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消しゴムカバーは必要なの?消しゴムカバーの上手な使い方と作り方

消しゴムカバーは必要なの?消しゴムカバーの上手な使い方と作り方

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

2021年3月 8日

文房具のなかでも筆箱に必ず入っているのが消しゴムだ。ほとんどのプラスチック消しゴムにはカバーが付いている。小学生の頃はすぐに失くしてしまい「カバーなんかなくてもいい」とそのまま使っていたものだ。実は消しゴムカバーには、大切な必要性があることをご存じだろうか。消しゴムカバーの秘密と消しゴムカバーの作り方を紹介しよう。

  

1. 消しゴムにカバーをする意味とは?

消しゴムにはいろいろな種類があるが、一般的に鉛筆の跡を消すのにはプラスチック消しゴムが使われることが多い。プラスチック消しゴムには、必ずカバーが付いているが、このカバーは重要な役割を担っている。

プラスチック消しゴムとは

消しゴムの種類にはプラスチック消しゴムの他にも「砂消しゴム」や「練り消しゴム」「天然ゴムの消しゴム」がある。これらの消しゴムにはケースが付いていないことの方が多い。なぜプラスチック消しゴムだけにカバーが付いているのだろう。

それは、プラスチック消しゴムの材料に理由がある。プラスチック消しゴムの原料は「塩化ビニル樹脂」つまりプラスチックだ。しかし、この原料はそのままでは硬くて消しゴムのような柔らかさは出ない。そこで加えられるのが「可塑剤(かそざい)」だ。

消しゴムカバーの役割

可塑剤を加えられたプラスチック消しゴムは、他のプラスチック製品と接触することで、そのプラスチックまで柔らかくしてしまう。プラスチック製の定規やトレイに置いておいた消しゴムがベッタリくっついていたという経験はないだろうか。これは消しゴムの成分である可塑剤の影響による現象だ。

このように、プラスチック消しゴムが他のプラスチック製品に影響を及ぼさないために、カバーをわざわざ付けて保護しているのだ。

2. 消しゴムが小さくなったらカバーを切るべき?

さて、消しゴムカバーの必要性がわかったところで、もうひとつカバーの役割を紹介しておこう。

消しゴムカバーの切り込みの役割

消しゴムのカバーをよく見てみよう。消しゴムのカバーの四隅には、切り込みが入っているはずだ。メーカーによっては「U」字に切り込みが入っている。この切り込みこそが消しゴムを長持ちさせるのに役立っているものだ。

プラスチック消しゴムは、柔らかい。思いきりゴシゴシと擦ると、たわんで消しゴムカバーに食い込んでしまう。これを何度も繰り返していると、次第に消しゴムに亀裂が入り、最後には消しゴムが折れたり、切れたりしてしまう。それを防ぐために切り込みをわざわざ入れているのだ。

消しゴムカバーを切るときには注意を

消しゴムは、使っているうちにどんどん小さくなっていく。消しゴムカバーが文字を消すときに邪魔になってしまうので、短く切って調整しなくてはならない。消しゴムカバーを切るときには、Uカットがない方を切るようにしよう。上から切るのではなく、お尻の方から消しゴムカバーを切っていく。もし、間違ってUカット部分を切ってしまったら、自分で切り込みを入れておくことで、消しゴムを保護することができる。

3. 手作り消しゴムカバーの作り方

消しゴムを使っているうちに、消しゴムカバーがボロボロになってしまうことがある。また、子どもは消しゴムカバーをよく失くす。そんな場合は、手作り消しゴムカバーを作ってしまおう。好きなアイドルやキャラクターなどのオリジナルの消しゴムカバーを作れば、子どもも大喜びだ。

パソコンからプリントアウトして消しゴムカバーを作る方法

「消しゴムカバー」で検索をすると専用のサイトを探すことができる。サイトには、たくさんの消しゴムカバーの雛形が用意されているので、まず気に入ったデザインをダウンロードする。

雛形をもとに、色や文字などをアレンジする場合には「PicsArt」や「LINE Camera」といった無料のアプリを活用するといい。

次に、ダウンロードした消しゴムカバーをプリントアウトする。プリントアウトする場合には、厚みのある写真用紙にすることだ。発色もキレイに仕上がる。コンビニのプリンターでも利用できるので、事前にアプリをダウンロードしておこう。

プリントアウトできたら、カッターで切り取って折り目を付け、消しゴムにはめ込む。うまくはめ込むことができたら、最後に両面テープで固定して完成だ。四隅に切り込みを入れるのも忘れずに。

マスキングテープを使って消しゴムカバーを作る方法

用意するのは、お気に入りのデザインのマスキングテープと厚紙だけだ。

まず、厚紙を消しゴムにぐるりと巻いておおよそのサイズに切る。このとき、ノリシロ分も加えておくことを忘れないようにしよう。切った厚紙にマスキングテープを貼っていく。厚紙からはみ出たマスキングテープは、カットするのではなく内側に折り込んで処理する。こうすると、仕上がりがキレイになるだけでなくカバーが丈夫になる。ノリシロを接着し、最後に消しゴムカバーの四隅にVカットの切り込みを入れたら完成だ。

結論

消しゴムのカバーには、ほかのプラスチック製品を可塑剤から守るという役目と、消しゴムが折れるのを防ぐ役目がある。そのため「ボロボロになったから」といって、消しゴムカバーを取ってしまうのは得策ではない。取るのなら、新たに自分で消しゴムカバーを作ってしまおう。マスキングテープやネットの雛形を使えば、簡単にオリジナルの消しゴムカバーを作ることができる。簡単なので子どもと一緒に作ってみてはいかがだろう。
  • 更新日:

    2021年3月 8日

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