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ビオラの育て方を解説!たくさん咲かせてビオラを楽しもう!

ビオラの育て方を解説!たくさん咲かせてビオラを楽しもう!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年3月19日

ビオラはパンジーと並ぶ、春のガーデニングを代表する草花である。耐寒性があり丈夫なため、初心者でも簡単に育てられる。また、色や形、咲き方の種類も豊富で、ほかの草花との相性もよいため、育て方次第でさまざまな楽しみ方ができる。今回は、ビオラを種から上手に育てるコツ、気をつけるべきことなどを解説する。ぜひ参考にしてほしい。

  

1. ビオラの育て方の前に

ビオラは育て方次第で咲く花数が変わるところなど、育て甲斐のある植物だ。ビオラの育て方の前に、どのような植物なのか知っておこう。

ビオラは春の1年草

ビオラは冬から春にかけて開花を迎える1年草である。長い期間たくさんの花を咲かせ、耐寒性もあることから、ガーデニング初心者でも楽しみやすく育てやすい。ひと言でビオラといっても、色や形、咲き方の種類は豊富で、組み合わせや育て方によって毎回違った姿を楽しめる。

咲く花数が変化

ビオラは育て方次第で、ワンシーズンで咲く花数が変わる。ポイントは咲き終わった花を取り除く花がら摘みだ。花がらをそのままにしておくと種が付き、その種に栄養を優先して送るようになり花が咲くにくくなる。こまめに花がら摘みをすることが、多くの花を咲かせることにつながる。

2. ビオラの上手な育て方

ビオラは種からでも育て方の簡単な草花である。種まきの時期や仕方などの流れをみていこう。ビオラの上手な育て方を解説する。

種まきの時期

ビオラの種まきは9月中旬から下旬ごろに行うのが一般的だ。この時期は種の発芽に適した気温になりやすく、早ければ年内に花が咲き始める。もっと早くビオラの花を楽しみたいという方は、8月後半から9月中旬に種まきをしよう。ただし、8月だと気温が高く発芽させることが難しくなる。そのため、発芽するまで冷蔵庫で保管したり、病気も出やすくなったりと、育て方に工夫が必要になる。

種まきの仕方

種まきには専用のポットや箱状のセルトレイを使う。種まきは清潔な土を使うことが重要なため、市販の種まき専用培土を使うのがおすすめである。ポットやセルトレイに土を入れ1粒ずつ種をまき、種が隠れるくらい薄く土を被せる。乾燥しないように霧吹きなどで水を与えながら発芽を待つ。発芽したら日当たりのよい場所で管理し、セルトレイの場合は本葉が2枚から4枚になったらポットに植え替えよう。そして、ポットに根が十分に回れば鉢や庭に定植できるタイミングだ。

水やりや肥料の与え方

水やりは土の表面が乾いたら与える。寒い地域の場合は、気温が暖かくなり始める午前中に与えるのが最適だ。夜になると気温が下がり、土の中に残った水分が凍って根を傷めてしまう可能性があるので注意してほしい。肥料の与え方は、定植時に専用の培養土を使っていなければ、ゆっくりと効く緩効性肥料を土に混ぜておこう。その後は、花が咲くまで肥料の必要はない。花が咲く時期には月に2回から3回程度、薄めた液体肥料を与えよう。

3. ビオラの育て方で気をつけるべきことは?

ビオラの育て方で気をつけるべきことを解説する。ビオラの育て方は簡単だが、高温や湿気に弱く、病気や害虫にも注意しなければならない。

暑さに弱く寒さには強い

ビオラは日当たりのよい場所を好む草花だが、高温や湿気に弱いため、9月頃の暑い時期に苗を植える場合は、涼しい場所で育てよう。逆に寒さには強く、霜に当たっても枯れることはないので、寒さ対策をしたり、室内で管理したりする必要はない。ただし、冷たい風が直接当たらないように育て方を工夫しよう。葉が紫に変色してしまうことがあるからだ。

かかりやすい病気

ビオラによく発生する病気は「灰色かび病」や「菌核病」である。灰色かび病は、幅広い植物に発生する病気で、葉に水分が残った状態だとかかりやすくなる。対策としては、葉が十分に乾くように、水やりは午前中に終わらせよう。菌核病は、茎が変色し枯れてしまう病気である。発生した場合は株ごと取り除き、被害が広がらないようにする。そして、土壌殺菌剤を散布しよう。種類にもよるが、菌核は土の中で数年間は生き続けるので、同じ土でビオラを育てるのは控えた方がよいだろう。

気をつけるべき害虫

ビオラで気をつけるべき害虫は、アブラムシやナメクジである。窒素肥料の与えすぎや風通しの悪い湿った環境で育てると発生しやすい。花がら摘みや茎まわりの掃除をこまめに行い、害虫が寄り付きにくい環境を作ろう。アブラムシが付くとほかの病気にかかる原因にもなるので、殺虫剤を散布して早めに防除しよう。また、葉を食べるヨトウムシにも注意が必要だ。昼間は葉裏に隠れていることが多いので、よく確認して見つけたら葉ごと取り除こう。予防のために殺虫剤の散布も効果的だ。

結論

ビオラは種からでも簡単に育てられ、これからガーデニングを始めてみようと考えている方にもおすすめである。上手く育てるコツは、水の与え方に注意して、風通しや日当たりのよい場所で育てることだ。基本的なところをしっかり押さえれば、春にたくさんの花が見られるだろう。
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  • 更新日:

    2021年3月19日

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