1. デスクに観葉植物を置く効果

最近ではデスクに観葉植物を置き、インテリアとして楽しんでいる方は多い。デスク周りをさわやかな見た目にするのはもちろんだが、観葉植物を置くと以下のような効果も得られる。オフィスではとくに効果が発揮されるだろう。
仕事の生産性向上
また、観葉植物からはフィトンチッドと呼ばれる香り成分が放出されている。これにより、リラックス効果やストレス軽減効果、仕事の生産性向上につながる。森林浴をすると心が落ち着いて心地よさを感じるのは、フィトンチッドによるものである。
さらに観葉植物の緑色を見ると、リラックス効果や目の疲労感を軽減する効果が期待できる。デスクに観葉植物を置くことで、仕事に集中しやすい環境作りに役立つのだ。
さらに観葉植物の緑色を見ると、リラックス効果や目の疲労感を軽減する効果が期待できる。デスクに観葉植物を置くことで、仕事に集中しやすい環境作りに役立つのだ。
空気清浄効果
デスクに観葉植物を置くと、酸素が多い空間を作り出せる。観葉植物は日光に当たると、二酸化炭素を吸って酸素を放出する光合成を行うからだ。二酸化炭素濃度が高いと集中しにくくなってしまうため、仕事の生産性を上げるという意味でも嬉しいメリットである。
観葉植物の中にはホルムアルデヒドやベンゼン、トルエンなどの有害物質を浄化してくれるものもある。キレイな空間を保つ手助けをしてくれるだろう。
観葉植物の中にはホルムアルデヒドやベンゼン、トルエンなどの有害物質を浄化してくれるものもある。キレイな空間を保つ手助けをしてくれるだろう。
風水による運気アップ
観葉植物の生気は、よい気を与えてくれたり、運気を育てたりするといわれている。デスクはパソコンや多くの書類で埋まりやすく、運気が下がりやすい。観葉植物を置くことで、運気アップにつながるのだ。
風水的に見ると、デスクの東側に置くのがおすすめである。パソコンから出る悪い気を緩和してくれるというのだ。
風水的に見ると、デスクの東側に置くのがおすすめである。パソコンから出る悪い気を緩和してくれるというのだ。
フェイクグリーンでもリラックス効果は期待できる
人工的に作られたフェイクグリーンでも、リラックス効果は期待できる。生きている観葉植物と同じように緑色をしているため、視覚的効果が得られるのだ。定期的な世話が面倒な場合は、まずフェイクグリーンをデスクに置いてみるのもひとつの方法である。
また光触媒のフェイクグリーンならば、有害物質を分解したり、嫌なにおいを除去したりするものもある。
また光触媒のフェイクグリーンならば、有害物質を分解したり、嫌なにおいを除去したりするものもある。
2. デスクに置く観葉植物の選び方

