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消しゴムカバーの役割は?手作りする方法やちょっとした豆知識も紹介

消しゴムカバーの役割は?手作りする方法やちょっとした豆知識も紹介

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年9月21日

消しゴムにはなぜカバーがあるのか、ふと不思議に思うことはないだろうか?本稿ではその役割を解説するとともに、簡単にできる手作りの方法や、誰かに話したくなるちょっとした豆知識などを紹介する。普段意識することのない消しゴムカバーだが、実は意外な役割があるのだ。

  

1. 消しゴムカバーの役割

消しゴムにもいろいろな種類があるが、一般的に使われるのは「プラスチック消しゴム」である。そのプラスチック消しゴムには必ずといっていいほどカバーが付いているが、その役割について解説しよう。

ほかの製品にくっついてしまうのを防ぐため

プラスチック消しゴムの主原料は「塩化ビニル樹脂(プラスチック)」である。そのままでは硬くて使いにくいため可塑剤(かそざい)を加えて柔らかくしている。可塑剤が加えられたプラスチック消しゴムは、ほかのプラスチック製品と接触することで、そのプラスチックまで柔らかくしてしまう。プラスチック製の定規やトレイに置いておいた消しゴムがベッタリくっついたという経験はないだろうか?それこそが可塑剤の影響による現象だ。

消しゴムカバーをすることで、そのプラスチック消しゴムがほかのプラスチック製品に影響を及ぼすのを防いでいるのである。

消しゴムを「補強」して使いやすくするため

消しゴムカバーにはもうひとつ役割がある。そのままでは柔らかすぎて使いにくいため、消しゴムカバーをすることでたわみを補強し、使いやすくするというものだ。

2. 消しゴムカバーをカットする際の注意点

消しゴムが小さくなってくると、消しゴムカバーが邪魔になってくる。内側に折り込んだりカットしたりなど対処方法は人それぞれだが、カットする際はとくに切り込みに注意しよう。

消しゴムカバを切るときは「切り込み」に着目

トンボ鉛筆のブランド「MONO」のプラスチック消しゴムを例に解説しよう。消しゴムカバーの四隅をよく見るとU字に切り込みが入っていることに気がつく(同社では「Uカット」と呼んでいる)。実はこれにも理由がある。

プラスチック消しゴムは柔らかいため、力強くこするとたわんでカバーに食い込んでしまうことがある。何度も繰り返すことで消しゴムに亀裂が入り、折れたり切れたりして最後まで使い切れなくなってしまうこともある。それを防ぐために入れている切り込みがUカットというわけだ。

したがって消しゴムカバーをカットする際はUカットがない方をカットしよう。ほかのメーカーの消しゴムであっても、こうした工夫がなされているときは同様だ。

3. 消しゴムカバーを簡単に手作りする方法

消しゴムを使っているうちに消しゴムカバーがボロボロになることがある。あるいは消しゴムカバーを失くすこともあるだろう。そんなときはぜひ、消しゴムカバーの手作りにチャレンジしてみてはいかがだろうか?

テンプレをプリントアウトして消しゴムカバーを作る方法

「消しゴムカバー」で検索をすると専用のサイトを探すことができる。サイトにはたくさんの消しゴムカバーのテンプレが用意されているので、気に入ったデザインのものをダウンロードしよう。色や文字をアレンジしたいときは写真編集用のアプリを活用するとよい。

次にダウンロードした消しゴムカバーをプリントアウトする。やや厚みのある写真用紙を選ぶと発色などもキレイに仕上がる。ご家庭にプリンターがなければ、コンビニの複合機でもOKだ。プリントアウトしたらカッターなどで切り取って折り目を付け、消しゴムをはめ込む。最後に両面テープで固定すれば完成だ。四隅に切り込みを入れるのも忘れないようにしよう。

マスキングテープと厚紙で消しゴムカバーを作る方法

厚紙とお気に入りのデザインのマスキングテープを用意し、まずは厚紙を消しゴムに巻いておおよそのサイズに切る。このときのりしろの分も加えておくようにしよう。次に切った厚紙にマスキングテープを貼っていく。厚紙からはみ出たマスキングテープは、カットするのではなく内側に折り込んで処理すると仕上がりがキレイになるうえ、カバーが丈夫になる。最後に、のりしろを接着して四隅に切り込みを入れれば完成だ。

4. 消しゴムカバーや消しゴムに関するちょっとした豆知識

最後に、本当に「ちょっとした」程度のものだが豆知識を紹介しよう。

消しゴムカバーの正式な「呼び名」

消しゴムカバーには、英語で袖などを意味する「sleeve」という名称が付いている。消しゴムカバーで十分通じるが(むしろそのほうが伝わりやすいかもしれないが)、一応こうした名前があることも知っておこう。

消しゴムで鉛筆の文字が消える理由

鉛筆に使われている黒鉛の粒子が、紙の繊維の隙間に入り込むことで「文字」として見えるようになる。文字を消しゴムでこすると、黒鉛の粒子が消しゴム側にくっつき丸め込まれる。その結果、文字が消えたように見えるのだ。

結論

消しゴムカバーには、消しゴムがほかのプラスチック製品にくっついてしまうのを防ぐ役割や、消しゴムが折れたり亀裂が入ったりするのを防ぐ役割がある。そのため「ボロボロになったから」と消しゴムカバーを取ってしまうのはおすすめしない。それよりも、自分で消しゴムカバーを手作りするといったことにチャレンジしてみてはいかがだろうか?テンプレがあり簡単にできるので、ぜひ子どもと一緒に楽しみながら作ってみてほしい。
  • 公開日:

    2021年3月 8日

  • 更新日:

    2021年9月21日

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