1. 賞状のオシャレな飾り方のコツ
子どもの貰ってきた賞状を思い出の品として飾りたいとき、まず思いつくのは賞状用の額縁ではないだろうか。しかしものによっては重厚感があり、大げさに感じることも。家のインテリアから浮いてしまい、馴染みにくいものは使いづらい。では、どのように飾ればオシャレに見えるのか、コツを見ていこう。
色と素材を合わせる
賞状のオシャレな飾り方のコツで重要なのは、家の中の色や素材と調和させることだ。たとえば、賞状を飾るフレームの色と床や壁、家具の色を同色系にすると、かなり統一感が出て馴染みやすい。ほかにも、温かみを感じさせるナチュラルなインテリアなら、木製フレームが合わせやすいだろう。また、同じ木製フレームであっても、色合いや作りによってはシックな雰囲気にもなる。色、素材を意識して選んでみよう。
賞状がカラフルなときは白黒コピー
賞状そのものがカラフルで浮いてしまうのであれば、あえて白黒コピーをしてシンプルにする飾り方もおすすめだ。この方法は、現物を大切に収納しておけるのがメリット。コピーが汚れ、劣化しても気にならず、また元の賞状をコピーしてキレイなものを飾ることができるのである。
安全性にも配慮しよう
賞状を飾る際に使用するアイテムによって、材質が異なる。ガラスや重さのあるもの、画鋲などは、何かの折に外れてしまうと、割れたり刺さったりする危険もある。小さい子どものいる家庭ではとくに、思いがけない怪我につながらないよう、安全性にも配慮した飾り方をしよう。
2. 賞状の上手な飾り方
続いて、賞状のおすすめの飾り方を、具体的に紹介していく。飾り方が思いつかないときや、アイデアがほしいときの参考にしてほしい。
縮小コピーでサイズ調整
飾りたい賞状が多いときや、そのままのサイズで飾ると大きすぎる場合は、縮小コピーが便利。小さくしたものを飾れば、スペースもとりづらく、現物も収納して保管ができる。飾っておいたコピーが劣化してしまったときは、気軽に取り替えよう。
100均のフレームに入れて
ダイソーやセリアなどの100均では、近年DIY用品も増えている。写真やポスターなどを入れられるフレームも、さまざまなサイズ、色の商品が店頭に並んでいるはずだ。それらを活用すると、コストがあまりかからないというメリットがある。同じカラーやデザインで揃えれば、サイズが異なる場合も統一感が出て、オシャレに見えるのも嬉しいポイント。飾り方としては非常にシンプルなため、気軽に取り入れやすい方法だ。
ワイヤーとクリップで吊るして
壁面に設置したワイヤーや紐に、クリップで賞状を挟む飾り方。写真で同様のインテリアを楽しんでいる方も多いのではないだろうか。縮小コピーした賞状に加え、記念の絵、写真なども一緒に吊るせばさらに華やかな印象になる。
設置した掲示スペースに貼り付けて
ホワイトボードなど壁面に掲示スペースを設け、賞状を自由に貼っていく方法。ほかにも工作したものや描いた絵など、子どもの記念や思い出を一か所に集めてみよう。さまざまな種類、色、サイズのものを貼った場合でも、一か所に集めるだけでまとまりが出るためおすすめだ。
3. 賃貸でも大丈夫!壁を傷つけない賞状の飾り方
マスキングテープ
オシャレでかわいい文具としてのイメージが強いマスキングテープだが、もとは塗装などの際に使用される保護用のテープである。塗装箇所以外を保護する目的で使うもののため、貼った場所からキレイに剥がせるのだ。まず、賞状そのものをマスキングテープテープで壁にとめておく。そして賞状の周りをマスキングテープで四角く囲み、フレームを再現しよう。ポイントは、テープが歪まないよう真っすぐと貼り付け、角もキレイにそろえること。無地のテープならインテリアにも馴染みやすく、すぐに取り入れられる面白いアイデアとなっている。
穴が目立たないニンジャピン
跡が目立ってしまう画鋲は賃貸では使いづらいもの。そこで、穴が目立たないニンジャピンを使ってみよう。ニンジャピンは、特殊なピンの形状で穴が非常に目立ちづらい画期的な画鋲。直接賞状を壁に貼るシンプルな飾り方を取り入れたいときに、便利なおすすめのアイテムだ。
粘着フック・粘着テープ
粘着フックやテープも、剥がした跡が残るものは賃貸では使えない。しかし、粘着フックの中には、強く接着してもキレイに剥がせる便利な商品がある。そういったフックやテープを使えば、賞状を入れたフレームを壁にかけて飾ることが可能だ。ピンが刺せないコンクリート壁でも飾り方のバリエーションが増え、おすすめである。ただし、耐荷重をよく確認したうえで、安全に活用しよう。
結論
子どもの頑張った証でもある賞状は、記念にキレイに飾っておきたいものである。しかし、重厚感のある額縁ではインテリアから浮いてしまい、大げさな印象になることも。そのような場合には、100均などで手に入るフレームやクリップを使って飾ってみよう。ほかにも賃貸の壁に飾るためのアイテムが多数販売されているため、活用してみるのもおすすめだ。