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漏電の原因はどこにある?漏電している場所の調査と予防方法とは

漏電の原因はどこにある?漏電している場所の調査と予防方法とは

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

鉛筆アイコン 2021年3月 9日

電気は、私たちの生活を豊かで便利なものにしてくれる。同時に、扱い方を間違えると感電や火災などの可能性もあり、危険と隣り合わせといっていいだろう。日常生活で、電気の最も危険な状態が漏電だ。漏電の原因はひとつではない。原因を知ることで、電気の危険から命や財産を守ることができる。安心・安全な生活を送るためにも、漏電のことを知っておこう。

  

1. 漏電が起こる原因とは?

ひとくちに漏電といっても、その原因にはさまざまなものがある。心当たりがあれば、早急に改善する必要がある。

電化製品や絶縁体の劣化が原因の漏電

漏電の多くは、電化製品やコードなどに使われている絶縁体の劣化が原因とされている。電化製品の種類や使用年数、使用頻度などによって違ってくるが、購入から5年以上経過した電化製品に関しては、いつ漏電が起こってもおかしくない。そのような状態と認識し、メンテナンスや買い替えを検討しよう。

家屋の老朽化が原因の漏電

屋根や外壁が老朽化することで、雨漏りが発生する。雨漏りが電気ケーブルに影響を与えて漏電の原因となることも少なくない。もし、雨が降るとたびたび停電するという場合には、漏電を疑うべきだろう。また、水回りの老朽化で水漏れすると食器乾燥機や浴室乾燥機などに影響して漏電の原因となる。

タコ足配線が原因の漏電

使う家電に比べてコンセントが少ない場合、電源タップを使った配線はとても便利だ。しかし、ひとつのコンセントに流せる電流の量は最大で15アンペア(1500ワット)と決められている。1台の電源タップでそれ以上の電流を使うと漏電の原因となる。電源タップを使う場合には、タコ足配線は避け、電源タップの最大電圧量以下にするようにすることだ。

トラッキング現象が原因の漏電

コンセントプラグがしっかりとコンセントの中にはまっていないと、そこにわずかながら隙間ができてしまう。その隙間にホコリがたまり、さらに空気中の水分を吸収することが原因で漏電してしまう。これをトラッキング現象と呼ぶ。トラッキング現象が厄介なのは、漏れる電気がほんのわずかだということだ。漏電ブレーカーが作動せず、火災を起こしてしまう危険性がある。

2. 漏電の原因の調査方法

漏電の原因がわからない場合、どのように調査をすればいいのだろう。漏電の原因となっている場所の特定方法を紹介しよう。

電気使用量が大幅に増えた

今月の電気料金を見てびっくり、こんなに使った覚えがないのに電気料金が大幅に増えたという場合、漏電が原因かもしれない。電気の使用量は、各電力会社のホームページに記載されており、月ごと、時間ごとの電力使用量がひと目でわかるようになっている。昨年の電力使用量も見ることができるので、比較してみよう。

漏電ブレーカーで漏電箇所を特定する方法

漏電を自分で確認する場合は、ブレーカーを利用する。漏電していると、漏電ブレーカーが作動して落ちるので、ほかの「アンペアブレーカー」と「安全ブレーカー」も一緒に落としてから調査を始める。

手順
  • アンペアブレーカーを上げる
  • 漏電ブレーカーを上げる
  • 安全ブレーカーをひとつずつ上げていく
安全ブレーカーをひとつずつ上げていくと、漏電ブレーカーが下がってしまうところが出てくる。つまり、そこが漏電している部屋ということになる。

漏電している場所がわかれば、そこだけ安全ブレーカーを落としておくことで他の部屋の電気は通常通り使える。あとは、専門業者に修理を依頼しよう。

3. 漏電の原因を知って正しく予防しよう

漏電の原因がわかれば、予防もしやすくなる。ここでは漏電による大きな事故を起こさないための予防策を紹介しよう。

アース線で予防する

アース線は、地面に電気を流すための道のような役割を果たす。万が一、電化製品の不具合が原因で漏電した場合に、感電などの事故を未然に防ぐためだ。電化製品の本体やプラグを見てみると、緑の線が付いているが、これがアース線だ。洗濯機やエアコンの室外機など、水に接触する頻度が高い電化製品は漏電の原因になりやすいので、必ずアース線を付けることが法律で義務付けられている。

漏電ブレーカーで予防する

漏電ブレーカーは、配線や電化製品の絶縁機能が低下すると、自動的に電気を落とす。現在、新築住宅や築年数の浅い住宅では、ほぼ100%漏電ブレーカーが設置されている。しかし、古い住宅では漏電ブレーカーが設置されていないケースもある。そのため、一度家のブレーカー付近を確認して、不安なようであれば専門業者や電気保安協会などに相談してみよう。

結論

漏電の原因は、電化製品や電気コードの劣化、家屋の老朽化、タコ足配線やトラッキング現象など、さまざまだ。電気代が異常に高くなっていたら、漏電を疑ってみてもいいだろう。また、ブレーカーを使って簡単に漏電箇所を調べることもできる。漏電していることがわかったら、安全のため専門業者に調査・修理を依頼しよう。
  • 更新日:

    2021年3月 9日

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