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暖房器具の種類と特徴を解説!それぞれのコスパとおすすめも紹介

暖房器具の種類と特徴を解説!それぞれのコスパとおすすめも紹介

投稿者:ライター ブルーナ明子 (ぶるーなあきこ)

監修者:インテリアコーディネーター 岸田邦華 (きしだくにか)

鉛筆アイコン 2021年3月 4日

寒い季節には冷えた身体や室内を暖めるために大活躍するのが暖房器具である。現在ではさまざまな種類が販売されており、購入を検討していてもどれを選ぶべきか悩む方もいるだろう。そこで今回は、暖房器具の種類とそれぞれの特徴、コスパやおすすめ製品について詳しく解説しよう。

  

1. 暖房器具の種類は意外と多い?

寒い季節に大活躍する暖房器具は、現在ではさまざまな種類が販売されている。そこでこちらでは、まず家庭で手軽に使用することのできる暖房器具の種類についてご紹介しよう。

オイルヒーター

電気でオイルを熱することで、室内をゆっくりと暖めることのできる暖房器具である。電気を使用するため、室内の空気を汚さないことや燃料の補充が不要な点が特徴といえる。欠点は、温まるまでに時間を要することと電気代が嵩みやすいという点になる。

パネルヒーター

電気でパネル内に内蔵されたヒーターを温め、輻射熱により部屋を暖める仕組みである。特徴は、電気を使用するため、室内の空気を汚さないことや燃料の補充が不要な点といえる。欠点は、輻射熱を利用する仕組みであるため空気を温めることができないことだ。広い部屋全体を暖めるには、パネルの面積が広いものや両面パネル、出力ワット数が大きいものを選ぶと速暖性が高まる。

石油ファンヒーター

燃料に石油を使用して発熱し、ファンにて温風を送り出す暖房器具である。ファンは電気で作動させるため、設置場所には電源の確保が必要になる。温風にて部屋全体を比較的短時間で暖めることができるのが特徴である。欠点は、室内の空気の乾燥が著しい点と点火時に石油独特のにおいを発する点があげられる。

石油ストーブ

燃料に石油を使用して発熱する暖房器具である。ファンはないため、作動中の音が静かであることに加えて空気の乾燥が少なく済む点が特徴になる。欠点は、石油の燃焼に伴って室内の空気が汚れるため、定期的に空気の入れ換えが必要になる点、火力ぼ微調整が難しい点があげられる。

ガスファンヒーター

燃料にガスを使用して発熱する暖房器具である。点火が素早く燃料のにおいがなく、燃料を補充する手間が不要である点が特徴になる。電気で作動するため、設置場所に電源を確保する必要がある点、燃料代のほかに電気代がかかるという点が欠点といえる。

電気ファンヒーター

電気を使用してセラミックなどの発熱体で作り出した熱を送風する暖房器具である。室内の空気を汚さずに、すぐに温風を出すことができる点が特徴になる。欠点は、部屋全体を暖めることは難しい点があげられる。

電気ストーブ

電気を使用してハロゲンやカーボンの発熱体で熱を作り出す暖房器具である。室内の空気を汚すことなく、素早く温めることができる点や持ち運びが可能なほど本体が軽量である点が特徴になる。欠点は、部屋全体を暖めるには時間を要する点である。

エアコン

エアコンは冷暖房の両方の機能が備えられているため、電気を使用することのできる環境であれば素早く広い範囲で室温の調整ができるのが大きな特徴である。また、小さな子どもがいる場合でも火傷などのけがの心配がない点も特徴といえるだろう。
欠点は、本体と合わせて室外機なども設置する必要がある点や室内の空気の乾燥が著しい点になる。

2. 暖房器具でコスパがいいのはどれ?

こちらでは、前章でご紹介した暖房器具の本体価格とランニングコストの目安についてご紹介しよう。モデルや使用環境によってランニングコストは変化するため、あくまでも目安として参考にしていただきたい。電気代は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の規定である27円/kWhにて、灯油代は1L80円と想定して計算したものである。

オイルヒーター

本体価格は、5千円前後から3万円前後のものまでサイズと価格が幅広い暖房器具である。電気代は、6畳タイプ式で1時間当たり8.8円が目安といわれている。

パネルヒーター

本体価格は、1万円未満から3万円を超えるものまで幅のある暖房器具である。電気代も、1時間当たり13.5円から27円と使用設定によって幅がある。

石油ファンヒーター

本体価格は、1万円前後からとやや高価な暖房器具である。ランニングコストは、いずれも中間に当たる火力で稼働した場合には、灯油代が1時間あたり約17.28円、電気代が約.0.43円となり、1時間あたりのランニングコストは約17.71円が目安になる。

石油ストーブ

本体価格は、6千円前後からと比較的安く購入できる暖房器具である。灯油代は、1時間あたり約17円が目安になる。ランニングコストは、エアコンに次いで優れているといわれている。

ガスファンヒーター

本体価格は、1万5千円ほどからと比較的高価な暖房器具である。ランニングコストは、1時間あたり約11円が目安となる。

電気ファンヒーター

本体価格は、4千円前後からと比較的安く購入できる暖房器具である。1時間あたりのランニングコストは、中間に当たる出力で約24.3円が目安となる。

電気ストーブ

本体価格は、3千円前後からと比較的安く購入できる暖房器具である。電気代は、1時間あたり最小約27円が目安になる。

エアコン

本体化価格は、暖房器具として使用できるものの中で最も高いといわれている。電気代は、1時間あたり最小約2.8円から最大約39円が目安になる。

3. 暖房器具のおすすめ3選

こちらでは、暖房器具のおすすめを燃料別に特徴と合わせてご紹介しよう。

山善「遠赤外線カーボンヒーター DC-S097」

こちらは、短時間で暖まる速暖タイプのカーボンヒーターである。特徴は、丈夫なスチールボディである点と自動首振り機能が備えられている点になる。本体も約3kgと軽量であるため持ち運びも容易にできるおすすめ製品である。

コロナ「石油ストーブSL-5119」

こちらは、コロナの対流型の石油ストーブである。特徴は、木造では13畳、コンクリート造では18畳の広い空間をしっかりと暖めることができる点になる。対震自動消火装置も備えられ、安心して使用できるおすすめの暖房器具だ。

リンナイ「ガスファンヒーターSRC-365E(都市ガス用)」

こちらは、都市ガス用のガスファンヒーターである。特徴は、急速暖房機能が搭載されており短時間で暖めることができる点と、エコ機能が備えられており効率よく室内を暖めることができる点になる。15分刻みのタイマー機能もあり機能性の高いおすすめ暖房器具である。

結論

今回は、暖房器具の種類とそれぞれの特徴、コスパやおすすめ製品について詳しく解説した。現在では、暖房器具にもさまざまな機能が備えられたものも多い。それぞれの特徴を比較し、用途や環境に最適な暖房器具を選ぼう。ぜひ、こちらの内容を参考にコスパにも注目し、節約しながら寒い冬を快適に過ごしてほしい。
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  • 更新日:

    2021年3月 4日

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