1. そもそもスライドテーブルとは?

身の回りを見渡せば、かなりの頻度でスライドテーブルがあることに気づくだろう。スライドテーブルの特徴や必要性などについて考えてみたい。
スライドテーブルの特徴
スライドテーブルとは、その名が示すようにスライドして引き出し、そして収納できるテーブルのことだ。必要のないときには、棚板の下にスッポリ収納できるので、スッキリとしたインテリアにすることができる。
狭い空間を少しでも広く活用するための知恵でもある。動線をさえぎる邪魔な部分をスライドテーブルにすることで、動きが格段とよくなり、作業の効率化や時短につながる。
狭い空間を少しでも広く活用するための知恵でもある。動線をさえぎる邪魔な部分をスライドテーブルにすることで、動きが格段とよくなり、作業の効率化や時短につながる。
スライドテーブルの必要性
スライドテーブルがあることで、非常に助かるシーンがある。たとえば、キッチンだ。炊飯器のあるキッチンラックでは、スライドテーブルが欠かせない。「お茶碗を置く場所の確保」「炊飯器からの水蒸気を逃がす」などの必要性から、スライドテーブルを取り付けることで問題を解決してくれる。
また、パソコンのキーボードやプリンターなどの周辺機器を収めるスペースもスライドテーブルを使えば、コンパクトにまとめられて使いやすくしてくれる。
また、パソコンのキーボードやプリンターなどの周辺機器を収めるスペースもスライドテーブルを使えば、コンパクトにまとめられて使いやすくしてくれる。
2. スライドテーブルをDIYしてみよう

スライドテーブルがあれば、狭い空間でも有効利用することができる。わざわざスライドテーブルを購入しなくても、DIYでスライドテーブルを後付けすることができる。既存の家具でもDIYをすることで、欲しかったところにスライドテーブルが取り付けられるというメリットがある。
市販のスライドレールを使って簡単に
スライドテーブルをDIYする方法はいくつかあるが、一番簡単な方法はスライドレールを取り付ける方法だ。スライドレールはホームセンターなどで簡単に手に入る金具だ。サイズはいろいろあるので、取り付けたいスライドテーブルの大きさに合わせて選ぶ。
取り付け方は簡単だ。スライドレールをテーブルと棚板両方にネジ止めするだけだ。取り付けたいテーブル側には凹金具を、棚側には凸金具を間違えないように取り付けよう。
スライドレールを選ぶときには、テーブルと棚の奥行を正確に測っておく必要がある。取り付けるときのコツとしては、スライドレールが水平になるように印を付けてズレないようにすることだ。
取り付け方は簡単だ。スライドレールをテーブルと棚板両方にネジ止めするだけだ。取り付けたいテーブル側には凹金具を、棚側には凸金具を間違えないように取り付けよう。
スライドレールを選ぶときには、テーブルと棚の奥行を正確に測っておく必要がある。取り付けるときのコツとしては、スライドレールが水平になるように印を付けてズレないようにすることだ。
3. スライドテーブルを後付けするときの注意点

DIYでスライドテーブルを後付けする場合には、注意点がいくつかある。
耐荷重
スライドテーブルの構造は、宙に浮いている状態といってもいい。固定された脚で支えられているわけではなく、スライドレールだけで支えている。そのため、スライドレールの強度が弱いと、乗せるものの重さによっては破損してしまう危険性もある。
スライドテーブルを後付けするときには、何を乗せるのか、そして重さはどれくらいあるのかを確認してからスライドレールを選ぶようにしよう。
スライドテーブルを後付けするときには、何を乗せるのか、そして重さはどれくらいあるのかを確認してからスライドレールを選ぶようにしよう。
棚の幅
スライドテーブルを後付けする場合、取り付け方式が「吊り下げタイプ」か「側付きタイプ」かでテーブルサイズが変わってくるので注意しよう。吊り下げタイプの場合は、テーブルの幅は棚の幅と同じサイズで取り付けることができる。しかし側付きタイプの場合は、取り付けるスライドレールの厚みを考えてテーブルサイズを小さくしないと、取り付けられないことになってしまう。
ネジ固定式かクランプ式か
後付けでキーボード用スライドテーブルを取り付ける場合、2つの方法がある。「ネジ固定式」と「クランプ式」だ。ネジで固定するタイプは安定感があり、勢いよくタイピングしてもぐらつくこともない。
クランプ式は、デスクを傷つけずにスライドテーブルを取り付けることができるというメリットがある。一般的にクランプ式は、テーブルの前面の2か所だけ固定するので、タイプをするときに前後にたわんでしまう傾向がある。クランプ式の場合には、前後に4か所固定するタイプを選ぶようにしたい。
クランプ式は、デスクを傷つけずにスライドテーブルを取り付けることができるというメリットがある。一般的にクランプ式は、テーブルの前面の2か所だけ固定するので、タイプをするときに前後にたわんでしまう傾向がある。クランプ式の場合には、前後に4か所固定するタイプを選ぶようにしたい。
結論
スライドテーブルは、使いたいときに引き出し、必要のないときはしまっておけるというメリットがある。キッチンやデスクまわりに活用すると、効率よく作業することができる。DIYでスライドレールを使えば、欲しいところに簡単にスライドテーブルを作ることができるので、チャレンジしてみてはいかがだろう。