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サルビアの育て方を解説!種まきの仕方や育て方のコツを知ろう!

サルビアの育て方を解説!種まきの仕方や育て方のコツを知ろう!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年3月16日

鮮やかな赤色をはじめ、青色や黄色などさまざまな花色が楽しめるサルビア。初夏から秋にかけてキレイな花を咲かせ、花壇に植える花としても人気が高い。育てやすさから苗を植えるのではなく種から育てる方も多い。そこで今回は、サルビアの上手な育て方のポイント、種まきの時期や仕方などを解説する。これからガーデニングに挑戦する方は、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. サルビアの育て方!種まきはいつ?

サルビアは比較的育て方の簡単な植物である。まずはサルビアの種をまく時期を知っておこう。種まきから定植までの育て方も併せて紹介する。

種まきの時期はいつ?

種まきの時期は4月下旬から5月上旬である。気温は25度から30度が望ましく気温が上がらないとなかなか発芽しないため、気温をみながら種まきする時期を調節しよう。

種まきの方法

種まきには育苗トレーと育苗培土を使うと初心者でも育てやすい。育苗トレーに種をまき、種が隠れるくらい薄く土をかぶせる。サルビアの種は発芽に光が必要なため、種に土をしっかりかぶせてしまうと、発芽できなくなるので気をつけてほしい。種まき後は発芽するまで底面給水で乾燥させないよう育て方に注意しよう。

発芽後から定植まで

サルビアの種は1週間から10日ほどで発芽する。発芽後は水やりを少し控えめにして日光に当てるようにしよう。さらに週に1回液体肥料を与えると生育がよくなる。徒長した苗を間引きしながら、本葉が2から3枚になったらポットに植え付ける。そして本葉が6から7枚になり、ポットに根が十分に回ったら鉢やプランター、花壇に定植しよう。

2. サルビアの育て方のコツ

サルビアの基本的な育て方は水や肥料をきっちり与えることである。さらに花がら摘みや切り戻しをすれば、より長くキレイな花を楽しめる。サルビアの育て方のコツを解説する。

水やり

サルビアは乾燥に弱いため、水は土の表面が乾いてからたっぷり与える。ただし、乾燥に弱いといっても水の与え過ぎには注意が必要。根腐れを起こして枯れてしまうこともある。そのようにならないためにも、土の表面を確認してから水を与えることが大切だ。

肥料

サルビアは開花期間が長いため定期的に肥料を与えることで、よく花が咲き長い間花を楽しめる。ただし、真夏の間は肥料の必要はない。月に1回緩効性肥料、もしくは月に3回液体肥料を与えよう。初心者の方にはゆっくり長く効く緩効性肥料がおすすめだ。

花がら摘み

咲き終わっても散らずに残っている花はこまめに摘みとろう。残った花をそのままにしておくと、新しく咲く花に栄養が回らなかったり、花付きが悪くなり株が弱ったりすることがある。花がら摘みは花をキレイに長く保つ育て方に欠かせないものだ。

切り戻し

切り戻しは弱った株を若返らせる技術である。サルビアは8月ごろ、株を全体的に半分くらいに切って切り戻しをしよう。切ったところから元気のよい脇芽が出てくる。切り戻しでうまく夏を越せれば、秋にまたキレイな花が楽しめるだろう。

3. サルビアの育て方の注意点

育て方の注意点を知れば、自然に育て方も変わってくるだろう。ここでは、サルビアの育て方の注意点を解説する。

つきやすい害虫とは

サルビアを育てる際はヨトウムシに注意してほしい。ヨトウムシは葉や茎部分を食べる害虫で、昼間は土の中に隠れ、夜になると活動するため見つけづらく厄介だ。1度にたくさん産卵するので、放っておくと大量発生する可能性がある。こまめに葉を確認し、見つけたら葉ごと取り除くようにしよう。ほかには、乾燥する時期になるとハダニが発生することがある。初期のうちに薬剤散布するか葉水で防除しよう。また、花が咲くころにはアブラムシも気をつけなければいけない。防除には農薬散布が効果的だ。葉の裏にも薬剤がかかるように散布する。

かかりやすい病気

サルビアは病気に強い植物で、病気にかかることは比較的少ない。ただし、風通しのよくない場所で育てると「うどんこ病」になることがある。風通しのよい場所で育てることが一番の予防になる。

水を与えすぎに注意

水の与えすぎは根腐れの原因になる。土の表面が乾いていたら水を与えるようにしよう。また、水やりは涼しい朝の時間帯に行うのが最適だ。昼間だと土の温度が高いため、根腐れを起こしやすくなるからだ。

半日陰で育てよう

サルビアは日当たりのよい環境を好むが、1日で数時間だけ日光に当たる半日陰で育てよう。なぜなら、夏場の直射日光には弱いからだ。また高温多湿も苦手なので、風通しのよい場所での管理が必要である。

結論

サルビアの育て方を解説した。サルビアは種からでも育てやすい植物である。苗からよりも種から育てればより愛着も湧くだろう。開花期間も長く、初夏から秋にかけてキレイな花が楽しめる。秋にキレイな花を咲かすためには、上手く夏を越せるかがポイントである。花がら摘みや切り戻しをきっちり行っていこう。
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  • 更新日:

    2021年3月16日

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