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サボテンは水耕栽培できる?腐らせずに上手に栽培する方法を紹介

サボテンは水耕栽培できる?腐らせずに上手に栽培する方法を紹介

投稿者:ライター 藤田幸恵 (ふじたゆきえ)

鉛筆アイコン 2021年10月 7日

サボテンは砂漠地帯で生育している植物だ。このため、サボテンは乾燥している土を好み、水だけでは育たないと考える方もいるだろう。だが、サボテンは下準備をすれば水耕栽培可能だ。透明な容器で栽培すると、水面やサボテンの根が見えて不思議な雰囲気を醸し出す。室内に置くとオシャレなインテリアになるので、ぜひサボテンを水耕栽培してみよう。

  

1. サボテンを水耕栽培するメリット

手間をかけずサボテンを育ててみたいなら、水耕栽培するのがおすすめだ。サボテンを水耕栽培するメリットを紹介する。

栽培しやすい

水耕栽培は一般的な土を使う栽培方法とは異なり、水やりの手間を省くことができる。また、虫の発生などのトラブルが起きにくいので栽培しやすい。

オシャレなインテリアになる

水耕栽培をするときに、水面が見えるようなガラス瓶などを使う方が多い。ガラス瓶を使うと水面やサボテンの根が見えるので、不思議な美しさでインテリア雑貨のような雰囲気がある。窓辺に置いても光を遮らないのもメリットだ。棚などに飾ってオシャレな雰囲気を演出しよう。

小さな容器で栽培できる

水耕栽培をするなら、サボテンの株がすっぽりはまる程度の容器があれば十分だ。小さなサイズの容器なら場所をとらないので、サボテンを栽培するスペースの少ない方にもおすすめできる。

2. サボテンを水耕栽培する方法

サボテンを水耕栽培する方法を解説する。準備するものや手順も紹介するので、参考にしてほしい。

サボテンを水耕栽培するために準備するもの

サボテンを水耕栽培するために必要なアイテムは次の通りだ。
  • サボテン
  • 水耕栽培のための容器(空き瓶など透明なガラス製などがおすすめ)
  • 液体肥料
  • 園芸用はさみ
  • 金網や紐など(サボテンが容器に沈まないようにするためのアイテム)

水耕栽培の手順

土に植わっているサボテンは、そのまま水耕栽培できる訳ではない。水耕栽培をする前に下準備が必要だ。水耕栽培をするための手順を紹介する。
  • 水耕栽培を始める数日前から水やりをやめ、土を完全に乾かす
  • 土が乾燥したら鉢からサボテンを取り出し、根に付いた土をほぐし落としていく
  • 根を優しく水洗いしながら土を完全に落とす
  • 根を1cm程度残してはさみでカットし、1~2日間乾燥させる
  • 液体肥料を水で薄め、根の先が当たる程度の量を容器に入れる
  • 金網などを容器に被せ、その上にサボテンを置く
  • サボテンは直射日光の当たらない場所に置こう

3. サボテンを水耕栽培するときの注意点

サボテンの水耕栽培は簡単だが、注意が必要なこともある。次の3点に気をつけて水耕栽培を始めよう。

水は定期的に入れ替える

水耕栽培をするときは、土で栽培するよりも水やりの手間が省けるのがメリットだとお伝えした。だが、サボテンの成長のためには新鮮で酸素をいっぱい含んだ水が必要だ。1週間に1度は水を入れ替えよう。

水を入れすぎない

水耕栽培をする際に、水を多く入れすぎてサボテンの株まで浸からないように気をつけよう。サボテンの株が水に浸かると腐ってしまうからだ。

水耕栽培を始める前に根を短く切る

水耕栽培をする前に根は短く切っておく必要がある。土に植わっているときの根は土からの養分を吸収するために育っていて、水耕栽培に適したものではない。そのままの状態の根で水耕栽培を始めると、ぶよぶよに腐ってしまうことがある。短く切って2~3週間経つと、水耕栽培に適した根が出てくるはずだ。

結論

サボテンの水耕栽培のメリットや始め方を紹介してきた。サボテンは園芸店で販売されているときは土に植わった状態が一般的だ。だが、水耕栽培は省スペースで始められ、オシャレなインテリアになる。栽培方法も簡単なので、園芸初心者の方にもサボテンの水耕栽培をおすすめしたい。
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  • 公開日:

    2021年2月26日

  • 更新日:

    2021年10月 7日

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