1. ぺン先のタイプ別に蛍光ペンをチェック!

蛍光ペンのペン先には主に4つの種類がある。それぞれの種類ごとの特徴を解説する。
ノーマルタイプ
ノーマルタイプとは、昔からなじみのある角ばっていて先端が斜めにカットされたペン先だ。ノーマルタイプは色のバリエーションが多い。色にこだわりたい方は、ノーマルタイプを選ぶとよいだろう。
透明窓タイプ
透明窓タイプは、ペン先が透明になっていて場所を確認しながらラインを引ける。まっすぐキレイに線を引けるので、細かい文字で書かれている参考書での学習などにとくに適している。
樹脂コートタイプ
樹脂コートタイプは、樹脂でペン先がコーティングされていて耐久性に優れた蛍光ペンだ。蛍光ペンを使っているうちにペン先が潰れてしまったという経験のある方は、こちらのタイプを試してみよう。
筆ペンタイプ
筆ペンタイプは、蛍光ペンで一般的な斜めにカットされたペン先ではなく、筆ペンのように柔らかい。力の入れ加減でラインの太さを変えられる。ラインを引くだけでなく、文字や絵をかきたいときはこちらのタイプがおすすめだ。
2. 意外と斬新!蛍光ペンの新機能がすごい?

昔から変わらないイメージのある蛍光ペンだが、実はどんどん進化している。蛍光ペンの新機能を紹介する。
速乾性
蛍光ペンを使ったあと、ノートや参考書を閉じたら反対側のページにインクが移ってしまったという経験はないだろうか?速乾性のある蛍光ペンを使えば、インクが乾くまで待つ必要がない。速乾性の蛍光ペンは滲みにくいのも魅力の1つだ。
フリクション
フリクションとは、ラバー部分で擦ると書いた文字や線を消せる機能だ。温度が高くなると無色になる特殊なインクを使っていて、何度でも書き直すことができる。変更の多いスケジュール管理などで使うと便利だろう。
ノック式
ノック式は、ボールペンなどに採用されていることの多い機能だ。ペンの上部を押すとペン先の出し入れができるので、ふたが必要ない。ふたを失くしがちな方にはノック式がおすすめだ。
詰め替え式
一般的な蛍光ペンはインクがなくなったら使い捨てにするしかないが、詰め替え式はインクを補充したりカートリッジを交換したりすれば半永久的に使用できる。環境に優しいエコな蛍光ペンとして、近年人気が高まっている。
3. 各メーカー人気の蛍光ペン・シリーズを紹介

メーカーによって蛍光ペンの個性は異なる。各メーカーが注力している蛍光ペンのシリーズを紹介する。
ゼブラ「マイルドライナー」
こちらは、従来のものよりも優しい色合いが人気の蛍光ペンだ。従来の蛍光ペンの色合いが強すぎて苦手だという方にも使いやすく、25色展開なので好みの色を選べる。太めと細めという2種類のペン先が両端に付いているツインタイプで、用途によって太さを変えられるのもメリットだ。
三菱鉛筆「プロパス・ウインドウ」
こちらの蛍光ペンは、ペン先に透明窓が付いていてキレイにラインを引ける。基本の蛍光カラー5色に優しい色合いの5色が追加されて、カラーバリエーションが豊富になった。
パイロット「フリクションライト」
こちらは、付属のラバーで擦ると消せるフリクション機能が付いている蛍光ペンだ。消しゴムのように消しカスが出ず、消え残りも少ないのでノートもキレイに残せる。フリクションタイプでは珍しい、ナチュラルカラーのバリエーションも増えている。
4. 蛍光ペンのカッコイイ使用法と注意する点

蛍光ペンをビジネスシーンでも活用する方法を紹介する。また、蛍光ペンがシャツなどに付いてしまったときの対処法も解説する。
蛍光ペンはビジネスシーンでも活躍する
蛍光ペンといえば、受験勉強などで使用するイメージが強く、社会人になってから使う機会が減った方がいるかもしれない。だが、最近グレーの蛍光ペンがビジネスマンを中心に流行っている。タスクや予定を管理するときに、完了したものや延期になったものにグレーのラインを引く。二重線などで消すと文字が読みにくいが、グレーの蛍光ペンなら消した後も見直しやすい。
蛍光ペンが衣類に付いたときの対処法
蛍光ペンを使っているときに、誤って衣類にインクが付着してしまうことがある。なるべく早くに浸け置き洗いをすれば、蛍光ペンの汚れは落ちやすい。次の手順でしみ抜きを行おう。
- 洗面器にお湯を溜めて、そこに衣類用の液体洗剤を溶かす
- 蛍光ペンのシミが付いた衣類を浸し、30分ほど放置する
- 薄くなったシミを固形石鹸で擦り洗いする
- ほかの洗濯物と一緒に、洗濯機に入れて洗う
- 一度でシミを落とし切れなかった場合も、何度か繰り返していると薄くなる
結論
蛍光ペンの種類や選び方について解説した。学生の頃にお世話になった蛍光ペンだが、社会人になってから使う機会が減ったという方もいるだろう。だが、蛍光ペンは擦って消せるものが登場したりカラーバリエーションが増えたりとどんどん進化している。ビジネスシーンでもタスク管理などに便利なので、ぜひ使いやすい機能や色の蛍光ペンを探してみよう。