デスクという限られた環境の中で育てるためには、その環境に適した観葉植物を選ぶのが非常に重要である。プラスの効果を十分に得るためにも、4つのポイントを押さえて観葉植物を選ぼう。
サイズや葉の形で選ぶ
デスクに合うよう、観葉植物は小さめのサイズを選ぶのがおすすめである。大きいサイズだと作業しにくくなる可能性があるからだ。上に成長するものもあれば横へ成長するものもあるため、成長の向きも確認したうえでサイズを選んでほしい。
また、観葉植物は種類によって葉の形が異なる。細長いものや丸いもの、尖っているものなどさまざまなので、選ぶ際のポイントになるだろう。
また、観葉植物は種類によって葉の形が異なる。細長いものや丸いもの、尖っているものなどさまざまなので、選ぶ際のポイントになるだろう。
育てやすいものを選ぶ
オフィスのデスクに観葉植物を置く際は、育てやすいものを選ぶのが大切である。「手間がかからない」「水やりの頻度が少ない」の2点はとくに押さえておきたい。
前述したとおり、観葉植物は仕事の生産性を向上させる効果が期待できる。しかし手入れに手間がかかってしまうと、かえって集中力の妨げになることも考えられるのだ。
水やりの頻度が少なくて済む観葉植物は、乾燥に強いものが多い。水分不足によって葉が落ちることも少なくなるため、手間をかけずに育てられるだろう。冬場に暖房をつけているオフィスは乾燥しやすいので、とくに乾燥に強いものがよい。
前述したとおり、観葉植物は仕事の生産性を向上させる効果が期待できる。しかし手入れに手間がかかってしまうと、かえって集中力の妨げになることも考えられるのだ。
水やりの頻度が少なくて済む観葉植物は、乾燥に強いものが多い。水分不足によって葉が落ちることも少なくなるため、手間をかけずに育てられるだろう。冬場に暖房をつけているオフィスは乾燥しやすいので、とくに乾燥に強いものがよい。
日陰に強いものを選ぶ
オフィスのデスクに太陽光が入り込むことは少ないだろうが、観葉植物によってはそれが原因で枯れることもある。そのためデスクには日陰に強いもの、つまり耐陰性の観葉植物がおすすめである。
ただし日陰に強い=まったく日光に当てなくてよい、というわけではない。観葉植物などは基本的に日光が必要なので、週に数回はレースのカーテン越しに日光を当てるのが望ましい。直射日光に弱い観葉植物もあるため、日の当たり具合には気を付けてほしい。
ただし日陰に強い=まったく日光に当てなくてよい、というわけではない。観葉植物などは基本的に日光が必要なので、週に数回はレースのカーテン越しに日光を当てるのが望ましい。直射日光に弱い観葉植物もあるため、日の当たり具合には気を付けてほしい。
ハイドロカルチャーなら虫が発生しにくい
「虫が寄ってくるのが気になる」「土でデスク周りを汚してしまいそう」とお悩みの方もいるだろう。そこでおすすめしたいのがハイドロカルチャーである。
ハイドロカルチャーとは、土を使わずに観葉植物を育てる方法のことだ。とはいっても、観葉植物をそのまま水につけるのではなく、ハイドロボールやカラーサンドなどの人工的なものを土の代わりに使用する。
土を使わずに育てるため虫が発生しにくく、室内に土を持ち込むのに抵抗のある方にもよい。透明の容器で育てれば、水の残量を確認しやすいのも嬉しい点だ。
衛生面が気になる場合は、ハイドロカルチャーも一緒に検討しよう。
ハイドロカルチャーとは、土を使わずに観葉植物を育てる方法のことだ。とはいっても、観葉植物をそのまま水につけるのではなく、ハイドロボールやカラーサンドなどの人工的なものを土の代わりに使用する。
土を使わずに育てるため虫が発生しにくく、室内に土を持ち込むのに抵抗のある方にもよい。透明の容器で育てれば、水の残量を確認しやすいのも嬉しい点だ。
衛生面が気になる場合は、ハイドロカルチャーも一緒に検討しよう。
3. デスクにおすすめの観葉植物

デスクにおすすめの観葉植物を3つ紹介する。それぞれ特徴や育て方が異なるため、環境やデスクの位置を考えながら、自分に合うものを選んでほしい。
ポトス
葉の色味や模様が品種によって異なる観葉植物だ。鮮やかな緑色をしているものや、斑点模様になっているものなどさまざまである。日陰でも育つため、初めて観葉植物を育てる方にもおすすめだ。
ただし品種によっては、日光が不足していると斑点が消えることがある。葉の色味が変わってきたと感じたら、置き場所を見直すことが必要だ。
ただし品種によっては、日光が不足していると斑点が消えることがある。葉の色味が変わってきたと感じたら、置き場所を見直すことが必要だ。
サボテン
多肉植物の一種であるサボテンは、内部に水をためこむ性質がある。そのため水やりの頻度が少なくて済み、手間がかからない。乾燥した地域に生えている分、乾燥に強いのも嬉しいポイントだ。
丸いものや平たいもの、やわらかいトゲを持つものなど、サボテンはさまざまな品種がある。好みのものを選べば、デスクの癒しアイテムになるだろう。
丸いものや平たいもの、やわらかいトゲを持つものなど、サボテンはさまざまな品種がある。好みのものを選べば、デスクの癒しアイテムになるだろう。
サンスベリア
肉厚で細長い葉を上に伸ばすのが特徴的な観葉植物である。高い空気清浄機能を持っており、ホルムアルデヒドやベンゼンなどの有害物質を除去する効果が期待できる。
育てる際は、土を乾燥気味に保つことを心がけてほしい。水をあげすぎると枯れてしまう恐れがある。また、長期的に日陰に置いているとひょろっと細長く成長する。そのため、定期的にレースのカーテン越しに日光を当ててほしい。
育てる際は、土を乾燥気味に保つことを心がけてほしい。水をあげすぎると枯れてしまう恐れがある。また、長期的に日陰に置いているとひょろっと細長く成長する。そのため、定期的にレースのカーテン越しに日光を当ててほしい。
結論
デスクに観葉植物を置くことで、仕事の生産性向上や空気清浄効果が期待できる。オフィスに置く際は、育てやすいものや日陰に強いものを選ぶと長く楽しめるだろう。好みの観葉植物を選べば、デスクの癒しアイテムにもなる。また、生きている観葉植物の世話ができるか心配な方は、フェイクグリーンをデスクに置くのもおすすめだ。手間がかからず、種類によっては嬉しい効果も得られる。