このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
ペンキ用ハケの種類とは?選び方や使い方も解説!

ペンキ用ハケの種類とは?選び方や使い方も解説!

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

2021年3月30日

ペンキで塗装する際に使用するハケには、形状やサイズ、毛の素材など、さまざまな種類がある。そのため、初めてハケを使用する人にとってはいまいち違いがわかりづらいだろう。そこで、当記事でペンキ用ハケの種類と選び方、そして使い方を解説していく。DIYで塗装にチャレンジしたい方や、ハケ選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてほしい。

  
この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. ペンキ用ハケの種類とそれぞれの特徴は?

ペンキ用ハケにはさまざまな種類があり、ペンキの種類や塗装する面積、場所に適したものを選ぶ必要がある。ハケ選びは仕上がりの良し悪しに影響するため、非常に重要なのだ。

ハケの種類

ハケの種類には、水性塗料用刷毛、油性塗料用刷毛、ニス用刷毛、目地用刷毛、万能刷毛などがある。水性塗料用のハケはやわらかくコシがあり、ペンキの含みがよいのが特徴だ。油性塗料用のハケは、刷毛部分はもちろんのこと毛を束ねる接着剤も溶剤に耐えられる素材でできいる。ニス用刷毛は、ニスやラッカーなどのあまり粘度が高くない塗料に適しているハケだ。目地用刷毛は、目地の間やタイルの隙間などの細かい部分をキレイに塗れるよう、小回りが利く作りになっている。そして万能刷毛は、水性、油性の両方に使うことができるため、広い用途で使用可能だ。

形状

ハケの形状には、筋交い刷毛(スジカイバケ)、平刷毛(ヒラバケ)、寸胴刷毛(ズンドウバケ)などがある。筋交い刷毛は、柄の部分が斜めになっているハケ。実は海外にはなく、日本独自の形状だ。鉛筆を持つようにして塗るのも特徴となっている。平刷毛は、毛先が平たく、広い面積に適しているハケ。寸胴刷毛は、毛先の毛量が多いのが特徴。粘度の高いペンキを塗る際に使用される。

毛の素材

ハケの毛には、馬や豚、ヤギなどの動物の毛を使用したものと、PBTや、カゴネート、ナイロンなどの化学繊維を使用したものがある。馬毛刷毛は、弾力性と柔軟性に優れている。さらに同じ馬毛であっても、たてがみやしっぽなど、部位によっても長さや太さ、やわらかさが異なるのも特徴だ。豚毛刷毛は、馬よりも硬くコシがあり、弾力性も高い。しかし毛先が割れているため、毛質の割にはやわらかさがある。山羊毛刷毛は、馬毛や豚毛よりもペンキの含みがよく、やわらかいためハケ目が残りづらい。

化学繊維を使用したハケは、耐水性や耐薬品性に優れている。吸水性があまり高くなく、水性塗料に使用されることが多い。速乾性塗料や溶剤に適している。

2. 用途に合わせたペンキ用ハケの選び方

ペンキ用ハケは、前章で解説した種類や形状、毛の素材などを考慮し、用途にあわせて選ぼう。

ペンキの種類から選ぶ

ハケは、ペンキの成分や粘度に適したものを使うべきである。塗装に使用するペンキが水性か油性かでハケを選ぼう。水性ペンキを使用するのであれば、やわらかくて塗料の含みがよい水性塗料用刷毛が適している。また、油性ペンキを使用するのであれば、馬毛や山羊毛などの、コシがある油性塗料用刷毛がよいだろう。水性、油性の両方に対応できる万能刷毛を使うこともできる。ただし万能刷毛であっても、一度油性塗料を塗ったハケをそのまま水性塗料に使うと、塗料が混ざってしまうため避けよう。

塗装する面積と材質

塗装する面積や、材質に応じたハケの形状を選ぼう。塗装する範囲が比較的狭い場合は、筋交い刷毛がおすすめだ。広い範囲であれば、平刷毛で塗ると効率がよいだろう。ただし、広範囲を塗りたい場合でも、凹凸が多い物や材質の物には、細かい部分に塗りこめるハケの方が適していることもある。塗装する面積だけでなく、塗装する物の材質も考えてハケを選んでみよう。

3. ペンキ塗装の前にハケの使い方を確認

ハケの種類を選ぶことができたら、次は塗装の前の準備と使い方を確認していこう。

抜け毛を取り除く

新しいハケを使う前に、抜け毛を取り除く。そのままペンキを塗ってしまうと、塗装面に毛がついてしまうことがあるためだ。ハケの柄の部分を両手で挟んで回転させると、遠心力で抜け毛が浮いてくる。さらに手で毛先をもみほぐし、サンドペーパーやザラザラした所に撫でつけてみよう。飛び出てきた毛は、引っ張って取り除いておくとよい。

ペンキの量

ペンキを含ませる量は、ハケの2/3~1/2ほどがよい。根元までつけてしまうと、塗るときに柄にたれてきたり、塗りにくくなったりするため避けるのが望ましい。ハケを持ちあげてペンキが垂れない程度を目安に、バケットのネットや容器のフチで余分なペンキを落としておこう。

使用後のハケの洗い方

使用後のハケは、水性ペンキを塗った場合は水で、油性ペンキを塗った場合はペイントうすめ液で洗う。それぞれ流水、ペイントうすめ液で洗浄した後、台所用洗剤を少量使用して洗うと、さらにキレイに汚れが落ちる。しっかりと洗い流したら、水気を切り、毛先を整えて陰干しにしておく。このとき、毛先を上にして立てた状態で乾かすようにしよう。落とし切れなかった塗料が流れてくることがあり、下向きにしていると、毛先が固まってしまう可能性があるからだ。

4. 100均でもOK?人気のペンキ用ハケ3選

ペンキ用のハケは、いまや100均でも購入することができる。しかし、数回使用すると毛先がボサボサになり、固まってしまうこともある。初めてハケを使用するなら、いきなり値の張るものは使いづらいため100均のハケから始めるのも悪くないだろう。一方で、長く大事に使いたいなら、使いやすさや耐久性を重視して選ぶのがおすすめだ。ここでは、人気のペンキ用ハケ3選を紹介する。

アサヒペン「多用途用ハケ」

アサヒペンの多用途用ハケは、化学繊維100%で、水性と油性の両方に対応している。やわらかさのある極細毛先でハケ目が目立ちにくく、塗りやすいのが特徴だ。水性ペンキと油性ペンキの両方を使用する機会があれば、どちらでも使える多用途用ハケが活躍してくれるだろう。

大塚刷毛「ラスター刷毛356」

大塚刷毛のラスター刷毛356は、広い範囲を効率よく塗ることができる平刷毛。コシが強く、毛先はやわらかい豚毛が使われている。油性ペンキなどの粘度が高い塗料におすすめだ。ラスター刷毛はほかにも種類があるため、サイズや使用シーンにあわせて選んでみよう。

はけ屋「ペインターズ刷毛 メヂ用」

はけ屋の目地用刷毛は、小回りが利くため細かい部分の塗装におすすめ。目地の間やタイルの溝など、通常のハケで塗りづらい場所で活躍してくれる。柄の形状は平と筋交いがあり、サイズ展開も豊富なため、塗装面積や材質に適したものを選ぼう。

結論

ペンキ用ハケには、形状、サイズ、使用されている毛など、さまざまな種類がある。ペンキの種類や塗装する面積、場所、材質、それぞれに適したハケを選ぶことが大切だ。なぜなら、仕上がりに直結するためである。ハケ選びの際は、ぜひ当記事を参考にしてみてほしい。
  • 更新日:

    2021年3月30日

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