1. 修正テープの上手な選び方

さまざまなメーカーからいろいろな修正テープが販売されており、どれを選んだらいいのか分からない方も多いだろう。そこで、修正テープを選ぶときのポイントを紹介しよう。
修正テープを引く方向を確認する
修正テープを引く方向は「縦引きタイプ」「横引きタイプ」「両引きタイプ」の3つに分かれる。修正テープの主流は「縦引きタイプ」で、このタイプは横引きもできるため汎用性が高い。迷ったときには縦引きタイプを選ぶといいだろう。
横書きのノートや原稿にしか修正テープを使わない場合には、横引きタイプが使いやすい。ただし、左利きの方は使いにくいので注意が必要だ。
両引きタイプは、さまざまな方向に対応した修正テープだ。とくに表やグラフの修正、左利きの方にはおすすめだ。
横書きのノートや原稿にしか修正テープを使わない場合には、横引きタイプが使いやすい。ただし、左利きの方は使いにくいので注意が必要だ。
両引きタイプは、さまざまな方向に対応した修正テープだ。とくに表やグラフの修正、左利きの方にはおすすめだ。
修正したい文字のサイズに合った幅
修正テープにはいろいろな幅がある。修正したい文字の大きさに合ったものを選ぼう。文字の大きさよりも小さい幅だと修正したい文字が隠れず、何度も重ねなくてはならない。逆に、文字の大きさよりも大きい幅だと周りの文字にまで修正テープがかぶって見えなくなってしまう。
フィット感のある形とサイズ
手に持ったときのフィット感も重要だ。修正テープを使うときには、修正面にしっかりと密着させなくてはならない。そのためには、ある程度の力が必要になる。サイズが小さすぎても大きすぎても力が入らない。ほどよい丸みのある修正テープで、手にフィットしたものを選ぶようにしよう。
カートリッジか使い捨てか
修正テープの中には、カートリッジタイプと使い捨てタイプがある。修正テープを頻繁に使うようならカートリッジタイプの方が長い目でみるとコスパがいい。ゴミの量も減らすことができる。
たるみ防止機能の有無
修正テープを使っていて、一番のストレスはテープのたるみという方も少なくない。実際、修正テープで最も多いのはテープがたるんで元に戻らなくなるトラブルだ。カートリッジタイプなら、ふたを開けて元に戻せるが、できれば外から簡単にたるみ防止できるタイプの修正テープを選びたい。
2. 修正テープのおすすめ3選

何となく会社の備品で使っていた修正テープ。実は修正テープは日々進化しており、格段に使いやすくなっている。そのような修正テープをピックアップしてみた。
トンボ鉛筆「MONO モノエアー 5mm」
ネーミングが示すように、今までの修正テープにはなかったくらいの軽さが特徴。今までの修正テープは使うたびに「カチカチ」と音がしていたが、この商品は「エアータッチシステム」という機能を搭載。抵抗なくスムーズにテープを引ける。
コンパクト設計なのに10m巻き、力を入れなくても紙面に密着するので、上書きしても削れにくく美しい仕上がりになる。今までの修正テープへのストレスを一気に解消してくれる商品だ。
コンパクト設計なのに10m巻き、力を入れなくても紙面に密着するので、上書きしても削れにくく美しい仕上がりになる。今までの修正テープへのストレスを一気に解消してくれる商品だ。
プラス「ホワイパープチ」
全長58mmとコンパクト設計の修正テープなので、ペンケースに入れての持ち運びも便利。小さいながらも6mの修正テープが搭載されている。ワンタッチ式で開閉が簡単なうえに、キャップ一体型なのでなくしてしまうこともない。ヘッドの可動域が広く、右からも左からも引ける2WAY仕様なので、文字を確認しながら正確に消せる。修正テープがよれにくいので、スムーズに上書きできて見た目もキレイな修正が可能だ。
トンボ鉛筆 「修正テープ MONO モノYX」
ビジネス書類の執筆など、横書きが多い方におすすめの修正テープだ。カートリッジタイプなので、使用頻度の高い場合にもおすすめだ。再生材を70%以上使用して、環境にも優しい製品となっている。
修正テープでありながら、ペンのように握れるので自然な感覚で修正ができるのがポイントだ。修正する場所がはっきりと見えるので、一度引くだけでキワまでしっかりと消し込んでくれる。
修正テープでありながら、ペンのように握れるので自然な感覚で修正ができるのがポイントだ。修正する場所がはっきりと見えるので、一度引くだけでキワまでしっかりと消し込んでくれる。
3. 修正テープの正しい使い方

いくら機能が優れた修正テープでも正しい使い方ができていないと、キレイに線が引けないことがある。修正テープの正しい使い方をマスターしよう。
修正テープと修正液を使い分ける
修正テープは比較的広い面を修正するのに適したアイテムだ。一方で修正液は、広い面よりもピンポイントで修正するときに適している。細かい修正は修正液、一行などの広い面の修正は修正テープと使い分けるのもポイントだ。
同じ力で引く
引くときには、修正テープに対して均一に圧力をかけることがポイントだ。軽い力で引いてしまうと修正テープが紙に密着できず、はがれてしまう原因となる。ある程度圧力をかけて密着させることがコツだ。
定規を使う
長い部分を修正するときには、定規を使うことも修正テープのテクニックのひとつだ。短い文章でも、どうしても曲がってしまう場合は、手首を行に対して平行移動させるように引くと曲がりにくくなる。
結論
修正テープは、学校やビジネスでも必需品だ。修正テープを選ぶときには、文字サイズに合った幅、フィット感のある形とサイズ、カートリッジの有無などを確認しよう。また、修正テープの使い方として、修正テープと紙が密着するように均等な力で引くこと。真っすぐに引きたいときには定規を使うといいだろう。