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SDGsマークとは?17のマークが意味する目標と正しい使い方や注意点

SDGsマークとは?17のマークが意味する目標と正しい使い方や注意点

投稿者:ライター 松岡由佳里 (まつおかゆかり)

2021年3月13日

最近、企業のカレンダーなどにもよく見られるSDGsマーク。「持続可能な開発目標」と訳されているが、どういうことを意味しているのかピンとこない方も多いのではないだろうか。SDGsは世界のトレンドでもあり、私たちも理解しておくべきものだ。そこで、SDGsやそのマークについて解説する。

  
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1. SDGsマークとは?

Sustainable Development GoalsというのがSDGsの正式名称だ。「エス・ディー・ジーズ」と発音する。日本語で訳すと「持続可能な開発目標」となる。SDGsの理念を象徴したものがホイールロゴマークと17のシンボルマークだ。

SDGsとは

SDGsを簡単に言ってしまえば「世界の共通目標」ということだ。現在、世界はさまざまな問題にさらされている。その中でもとくに重要で早急に解決しなければならない問題を全世界で共有し取り組んでいこうというのがSDGsの目標だ。そして、SDGsマークはその目標を象徴したものとなっている。

SDGsが掲げられた背景とは

2015年9月の国連サミットでSDGsは採択された。「17の目標と169のターゲット」が掲げられ、2030年までに目標達成のため、全世界で努力をしようというものだ。この背景には、現在の世界が抱える問題と社会変化が大きくかかわっており、ひとつの国では対応しきれなくなっていることがある。

2. SDGsマークの意味

SDGsには、17の目標が掲げられ、それぞれシンボリックなマークによって表現されている。マークが表す一部の目標を簡単に紹介しよう。

貧困をなくそう

発展途上国を中心にみられる貧困に対する対策や、社会保護が受けられない弱者、環境や災害などに対する対策も含まれている。日本も他人事ではない。実際7人に1人が経済的に貧困に苦しんでおり、OECD(経済協力開発機構)加盟37カ国中7番目に貧困率が高い国となっているのだ。

飢餓をゼロに

世界的にみて、飢餓に苦しむ人が増えてきているというデータがある。アフリカの発展途上国では4人に1人が十分な食事が摂れず、栄養失調で苦しんでいる。安定して食料を生産できるシステム、特に発展途上国への農業支援などが中心となっている。

すべての人に健康と福祉を

SDGsで今回とくに力を入れているのが、「エイズ」「結核」「マラリア」、そして現在も猛威を振るっている「コロナ」などの感染症の蔓延を食い止めることだ。質の高い医療品、適切な予防と治療が受けられる体制が整えば、救える命もたくさんある。

ジェンダー平等を実現しよう

日本は、先進国の中でもとくにジェンダーの平等に対する意識が低い国だといわれている。徐々に改善はされていても、重要ポストにおける女性の割合が少ない、女性は男性に比べて3倍以上の時間を家事に費やしているなど、まだまだ問題は残されている。

このようにSDGsマークは、私たちにさまざまな問題を意識させる役割を持つ。

3. SDGsマークには使用許可がいる?

SDGsの理念に共感して、このマークをホームページや印刷物に使いたいということになった場合、使用許可がいるのだろうか。

SDGsマークの使用許可は目的による

SDGsのカラーホイールマークや17のアイコンマークは、SDGsに対して支援を表明するためなら誰でも使用することができる。その目的は「情報提供」「資金調達」「商業目的」の3種類に分かれている。

情報目的での使用とは、非商業的で資金調達などを目的としないものだ。この場合には国連に対して事前許可やライセンス契約の締結といったルールはなく、自由に使うことができる。

一方、SDGsのロゴマークやアイコンマークを使って、資金調達や商品を販売するなどの商業目的の場合には、申請や許可が必要となる。

4. SDGsマークの使い方や注意点

SDGsマークの使い方には、いろいろなルールがあるので、遵守したうえで運用しよう。

企業のロゴマークとSDGsマークの組み合わせルール

SDGsロゴ(バージョン2)・SDGsカラーホイールを企業ロゴと並べて使う場合には、「私たち/企業名など)は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています」との文言を必ず添える。

また、SDGsアイコン及びロゴ、カラーホイールなどのマークと企業ロゴの間は、0.5ptの太さの黒線で区切ることになっている。黒線とSDGsマークの間にはスペースを入れるようにする。

資金調達目的の場合は、企業がメインであることをアピールするため、SDGsマークよりも企業のロゴマークを大きくする必要がある。

商業目的の場合には、企業のロゴマークとSDGsマークは均等にしても問題ない。

SDGsマークやアイコンの加工はしない

企業イメージや広告イメージに合うようにと、SDGsマークやアイコンの色や形、文字の種類や背景を加工してしまうのはすべてNGだ。用意されているフォーマットに添った使用に限定されているので注意しよう。

結論

SDGsは、世界の目標として私たちひとりひとりが理解しなければならない。なぜならそれぞれが当事者だからだ。そのシンボル的なマークがSDGsホイールとアイコンだ。このマークを使用するためには、目的が「情報・資金調達・商業」のいずれかによって申請許可が必要なケースも出てくる。マークの使い方にも細かなルールがあるので、後からトラブルにならないように十分注意しよう。
  • 更新日:

    2021年3月13日

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