目次
1. セーターの虫食いの穴は自分でも補修できる?

セーターの穴あきで最も多い原因は虫食いだろう。虫食いの穴は小さなことが多く、自分でも補修しやすい。セーター穴の補修では、穴のサイズなどによっていくつかの補修方法がある。
補修方法1.穴かがり
穴かがりは縫い糸と縫い針を使う補修方法である。セーターから補修用の糸が取れない場合や、セーターに似た色の糸がない場合でも補修できるのが特徴だ。虫食いなどの小さな穴には適しているが、大きな穴の補修は難しい。
補修方法2.ニードルパンチ
ニードルパンチはハンドメイドでもよく使われる手芸用品だ。セーターの穴あき部分にニードルパンチを使って、原毛をチクチクと刺すように埋める。裁縫が苦手な方でも挑戦しやすい、難易度の低い補修方法である。
補修方法3.ダーニング
ダーニングとはヨーロッパに伝わる衣類の修繕方法である。ダーニングマッシュルームと呼ばれるキノコ型の木製の道具を使うのが特徴。穴の開いた部分の上に新しく小さな織物をのせるようなイメージで補修するため、好きな色の糸を使えばリメイクも楽しめる。
2. セーターの穴を補修する前に注意するポイント

セーターに開いた穴を補修する前に注意するポイントが2つある。
1.放置しない
セーターに限らず、衣服の穴あきやほつれなどは放置することでどんどん悪化してしまう。穴が開いているのを見つけたら放置せず、できるだけ早く補修するのが重要だ。
2.洗濯をしない
セーターに開いた穴を補修しないまま洗濯すると、より穴が大きくなってしまう。虫食いによる穴などはついつい洗濯したくなるが、被害を大きくしないためにも洗濯前に補修しよう。
セーター補修の注意点
セーターの穴を自分で補修する場合、補修の出来は自己責任になる。そのため、高価なセーターなど失敗したくないものの場合は、専門の修理業者に依頼する方がいいだろう。セーターの穴あき補修にかかる費用は「穴の大きさ・修理方法・修理業者」などの条件によって異なるが、小さい穴であれば2,000円~4,000円程度が相場である。
3. セーターの小さな穴は縫い針と糸でかがって補修

では、実際に自分でセーター穴を補修する方法を紹介する。手軽にできてメジャーなセーターの「穴かがり」の補修方法を見てみよう。
用意するもの
・縫い針
・セーターに似た色の縫い糸
・セーターに似た色の縫い糸
穴かがりの補修手順
1.糸の先に玉結びを作る
2.ニットの裏側から針を通したら、ニットの網目にそって同じ方向に数回縫い合わせる
3.最後にニットの裏側に玉止めを作り、糸が目立たないように処理する
2.ニットの裏側から針を通したら、ニットの網目にそって同じ方向に数回縫い合わせる
3.最後にニットの裏側に玉止めを作り、糸が目立たないように処理する
4. ニードルパンチでセーターの穴あきを上手に補修

最後は、裁縫が苦手な方でも挑戦しやすいニードルパンチを使ったセーター穴の補修方法を紹介する。
用意するもの
・ニードルパンチ
・セーターの色に合わせた原毛
・段ボールまたはスポンジ
ニードルパンチは100均でも取り扱いがあるため、低コストで購入できる。また、100均では原毛も取り扱っている。セーターの色に合った原毛がない場合は、2つの原毛を混ぜて似た色を作る必要がある。
・セーターの色に合わせた原毛
・段ボールまたはスポンジ
ニードルパンチは100均でも取り扱いがあるため、低コストで購入できる。また、100均では原毛も取り扱っている。セーターの色に合った原毛がない場合は、2つの原毛を混ぜて似た色を作る必要がある。
ニードルパンチの補修手順
1.セーターを広げ、穴の後ろに段ボールをあてる
2.原毛を適量取り、ニードルパンチを使って穴を埋めるように刺し続ける
3.原毛がセーターに馴染み、目立たなくなれば補修完了
2.原毛を適量取り、ニードルパンチを使って穴を埋めるように刺し続ける
3.原毛がセーターに馴染み、目立たなくなれば補修完了
結論
今回は、セーターに開いた穴を補修する方法を紹介した。お気に入りのセーターでも、穴が開いてしまうと目立つため着づらい。そして補修をしないまま着ているとセーター穴はどんどん大きくなっていく。今回紹介した方法を使えば、虫食いや不注意でできたひっかき穴も手軽に補修可能だ。小さな穴は自分で補修し、大切なセーターの寿命をのばそう。