1. エアコンに配管カバーを取り付けるメリット
配管カバーをエアコンに取り付ける3つのメリットについて解説する。配管カバーを取り付けようか迷っている方は、チェックしよう。
見栄えがよくなる
エアコンの配管は室内機と室外機につながっている。配管がむき出しだと、部屋のインテリアや家の外観にも影響があるだろう。配管カバーを取り付ければ、エアコン周辺の見た目がスッキリとする。
手入れがしやすい
配管はテープで巻いているだけなので、汚れたときに掃除がしにくい。室内ならホコリやヤニ、室外なら土埃が付着する。配管カバーを取り付ければ、中性洗剤を使って水拭きできるので手入れが簡単だ。
劣化しにくくなる
紫外線や雨風にさらされる屋外の配管は劣化しやすい。劣化が進むとテープが破れて配管がむき出しになり、紫外線が直接当たればエアコンの性能にも悪影響を与えるだろう。屋外の配管を保護したいなら、配管カバーを使用してほしい。
2. エアコンの配管カバーはいる?いらない?
エアコンの配管カバーが必要かどうかは、ご家庭によって異なるだろう。配管カバーが本当に必要なのか判断するには、2つのポイントを確認してほしい。
見た目が気になるなら必要
室内のインテリアや家の外観にこだわるなら、配管カバーが必要だ。室外用なら複数のカラーから選べる商品も多い。外壁や雨樋(あまどい)の色と合わせることで、オシャレな仕上がりになる。ただし、選べるカラーはあまり多くないので、あらかじめ確認しておこう。部屋のインテリアや家の外観に馴染むか、イメージしてから選んでほしい。
古いエアコンなら不要
設置してから時間がたったエアコンの場合、取り付ける意味はあまりない。すでに配管は劣化している可能性が高く、さらに業者に取り付けを依頼すると価格も高くなってしまう。新品のエアコンを購入すれば配管は新しくなるので、買い替えのときに取り付けるのがおすすめだ。また、引っ越しをする予定がある場合は、引っ越し先での取り付けを検討しよう。
3. エアコン配管カバー取り付けを業者に依頼した場合の価格
エアコンの配管カバーの取り付けを、業者に依頼した価格について解説する。新設のエアコンを取り付ける場合と、既設エアコンに取り付ける場合の相場をそれぞれ紹介する。
・屋内用(新設エアコン):7,000円~
・屋外用(新設エアコン):5,000円~
・屋内用(既設エアコン):15,000円~
・屋外用(既設エアコン):17,000円~
新設ならエアコンと一緒に取り付けられるが、既設エアコンだと配管を取り外す手間が発生するため価格が高い。また、配管カバーの価格は、使用する配管カバーの種類やサイズ、配管の形状などで大きく変わる。正確な価格は見積もりで確認してほしい。
・屋内用(新設エアコン):7,000円~
・屋外用(新設エアコン):5,000円~
・屋内用(既設エアコン):15,000円~
・屋外用(既設エアコン):17,000円~
新設ならエアコンと一緒に取り付けられるが、既設エアコンだと配管を取り外す手間が発生するため価格が高い。また、配管カバーの価格は、使用する配管カバーの種類やサイズ、配管の形状などで大きく変わる。正確な価格は見積もりで確認してほしい。
4. エアコンの配管カバーを自分で取り付ける方法
エアコンの配管カバーは自分でも取り付けができる。使用する配管カバーの選び方と、取り付け方について説明しよう。
使用する配管カバーは?
後付け用の配管カバーを選べば、配管を動かさないまま取り付けられる。配管の長さや形状によって適した配管カバーは異なるため、寸法を確認してから選ぼう。また、配管によっては複数のパーツを組み合わせる必要がある。
壁面から出る配管を覆うウォールコーナー用の配管カバーなど、配管のタイプによって必要な商品を揃えてほしい。自由に曲げられるジャバラタイプの配管カバーは、エアコンの配管に合わせやすいのでおすすめだ。
壁面から出る配管を覆うウォールコーナー用の配管カバーなど、配管のタイプによって必要な商品を揃えてほしい。自由に曲げられるジャバラタイプの配管カバーは、エアコンの配管に合わせやすいのでおすすめだ。
配管カバーの取り付け方法
エアコンの配管カバーを自分で取り付けるときの手順を解説しよう。中に通っている冷媒ガスが漏れるリスクがあるので、配管を動かさないように作業してほしい。
1.配管の上に配管カバーをかぶせる
2.配管を傷つけないように注意しながら配管カバーの位置を調整する
3.ネジを使って配管カバーを壁に固定する
商品によって取り付け方は違うので、説明書で確認しておくことが重要だ。配管カバーの取り付け作業は難しく、配管を傷つけるリスクもあるため、DIY初心者は業者に依頼したほうがよいだろう。
1.配管の上に配管カバーをかぶせる
2.配管を傷つけないように注意しながら配管カバーの位置を調整する
3.ネジを使って配管カバーを壁に固定する
商品によって取り付け方は違うので、説明書で確認しておくことが重要だ。配管カバーの取り付け作業は難しく、配管を傷つけるリスクもあるため、DIY初心者は業者に依頼したほうがよいだろう。
結論
エアコンの配管カバーには、見栄えをよくしたり配管を保護したりといったメリットがある。ただし、古いエアコンの場合は配管が劣化している可能が高く、取り付ける意味はあまりないだろう。エアコンを新設するときのほうが価格は安いため、買い替えのときに取り付けるのがおすすめだ。後付けタイプの配管カバーなら自分でも取り付けられるので、DIYに慣れている方は検討してほしい。