1. ズボンのウエストの測り方

最近はズボンをオンラインで購入する方も増えてきた。オンラインで注文するとき、間違いたくないのがウエストサイズ。多少大きいくらいならベルトで何とかごまかせても、小さい場合には、履くこと自体が苦痛になってしまう。そこで、失敗しないウエストの測り方を紹介しよう。
ウエスト実寸を測る方法
ウエストとは、腰回りで最も細い部分を示す。ウエストを測るときには、背筋を伸ばしてまっすぐに立ち、息を吐いた状態でメジャーを巻いて測る。ウエストを測るときの注意としては、メジャーを水平に保つという点だ。腕を下げた状態で測るため、できれば誰かに測ってもらうのが理想的。自分で測る場合には、鏡を見ながらメジャーが水平かどうか確認し、肩をできるだけ上げずに測ることだ。
手持ちのズボンでウエストを測る方法
ズボンといっても、いろいろな種類がある。ローライズのスキニーパンツやハイウエストなどウエストの実寸がわかっていても、ズボンのデザインによってウエストの位置が変わってくる。その場合、できるだけ形の似ている手持ちのズボンを用意してウエストサイズを測れば、大きな誤差はなくなる。
測るときのポイントは、ファスナーやボタンをすべて閉め、床に平たく置く。そしてズボンのウエストベルトの前の部分を持って、後ろのウエストベルトとピッタリと合わせることだ。前後のウエストベルトをピッタリ合わせたらメジャーで測ろう。測った数字の2倍がウエストサイズになる。
測るときのポイントは、ファスナーやボタンをすべて閉め、床に平たく置く。そしてズボンのウエストベルトの前の部分を持って、後ろのウエストベルトとピッタリと合わせることだ。前後のウエストベルトをピッタリ合わせたらメジャーで測ろう。測った数字の2倍がウエストサイズになる。
2. ズボンのウエストを自分で詰める方法

もらいもののズボンなどウエストが緩くてフィットしないという場合、自分でウエストを詰めてみよう。
ウエストが大きいズボンの詰め方の手順
1.ズボンのウエスト部分をどれくらい詰めるのか、余分な長さを正確に測る。ひとりで測るのが難しい場合には、指で余分な部分をつまんで、クリップなどで留めて固定。ズボンを脱いでからメジャーで長さを測る。ここでは6cm詰めると想定してみよう。
2.後ろのベルト通しの縫い目をリッパーなどを利用して外す。
3.次に後ろのウエストベルトの中心から周囲の縫い目を外していく。この場合6cm詰めたいのでウエストの中心から左右に3cmずつ、合計6cmを外していく。
4.ウエストベルトを外すと見返しが出てくる。開いた見返しの縫い代を立てて、2枚重ねにしてからアイロンをかける。
5.この場合ウエストを6cm詰めたいので、もともと縫ってある線よりも内側に3cm入った部分に印をつける。
6.付けた印から、なだらかにミシンをかけていき、元の縫い目と重ねる。お尻の部分は負荷がかかるところなので、2度縫いすると丈夫になる。
7.元々あった縫い目を外し、縫い代を割ってアイロンをかける。
8.見返しを元に戻し、ベルト下とベルト通しを縫い付ければ完成だ。
2.後ろのベルト通しの縫い目をリッパーなどを利用して外す。
3.次に後ろのウエストベルトの中心から周囲の縫い目を外していく。この場合6cm詰めたいのでウエストの中心から左右に3cmずつ、合計6cmを外していく。
4.ウエストベルトを外すと見返しが出てくる。開いた見返しの縫い代を立てて、2枚重ねにしてからアイロンをかける。
5.この場合ウエストを6cm詰めたいので、もともと縫ってある線よりも内側に3cm入った部分に印をつける。
6.付けた印から、なだらかにミシンをかけていき、元の縫い目と重ねる。お尻の部分は負荷がかかるところなので、2度縫いすると丈夫になる。
7.元々あった縫い目を外し、縫い代を割ってアイロンをかける。
8.見返しを元に戻し、ベルト下とベルト通しを縫い付ければ完成だ。
3. ズボンのウエストを広げる方法

最近、運動不足で太ったかも。ズボンのウエスト周りがきつくなってきたら、自分でウエストを広げてみよう。
ウエストが小さいズボンの広げ方の手順
1.ズボンの後ろ中央にあるベルト通しをはずす。
2.ズボンの内側のベルト部分の縫い目をほどいていく。このとき生地に傷がつかないように慎重に縫い目をほどいていこう。
3.見返し部分を確認する。例えば、見返し部分が6cmあれば、最大で4cmまでウエストを広げることができる。今回は3cmウエストを広げることにする。
4.ズボンを裏返して、見返しの幅を合わせて谷折りにする。そこにアイロンをかけて縫い目がまっすぐになるようにズボンを揃える。
5.ウエストを3cm広くするため、今の縫い目よりも1.5cm外側に印を付ける。
6.印からまっすぐに元の縫い目の終着点に向かって線を引く。この線が縫うためのガイドラインになる。
7.見返し部分がズレないように、待ち針でしっかりと留める。
8.ミシンでガイドラインに沿って縫っていく。同じガイドライン上を2度縫いすれば、お尻が破れる心配がなくなるだろう。
9.元の縫い目をほどき、見返しにアイロンをかけて開く。
10.あとは、ベルト部分とベルト通しを元通り縫い合わせれば完成だ。
2.ズボンの内側のベルト部分の縫い目をほどいていく。このとき生地に傷がつかないように慎重に縫い目をほどいていこう。
3.見返し部分を確認する。例えば、見返し部分が6cmあれば、最大で4cmまでウエストを広げることができる。今回は3cmウエストを広げることにする。
4.ズボンを裏返して、見返しの幅を合わせて谷折りにする。そこにアイロンをかけて縫い目がまっすぐになるようにズボンを揃える。
5.ウエストを3cm広くするため、今の縫い目よりも1.5cm外側に印を付ける。
6.印からまっすぐに元の縫い目の終着点に向かって線を引く。この線が縫うためのガイドラインになる。
7.見返し部分がズレないように、待ち針でしっかりと留める。
8.ミシンでガイドラインに沿って縫っていく。同じガイドライン上を2度縫いすれば、お尻が破れる心配がなくなるだろう。
9.元の縫い目をほどき、見返しにアイロンをかけて開く。
10.あとは、ベルト部分とベルト通しを元通り縫い合わせれば完成だ。
結論
最近は、オンラインでズボンを購入する方も増えている。その場合、ウエストサイズを正確に測らないと、届いたときに「こんなはずではなかった」ということになる。また、体形が変わってズボンのウエストがきつくなったり、逆に緩くなったりすると履かなくなってしまうことが多い。ズボンのウエストは、自分で簡単に詰めたり、広げたりすることができるので、ぜひチャレンジしてみよう。