1. そもそもカッティングマットとは?

カッティングマットは、カッターから机を保護する用途で使用するのが一般的だ。机の傷を防止したりカッターの刃先を保護したりできる。強い素材でできているため繰り返し使用でき、傷を気にしなくていいので作業もスムーズになるだろう。
工作で紙や布をカットするときにカッティングマットが活躍する。滑り止め加工で切りたいものを固定できるため、細かい作業がしやすい。プラモデルなど模型製作に適したカッティングマットもあるので、用途に合った商品を選べる。
工作で紙や布をカットするときにカッティングマットが活躍する。滑り止め加工で切りたいものを固定できるため、細かい作業がしやすい。プラモデルなど模型製作に適したカッティングマットもあるので、用途に合った商品を選べる。
2. カッティングマットの上手な選び方

カッティングマットにはさまざまな種類があり、用途によって適した商品は違う。選び方のポイントを4つ紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
サイズ
切りたいものより一回り大きなカッティングマットを選ぶのがポイントだ。コンパクトなサイズは邪魔にならないが、小さすぎると作業がしにくい。一般的な用途であれば、少し大きめなA4(220×300mm)やA3(300×450mm)がおすすめだ。
大判サイズのA2(450×600mm)とA1(600×900mm)は型紙の製図などにも使えるが、広い置き場所が必要になる。コンパクトなA6(100×150mm)やA5(220×150mm)は狭いスペースでも使いやすく、収納にも困らない。ただし、商品によって細かなサイズは異なるので、事前に確認してから選ぼう。
大判サイズのA2(450×600mm)とA1(600×900mm)は型紙の製図などにも使えるが、広い置き場所が必要になる。コンパクトなA6(100×150mm)やA5(220×150mm)は狭いスペースでも使いやすく、収納にも困らない。ただし、商品によって細かなサイズは異なるので、事前に確認してから選ぼう。
持ち運びには折りたたみタイプ
二つ折りにできて半分のサイズになるタイプならかさばりにくい。バッグにも入れて持ち運ぶと、必要なときにサッと広げて使用できる。引き出しなどにも収納しやすいので、保管スペースに困ることもない。
また、折りたたみタイプは用途によって2つのサイズを使い分けられる。大きなものを切るときは大きく広げて、狭いスペースで使用するときはたたむなど、さまざまな使い方ができるのが魅力だ。
また、折りたたみタイプは用途によって2つのサイズを使い分けられる。大きなものを切るときは大きく広げて、狭いスペースで使用するときはたたむなど、さまざまな使い方ができるのが魅力だ。
材質
カッティングマットの材質は「塩化ビニール樹脂製」「オレフィン系樹脂製」「耐熱ガラス製」に分かれる。塩化ビニール樹脂は収縮する性質があり、傷が付いても段差が生じにくい。低温のときは強度が落ちるが、リーズナブルに購入できるのがメリットだ。
オレフィン系樹脂製は熱に強く、耐熱温度は100~120度になる。塩化ビニール樹脂製と違って低温にも強く、季節に関係なく使い心地をキープできるだろう。より熱に強い耐熱ガラス製なら、ヒートペンやヒートカッターでの作業にも耐えられる。
オレフィン系樹脂製は熱に強く、耐熱温度は100~120度になる。塩化ビニール樹脂製と違って低温にも強く、季節に関係なく使い心地をキープできるだろう。より熱に強い耐熱ガラス製なら、ヒートペンやヒートカッターでの作業にも耐えられる。
目盛り付きや透明タイプが便利
目盛り付きのカッティングマットなら、紙などのサイズを測りながら作業できる。目盛りがガイドになるので、真っすぐにカットしやすい。角度線や円が印刷されているタイプもあり、製図制作や切り絵にも役立つだろう。
また、透明なカッティングマットを使えば、下に見本を敷いて作業できる。トレースをしたりメモを挟んだりと、さまざまな使い方ができるだろう。テーブルに置きっぱなしにしても、目立たないのがメリットだ。
また、透明なカッティングマットを使えば、下に見本を敷いて作業できる。トレースをしたりメモを挟んだりと、さまざまな使い方ができるだろう。テーブルに置きっぱなしにしても、目立たないのがメリットだ。
3. カッティングマットのおすすめ7選

カッティングマットのおすすめを7つに厳選した。それぞれの特徴を説明するので、選び方に迷ったときの参考にしよう。
無印良品/「折りたたみカッティングマット」
折りたたんで使用できるタイプのカッティングマットだ。広げたときはA3、二つ折りにするとA4サイズになる。材質は丈夫なオレフィン系樹脂製だ。
タミヤ/「カッティングマット」
使い勝手がいいA3サイズで、表面と裏面の両方を使用できる。切り傷が目立ちにくく、カッターの切れ味も長持ちしやすい。方眼や角度線、曲線、円ラインが印刷しており、さまざまな用途で活躍するだろう。
セキセイ/「カッティングマット発泡美人」
発泡PP素材を使用しているため、とても軽い。耐久性が強く、のりや接着剤が付着しにくいのが特徴だ。硬質なのでカッターが沈みにくく、マウスパットとしても使用できる。
ミワックス/「スケルトンカッティングマット」
半透明のカッティングマットはトレースに活躍するだろう。オシャレな見た目が特徴で、ブルーとグリーン、ピンクの3色から選べる。
ウェーブ/「カッティングマットA3」
柔らかいマット面で硬質なベースを挟んだサンドイッチ構造が特徴だ。目の疲れにくいラベンダーブルーを採用。さまざまなガイドラインが印刷されており、プラモデルなど模型製作におすすめだ。
角利産業/「マルチクラフトカッターマットCMGB-2」
世界地図がデザインされた黒い面と、目に優しいライトグレーの面のリバーシブル仕様になっている。A2の大判サイズなので作業がしやすく、オシャレなデスクマットとしても活躍するだろう。
ゴッドハンド/「ガラスカッターマット」
耐熱強化ガラスでできたカッティングマットだ。表面を滑るので、力を入れなくても刃先が動かしやすい。ヒートペンやヒートカッターが使用できたり、塗料が付着してもキレイに拭き取れたりするのがメリットだ。
4. カッティングマットの代用になるものは?

カッティングマットが手元にない場合は、ほかのもので代用が可能だ。それぞれのメリットとデメリットを紹介するので、ぜひチェックしてほしい。
ダンボール
ダンボールや空き箱をカッティングマットの代わりに使用する。汚れたり切れたりしても使い捨てにできるのがメリットだ。ただし、刃先が刺さるので作業がしにくく、貫通する可能性がある。
雑誌
不要な雑誌なら厚みがあるので、貫通する心配はない。手に入りやすく、不要になったらすぐに捨てられる。一方でページが切れると散らかることがあり、片付けが面倒なのがデメリットだ。
したじき
表面がツルツルとしていて硬さもあるので、細かい作業がしやすいだろう。透明なタイプのしたじきを使用すれば、トレースにも使用できる。ただし、カッティングマットと違って傷が目立つので、使用していない古いしたじきを用意してほしい。
結論
カッティングマットを使えば、カッターでの作業がスムーズになる。テーブルを傷つける心配がなく、仕上がりもキレイになるだろう。いろいろな種類があるので、サイズや材質、目盛りなどに注目して選ぶ。紹介したおすすめを参考に、使いやすいカッティングマットを見つけよう。もしカッティングマットがないときは、ダンボールや雑誌で代用してほしい。