1. ホチキスの針の種類や選び方

ホチキスの針には種類があるので、用途によって使い分けるのがおすすめだ。「サイズ」「材質」「カラー」の違いと、選び方のポイントについて紹介しよう。
材質
ホチキスの材質は強度が高い「金属製」が一般的だ。金属製の針は貫通力が高く、紙の枚数が多くても留めやすい。しかし、指に刺ったり誤飲したりすると危険なので、お子さんがいるご家庭で使うときは注意が必要だ。安全性が高い「紙製」の針なら、小さなお子さんでも使いやすい。金属製と比較すると強度は劣るが、怪我のリスクを防げるだろう。また、針が白く留めたときに目立ちにくいのもメリットだ。
サイズ
一般的なホチキス針は10号が多い。ハンディタイプの小型ホチキスを使用するなら10号針を選ぼう。また、会社などで使用する大型や中型のホチキスには、サイズが大きな3号を使用する。足が長いホッチキスほど対応する枚数が増えるので選び方の参考にしよう。使っているホチキスに対応するサイズや留められる枚数を確認してから、針を選んでほしい。
カラー
ホチキスの針はシルバーが一般的だが、カラフルな色がついたタイプもある。自宅用に好きなカラーの針を用意すれば、いつもの作業も楽しくなるだろう。子どものプリントを留めたり、旅行用のしおりを自作したりといった用途にも活用できる。また、違うカラーの針を複数用意して分類に使えば、紙類が増えても整理がしやすいだろう。
2. ホチキスの針の上手な入れ方

ホチキスの針は補充が必要なので、正しい入れ方を確認しておこう。ハンディタイプの小型ホチキスは、上部のハンドルが開く仕組みになっている。詳しい針の入れ方は以下の通りだ。
1.ホチキスの部分を押さえたらハンドルを上に引き上げて開ける
2.開けた部分(マガジン)に針を入れる
3.針が浮き上がってないことを確認してハンドルを元に戻す
ただし、カートリッジごと針を交換するタイプなど、一部のホチキスは針の入れ方が異なる。商品の種類によって入れ方に違いがあるので、説明書を読むか公式ホームページで確認してほしい。
1.ホチキスの部分を押さえたらハンドルを上に引き上げて開ける
2.開けた部分(マガジン)に針を入れる
3.針が浮き上がってないことを確認してハンドルを元に戻す
ただし、カートリッジごと針を交換するタイプなど、一部のホチキスは針の入れ方が異なる。商品の種類によって入れ方に違いがあるので、説明書を読むか公式ホームページで確認してほしい。
3. ホチキスの針をきれいに取る方法

ホチキスの針を外したいときは、正しい方法で取らないと紙を傷める。キレイに外すための基礎知識をまとめたので、ぜひ参考にしてほしい。
ホチキスの後ろをチェック
まずは使用しているホチキスの後ろをチェックしてみよう。薄いヘラのようなリムーバーがついていれば、それを使って針を外せる。留めた針の下にリムーバーを差し込んだら上に引き上げるだけだ。針が飛ぶことがあるので力の入れすぎには気をつけよう。リムーバーがついていないホチキスの場合は、専用のアイテムを活用してほしい。
専用リムーバーがおすすめ
針をキレイに取りたいなら、ホチキスリムーバーがおすすめだ。ホチキスについているリムーバーより使いやすく、紙を破ったり針が飛んだりする心配が少ない。紙の上を滑らせて使うコンパクトなスライドタイプ、力を入れずに針を外せるハンドルタイプの2種類がある。対応している針のサイズは商品によって異なるので、確認してから選ぼう。
4. ホチキスの針の正しい捨て方

ホチキスの針は正しい方法で捨てよう。未使用と使用済みの針について、それぞれ正しい捨て方を説明する。
未使用の針は不燃ゴミ
金属であるホチキスの針は不燃ゴミとして捨てるのが一般的だ。専用の袋に入れてから、指定の曜日にゴミ捨て場に出そう。ただし、捨て方のルールは自治体によって異なるので注意が必要だ。たとえば、神奈川県横須賀市では「缶以外の金属として集団資源回収に出す」となっている(※1)。自治体のホームページなどで正しい捨て方を確認しておこう。
使用済みはそのまま捨てられる?
紙に留めたホチキスはそのまま捨てられる。ホチキス針の箱の裏面に「ホチキス針は古紙再生工程で支障ありません」と記載しているメーカーもあるため、わざわざ外す必要はない。ただし、一部のリサイクル業者には金属を除去する装置がなく、取り除くための手間がかかるケースもある。業者の負担を軽減するためにも、針と紙はなるべく分別して捨ててほしい。
結論
ホチキス針の材質やサイズ、カラーは商品によって異なる。使用しているホチキスや用途に合った商品を選ぼう。また、ホチキスを使うための基礎知識として、針の上手な入れ方やとり方もチェックしておきたい。頻繁にホチキスを使用するなら、専用リムーバーを用意しておくと便利だ。捨て方についても紹介したので、こちらも併せて確認しておこう。