壁紙で部屋の印象を変えよう！選び方やDIYで貼る方法を解説！

壁紙は部屋の大部分を占めるため、部屋全体の雰囲気を左右するといっても過言ではない。壁紙をどのように選んだらよいのかについて、色柄別に解説する。

壁紙を選ぶときは、色柄だけでなくお手入れのしやすさを重視するのがおすすめだ。傷が付きにくかったり撥水性があったりする壁紙を選ぶと、掃除が楽で長持ちさせることができる。とくにリビングなど広い部屋の壁紙は簡単に貼り直せないため、お手入れしやすい素材のものを選ぼう。
そのうえで、部屋の建具や家具などの色味を考慮するのがおすすめだ。

壁紙の色合いを部屋の建具や家具と合わせると、統一感が出てオシャレな部屋になる。色の合わせ方の基本は次の通りだ。

・無彩色やこげ茶の建具にはグレー系の壁紙
・黄色や赤色系の建具にはベージュ系の壁紙
・白や茶、黒色の建具には白色の壁紙

最近では貼るだけで部屋がオシャレになる異素材風の壁紙も人気だ。木目柄・レンガ柄・コンクリート柄などが代表例である。
木目柄は家具や建具との相性もよいが、柄の種類によっては違和感なく貼り合わせるのが難しい場合もあるだろう。レンガ柄は色の濃さによって雰囲気が変わる。ベージュに近い薄い色はナチュラルテイストに、ダークブラウンの濃い色だとビンテージ風になる。コンクリート柄はモノトーン調のクールな部屋にしたい場合におすすめだ。アイアンの家具などに合わせるとかっこよいインテリアになる。

オシャレな方が壁紙をどのように部屋のインテリアに取り入れているのか、気になる方は多いだろう。オシャレな壁紙の使い方の実例を紹介する。

派手な色や柄の壁紙は、かわいいけれど部屋の全面に貼ると個性的すぎるのでは、と懸念される方が多いだろう。派手な色柄の壁紙はアクセントとして、部屋の1ヶ所のみに使用するのがおすすめだ。壁の1面だけ壁紙を変えることで、オシャレで遊びのある部屋になる。

タイル調の壁紙は、オシャレなインテリアを実践している方に人気がある。タイル調の壁紙は撥水加工されているものも多く、水回りで使うとオシャレなうえに掃除もしやすい。貼るスペースが少しであれば、100均で販売されているリメイクシートを壁紙として上手に使っている例も多い。

部屋の壁紙を貼りたいとき、業者に依頼するとキレイに仕上がる。だが、その分料金はかかってしまう。部屋の大きさによって手間は異なるが、壁紙はDIYで貼ることができる。上手な壁紙の貼り方を紹介する。

種類によって貼りやすさは異なるため、素人でも貼りやすい壁紙を選ぼう。おすすめしたいのは、裏面がシールになっている壁紙だ。シールタイプの壁紙は貼りやすく、糊が乾くまでは何度も貼り直しができるので、失敗してもやり直せる。簡単に剥がせる壁紙は、賃貸住宅でも使えて便利だ。

壁紙をDIYで貼る場合、次のアイテムを準備しよう。

・カッターナイフ
・メジャーや定規
・ヘラ
・刷毛
・ローラー

部屋に壁紙を貼るときは、次の手順で作業する。今回は簡単に貼れるシールタイプの壁紙を使った貼り方を紹介しよう。

1．壁のサイズに合わせて壁紙をカットする
2．裏面のシールを剥がして、壁の端から壁紙を貼っていく
3．壁紙の上から刷毛を使って壁の間に入ってしまった空気を取り除く
4．角はヘラでしっかりと押し込み、余分な壁紙はカッターナイフでカットする
5．壁紙の上からローラーをかけて、より壁に密着させる
6．2枚目以降の壁紙も同様に貼り、壁紙と壁紙の継ぎ目はローラーをかけて剥がれないようにする