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「BS放送」とは何の略語?仕組みやメリットを紹介する

「BS放送」とは何の略語?仕組みやメリットを紹介する

投稿者:ライター 藤田幸恵 (ふじたゆきえ)

鉛筆アイコン 2021年4月22日

BS放送で大リーグやヨーロッパサッカーなどを楽しんでいる方は多い。スポーツだけでなく、BS放送では地上波にはない専門的な番組を多く放送している。一般的になったBS放送だが、どのような仕組みで放送しているのかをご存じの方は少ないかもしれない。そこで、BSとはどのような放送なのかや、地上波やCS放送との違いについて解説する。

  

1. そもそも「BS」とは何の略?

「BSチャンネル」に好きな番組があってよく見ているという方は多いかもしれない。だが、BSの歴史や仕組みをご存じの方は少ないだろう。BSとは正式名称を何というのかについても解説する。

BSとは何の略語なのか?

BSとは「Broadcasting Satellite」の略である。日本語に訳すと、「放送衛星」という意味だ。

BSの仕組み

BSとは、放送衛星を利用した放送のことである。BSでは、テレビ局から発信された電波が宇宙空間に打ち上げられた静止衛星を中継して、直接各テレビに配信される。静止衛星を中継することで、山や高層ビルなどの障害物が近くにあっても視聴に問題が起きにくい。また、離島などで近くに中継点を置けない地域でもテレビを視聴できる。

BSの誕生と歴史

BS放送が始まる前、アメリカのNASAとの共同計画に参加した日本は、1964年の東京オリンピックでオリンピック史上初の衛星中継を実現させた。その後1978年に日本で初めての放送衛星が打ち上げられ、さまざまな実験が開始する。
1984年に放送衛星「ゆり2号a」が打ち上げられ、「NHK衛星第1テレビジョン」は試験放送を始める。1989年にはNHK第1・第2テレビジョンが24時間放送できるようになり、BS放送が本格的にスタートした。

2. 「BS」と「CS」の違いとは?

BS以外にも地上波以外のテレビ番組として「CSチャンネル」がある。BSとCSの違いとは何かを解説する。

CSとは何か?

CSは「Communication Satellite」の略である。日本語訳では「通信衛星」という意味だ。

BSとCSの違いとは?

BSとCSはどちらも衛星を中継してテレビの電波を配信している。両者の違いとは、利用している衛星にある。BSは放送衛星、CSは通信衛星を利用しているのだ。また、BSは一部無料放送もあるが、CSはすべて有料放送である。

CS放送の特徴

日本でCS放送を行っているのは、「スカパー!」のみである。CS放送ではプレミアム放送まで含めると約240のチャンネルを視聴できる。映画やスポーツなど、専門チャンネルが細分化されていて、好みに合うものを選べるのがメリットだ。

3. BS放送を受信するメリットとは?

BSを見られるように設定したほうがよいかどうかを悩んでいる方もいるだろう。BSを視聴するメリットとは何だろうか?地上波のテレビ放送との違いも含めて解説する。

BS放送のメリットとは?

BS放送のメリットとして、次の2つが挙げられる。まず1つ目のメリットとは、地上波では見られない番組を視聴できることだ。海外のスポーツ中継やドラマの再放送などを高画質で楽しめる。2つ目が、災害時でも視聴できることだ。地震などが起きたとき、中継点に何らかの被害があったらテレビは視聴できなくなる。放送衛星を使っているBSなら、災害のときでも安定した視聴ができる。

BS放送の特徴とは?

BS放送は一部のチャンネルを除くとほとんどが有料だ。有料と聞くとハードルが上がるかもしれないが、その分視聴率を気にしないで専門的な番組を放送できる。地上波の放送で満足できない方にはとくにおすすめだ。
BS放送はチャンネルごとに契約する。1つのチャンネルで月額約2,000円で視聴可能だ。

地上波との違いとは?

テレビを購入してすぐに見られる番組の多くは、地上波放送によるものだ。地上波とBSとは中継点の場所に違いがある。地上波放送では、テレビ局から発信した電波がテレビ塔や中継点を経由した後、一般家庭のテレビに配信される。そのため、山や建物などの障害物が電波を遮るなどの理由で地域によってはテレビを視聴しづらい地域が出てしまうのがデメリットだ。

4. 室内でも設置可能なBSアンテナとは?

BSを見たいけれど、屋外にアンテナを設置できないからと諦めている方もいるだろう。屋外にアンテナを設置できなくても、室内アンテナを使えばBSを楽しむことは可能だ。屋外アンテナなしでBSを見る方法を紹介する。

室内用BSアンテナのメリットとは?

屋外にアンテナを設置できないという理由以外にも、室内用アンテナを使うメリットがある。
それは、サイズが小さく取り付け方が簡単なものが多いので自分で設置できることだ。業者に依頼せずに設置できると、その分初期費用が抑えられる。また、アンテナが風雨に曝されることがないため、屋外に置くよりも劣化しにくい。

室内用BSアンテナの設置方法とは?

室内用BSアンテナの種類によって取り付け方は異なるが、一般的な室内用パラボラアンテナの手順は次の通りだ。実際に設置する際は取扱説明書をしっかり読もう。
  • 南西向きで障害物のないところにアンテナの設置場所を決める
  • 室内アンテナ専用スタンドを床と天井に垂直になるように立てる
  • アンテナを固定する支柱をスタンドに取り付ける
  • アンテナ本体を取り付ける
  • スマートフォンアプリなどで電波の状況を確認し、受信強度をチェックしながら正しい角度に調整する
  • アンテナとBSチューナーが内蔵されているテレビとをケーブルで繋ぐ
  • テレビ側の端子は「BS/110度CS」と書かれている箇所に接続する

結論

BS放送とはどのような放送なのかについて、歴史や仕組みを説明した。BS放送は地上波よりも安定的に高画質な映像を視聴できる。番組には無料と有料のものがあり、地上波よりも専門的なものが多い。BS専用アンテナの設置が必要だが、簡単に設置できる室内用アンテナも登場している。地上波の放送に物足りなさを感じる方は、ぜひBSの導入を検討してみよう。
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  • 更新日:

    2021年4月22日

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