適したタイプのノズルを選ぶことで、作業効率は上がり、時短にもつながる。
水圧が調整できるタイプ
洗車で使うノズルには、手元で水圧が調整できるタイプがおすすめである。これなら水を止めるたびに、蛇口を捻りにいく必要がなく便利だ。大きく分けて2種類、ハンドルを握る強さで調整するタイプと、調整用のレバーやツマミが別の場所に付いているタイプがある。ハンドルでの微調整は少し難しい分、レバーやツマミが付いているタイプのほうが、慣れていない人は使いやすいだろう。
汚れを強力に落とす高圧洗浄タイプ
高圧洗浄タイプのノズルを使えば、より強力に素早く汚れを落とすことが可能だ。このノズルは、電源は不要、ホースの先端に取り付けるだけで、高圧の水を放出させることができる。車だけではなく、壁やタイルの清掃にも役立つだろう。ただし、汚れ具合によっては、パワーに物足りなさを感じてしまう可能性があるので注意してほしい。
水と洗剤が同時にでるタイプ
ノズルの中には、洗車フォームガンと呼ばれものもある。洗車フォームガンは、ホースから水と洗剤を同時に出すことのできる便利アイテムだ。素早く洗剤の泡を車の隅々まで
吹きかけられるので、作業の時短にもなる。手が届きにくい車の下回りの汚れも、簡単に落とすことが可能だ。
吹きかけられるので、作業の時短にもなる。手が届きにくい車の下回りの汚れも、簡単に落とすことが可能だ。
2. 泡が出る洗車用ノズルが便利

ホースに取り付けて洗剤と水を同時に出せるノズル、洗車フォームガンは便利だ。洗車の時間を短縮できる魅力的なアイテムである。ただし、利点もある一方、欠点もあるようだ。
簡単に泡洗浄
バケツやスポンジなど道具の準備、服装にも気を遣わないといけない洗車。何かと手間のかかる洗車だが、洗車フォームガンを使えば、本格的な泡洗車を行うことができる。ホースに取り付け、タンクに洗剤を入れるだけなので、準備も簡単だ。ホースから泡を高圧で吹き付けるため、スポンジを使って汚れを落とす必要がない。また、スポンジでは洗えない隙間なども、掃除しやすくなって便利である。
時短が図れる
洗車フォームガンは、ほかのノズルを使うより時短が図れることが特徴でもある。通常であれば行う作業を省くことができるからだ。たとえば、バケツにカーシャンプーを入れ泡立てる作業や、ボディをスポンジで洗う作業が短縮できる。手洗いよりも短い時間で、洗車を終えることができるだろう。洗車にかかる手間を省きたい方におすすめだ。
汚れの落ち方にムラがでる場合も
洗車フォームガンはメリットばかりのように感じるが、デメリットも存在する。まず、全ての汚れが落ちるわけではない、ということに注意してほしい。家庭の水道を使用した場合の水圧には限界があり、汚れが残ってしまうことがある。そのため、結局スポンジで洗わなければ十分に汚れが落ちず、二度手間になる可能性もあるのだ。
コストがかかる
コストがかかるのも、デメリットのひとつだろう。洗車フォームガンは、それほど高いものではないが、通常のノズルより金額は高くなる。洗車を気軽に行いたい方は、少し考えてしまうかもしれない。
3. 洗車におすすめのノズル3選

洗車に使うノズルは、カー専門店やホームセンター、インターネットなどで、さまざまな種類が販売されている。特におすすめのノズルを紹介する。
タカギ「タフギアメタルノズル」
4種類の水形に切り替わる散水ノズル。丈夫な金属ボディ、使い心地の良いラバーグリップという2つの特徴を兼ね備えている。レバーの握り具合だけで、ロックとロック解除が可能。片手で切り替えられるので、洗車しながらでも簡単にできる。
タカギ「ジェットウォッシャー」
「ジェット」「ワイド」「レイン」3種類の水形で、洗車はもちろん、壁面やタイルなどの清掃に幅広く利用できる。水形の切り替えは、先端のカバーを回すだけ。手元に付いているダイヤルを回せば、流量調整もできる。水形と流量をうまく調整することで、場所や汚れ具合に応じた清掃が可能だ。
Mookis「洗車フォームガン」
8種類の散水パターンが選べ、屋外の清掃や庭木の水やりなどさまざまな用途に使える洗車フォームガン。泡の量は3段階で調整可能だ。水と泡を切り替えられるので、泡を洗い流す作業も簡単にできる。ホースに取り付けるだけで、本格的な泡洗車を楽しめる。
結論
洗車時の重要な役割を果たすノズルについて解説してきた。洗車のノズルは種類もいろいろあり、金額もそれぞれである。より時間を短縮したい人は洗車フォームガン、洗車以外のタイルなどにも使用したい人は高圧洗浄ノズル、というように、目的に適したノズルを選ぶようにしよう。