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芳名帳とは?手作りする方法と書き方を解説!

芳名帳とは?手作りする方法と書き方を解説!

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

鉛筆アイコン 2021年3月24日

結婚式や同窓会、パーティ、葬儀の際に名前や住所を記入する芳名帳。その役割や必要性に関して疑問をお持ちの方も多いのではないだろうか。近年では、芳名帳の種類やデザインも増えてきているため、選び方や書き方についても悩むことがあるかもしれない。当記事では、芳名帳の選び方や手作りする方法、そして正しい書き方について解説していく。芳名帳について知りたい方は、ぜひチェックしてみてほしい。

  

1. そもそも芳名帳とは?

芳名帳(ほうめいちょう)は、ゲストブックと呼ばれることもあり、結婚式や同窓会、パーティ、葬儀などの際、出席者を把握するために使う帳面のことをいう。芳名帳には、主に名前や住所、連絡先を記入するのが一般的だ。

役割と必要性

結婚式やパーティなどにおいて、芳名帳は不要ではないかという意見もあるが、出席者が記入することによって、主催者側でのチェックミスや記入漏れを防ぐことができる。さらに、ご祝儀に名前がないときや、出席者の名前に間違いがないかといった確認にも役立つ。とくに葬儀では、親族に余裕がないことも多い。葬儀後に参列者を確認するときや、香典返しにも必要になるのだ。

2. 芳名帳の上手な選び方

葬儀で使用される芳名帳は、一般的に葬儀会社が用意するため、ここでは結婚式や同窓会、パーティなどで使われる芳名帳について解説していく。形式的で堅いイメージだった芳名帳も、結婚式やカジュアルなパーティなどでは、デザイン性のあるユニークなものが増えてきた。単なるゲストの把握ではなく、思い出の品、記念品としての役割を強く持つようになったのだ。そのため、芳名帳によって、記入項目や書き方、デザインなどが大きく異なる。自分たちに適した芳名帳を見つけるための、上手な選び方を見ていこう。

縦書きと横書き

芳名帳というと、かつてはフォーマルな印象の縦書きが主流だった。しかし現代では、挙式の欧米化やカジュアルな1.5次会といったパーティも増え、横書きが増えてきている。招待客の年齢層や雰囲気に合わせて選ぶとよいだろう。

記入項目

芳名帳に記入する項目は名前、住所、連絡先が一般的だが、自分たちに必要な情報が記入できるものを選ぼう。ただし記入内容が多いとそれだけ時間がかかるため、受付での混雑が考えられることも意識しておきたい。

芳名帳のタイプ

芳名帳にもさまざまなタイプがある。ノートなら、新郎側と新婦側にそれぞれ1冊ずつ用意するのが基本だ。ただし招待客が多いと、それぞれに一人ずつしか記入できないため、時間がかかり混雑することがある。その点、バインダー式であれば、紙をはずして複数人が同時に記入でき、受付での混雑も防ぎやすい。さらに一冊のバインダーを用意し、新郎と新婦側に紙をわけ、後で一つにまとめることも可能だ。そのほか、近年は芳名カード(ゲストカード)も普及してきている。あらかじめ招待状に同封し、自宅で記入したカードを受付で手渡すだけで済むため、受付でもスムーズだ。人前で文字を書くことが苦手なゲストにとってもプレッシャーが少ないタイプといえる。ゆっくりと記入できるぶん、メッセージ欄などを設けることができる点も魅力だ。

3. 芳名帳を手作りしてみよう

芳名帳は手作りすることもできる。葬儀においても遺族が手作りすることがあるが、基本的には結婚式やカジュアルなパーティで使用する芳名帳を手作りする人が多いようだ。手作りなら費用を抑えながら、オリジナリティのある芳名帳ができるだろう。

芳名帳の作り方

お気に入りの台紙やバインダー、用紙を用意すれば、すぐに芳名帳ができる。用紙は無料のテンプレートをダウンロードすると、デザインに自信がなくても安心だ。デザインソフトなどで少しアレンジを加えたり、シールなどを使ってオリジナリティを出せば、さらに思い出に残る芳名帳ができるだろう。

ハートドロップスなら記念品にも

名前や住所を把握するための芳名帳だが、記念品としての意味合いが強いタイプも増えてきている。最近人気の「ハートドロップス」は、ウッドチップに名前やメッセージを記入してもらい、用意したボードに入れていくというもの。出席者の名前やメッセージとともに、自宅にそのまま飾ることができる点が魅力だ。

用意する物は、コルクボードと木製のフレーム、アクリル板、ウッドチップ。フレームに、ウッドチップが入る厚みの木枠を接着し、その上にアクリル板を接着していく。このとき、上部にチップを入れる開口部を作っておこう。あとは、好きな形のウッドチップを用意すれば完成だ。

4. 芳名帳の正しい書き方

いざというときにスムーズに記入できるよう、正しい芳名帳の書き方も知っておこう。葬儀の場合と、結婚式の場合にわけて解説していく。

葬儀での書き方

葬儀に個人で参列した場合は、芳名帳にフルネームと住所を記入する。会社関係者として参列する場合は、会社の所在地、会社名と所属先、フルネームを記入しよう。夫婦で参列する場合は、地域によっても異なるが、それぞれの名前を記入するのが一般的だ。住所はどちらか一方が代表して記入し、フルネームで名前を記入していこう。ただし芳名帳がカードタイプの場合は、夫婦であっても別々に記入する。また、事情があり代理で参列することもあるだろう。その場合は、受付で代理であることを明確にしておく必要がある。住所と名前は参列した代理人ではなく、代理を頼んだ人のものを記入し、名前の横に小さく「(代)」と書き入れておこう。

結婚式での書き方

夫婦や家族で参列する場合は代表者がフルネームを記入し、その横に家族の名前のみを記入していくとよい。ゲストカードの場合、返信ハガキなどと同じく、「お」や「御」というこちらに向けた敬語を二重線や「寿」の文字で消しておこう。また、お祝い事では、句読点は縁起が悪いといわれる。メッセージを記入するときは句読点を入れず、スペースで代用するとよい。また、ゲストカードはカジュアル度も高いため、自由にお祝いの気持ちを伝えられるアイテムだ。ただし、なにを書いてもよいわけではなく、忌み言葉や下品な表現は当然避けるべできある。マナーをしっかり守り、お祝いの気持ちが伝わる書き方をしよう。

結論

冠婚葬祭など、人が多く集まる場で使われる芳名帳。出席者のチェックミス、名前の間違いなどを防ぎ、さらにお返しの際にも役に立つアイテムだ。デザインや種類も豊富になってきているため、自分にあったものを上手に選ぼう。また、いざというときにスムーズに記入できるよう、正しい書き方も知っておくとよい。
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  • 更新日:

    2021年3月24日

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