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色鉛筆の種類に注目!色の数や硬さの違いについて徹底解説

色鉛筆の種類に注目!色の数や硬さの違いについて徹底解説

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン 2021年3月 2日

色鉛筆の種類は豊富でさまざまな商品が発売されている。自分が使いやすい色鉛筆を選ぶためには、種類を把握しておくことが重要だ。この記事では色鉛筆の種類を用途と色、硬さに分けて紹介する。色の数が最大の色鉛筆についても紹介するので、ぜひチェックしてほしい。

  

1. 色鉛筆の種類や特徴【用途編】

色鉛筆の種類は「油性色鉛筆」と「水彩色鉛筆」に分かれる。それぞれ適した用途が異なるので、購入する前に特徴を確認しておこう。

油性色鉛筆

油性色鉛筆の特徴は発色のよさと使いやすさだ。お子さんのお絵かきから本格的な絵まで、さまざまな用途で活用できる。原料がワックスと顔料なので水に溶ける心配がなく、絵の具などと併用できるのが特徴だ。商品の種類が多く誰でも簡単に扱えるので、お子さんや初心者の方は油性色鉛筆を選ぼう。

水彩色鉛筆

水彩色鉛筆は水溶性の原料を使用しているので水に溶かせる。ぼかしたり色を混ぜたりできるため、水彩画のような表現ができるだろう。水筆でなでることで美しいグラデーションを描くこともできる。ただし、水彩色鉛筆は使いこなすのが難しい種類の色鉛筆だ。テクニックが必要なので上級者向けとされている。

2. 色鉛筆の種類や特徴【色編】

色鉛筆を選ぶときには色の種類にも注目しよう。色鉛筆のセットについて数や選び方を説明する。

色の数に注目

色鉛筆はセットで販売していることが多い。基本的な色が揃った「12色」、白や灰色などが入った「24色」、さらに充実した「36色」などの種類が一般的だ。さらに100色以上の色鉛筆を揃えた商品も存在する。カラーバリエーションが多くなれば、その分表現できる幅が広がるだろう。

何色セットがおすすめ?

大人が使用する色鉛筆を選ぶなら、必要な色が一通り揃う36色がおすすめだ。36色以上になるとさばりやすく、使わない色も増えるので初心者は避けたほうがよいだろう。少ない種類の色鉛筆から始めて、必要な色を少しずつ追加していくといった方法もある。また、小さなお子さん用や持ち運び用なら12色や24色でも十分だ。

3. 色鉛筆の種類や特徴【硬さ編】

色鉛筆の硬さは硬質と中硬質、軟質の3種類に分けられる。それぞれの特徴と適した用途について解説しよう。

硬質

色鉛筆の中で最も硬い種類だ。細く繊細な線を描くことができるため、細かい部分を仕上げるのに向いている。広い範囲に塗りにくく、軟質と比較すると発色もやや悪い。また、水彩鉛筆の場合は、水に溶けにくく線が残りやすいといった特徴がある。

中硬質

硬質と軟質、両方の性質があるのでバランスがよく使いやすい。水彩色鉛筆の場合は、硬質よりも溶けやすいため、適度に色鉛筆のタッチを残すことができるだろう。

軟質

最も柔らかい種類の色鉛筆で、伸びのよさと発色の鮮やかさが特徴だ。描くよりも塗ることに適しており、広い範囲にもキレイに伸びる。柔らかな風合いを表現したいときにおすすめだ。軟質の水彩鉛筆は最も水に溶けやすいため、より水彩画に近い表現ができる。

4. 色鉛筆の色の種類の最大は?

72色や120色、160色などのさまざまな種類の色鉛筆があるが、最大は500色だ。「500色の色えんぴつTOKYOSEEDS」について紹介しよう。

500色の色鉛筆とは?

日本の通信販売会社「フェリシモ」から発売したオリジナルの商品だ。「500色の色えんぴつTOKYOSEEDS」という商品で、名前の通りに500種類の色鉛筆が揃う。

定期便で色鉛筆が毎月少しずつ届く仕組みだ。顔料を細かく調合することで500色を表現しており、繊細な色の違いを楽しめる。500色すべてが日本製で、心地よい塗り心地や発色のよさにもこだわった特別な色鉛筆だ。

25のテーマと500の名前

500色の色鉛筆は25種類のテーマで分類されている。「旅への渇望」「愛」「トロピカル」など、テーマによって違った個性を楽しめるのが魅力だ。さらに1色ずつ、日本名と英名でユニークな名前がついている。

「春咲きアジサイの香水色」「窓の外を眺めるロイヤルプリンスの退屈色」「ミントの香りが気分を変える、爽やかなひと息色」「恋のかけひきはほろ苦ほろ甘スパイラル色」など、多彩な色と名前を楽しめるだろう。1色ずつ確かめればお気に入りの色が見つかるはずだ。

結論

自分に合った色鉛筆を選びたいなら、まずは種類に注目してほしい。油性色鉛筆と水彩色鉛筆、色の数、硬さの違いについて、チェックしておくことが重要だ。用途や描きたい絵をハッキリさせたうえで、自分にピッタリの色鉛筆を見つけてほしい。また、色の種類は最大で500色だ。繊細で豊かな色彩を楽しめる色鉛筆なので、興味がある方はぜひチェックしよう。
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  • 公開日:

    2021年3月 1日

  • 更新日:

    2021年3月 2日

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