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塗装にスプレーを使うメリットは?塗装のコツやおすすめ商品も解説

塗装にスプレーを使うメリットは?塗装のコツやおすすめ商品も解説

投稿者:ライター 松本マユ(まつもとまゆ)

鉛筆アイコン 2021年4月27日

DIYで塗装する際はペンキを使う場合も多いが、スプレー缶があると短時間でムラが少なく仕上がりやすい。しかしスプレーで塗装するコツがわからず、なかなかチャレンジできない方もいるのではないだろうか。ここではスプレーを使った塗装のポイントや、おすすめのスプレーを紹介する。あわせてスプレーガンの特徴や仕組みも解説するので、DIYの参考にしてほしい。

  

1. スプレー缶を使った塗装のメリットと塗料の種類

スプレー缶で塗装するメリットとしては、まず手軽さが挙げられる。ペンキを使う場合は刷毛やローラー、バケットなどの道具が必要だが、スプレー缶が1本あれば吹きかけるだけで簡単かつ短時間で塗装できる。さらに塗料が霧状に噴射されることで均一に塗装でき、刷毛の跡や色ムラが出にくいため、初心者でもうまく仕上がりやすいという特徴がある。

スプレーの種類

塗装用スプレーにはいくつか種類があり、中でも代表的なのがラッカースプレーと呼ばれるものだ。ラッカースプレーは木製品や金属など多くの素材に塗装できるのが魅力で、速乾性も高い。
ほかにはウレタンスプレー、アクリルスプレー、水性スプレーなどがある。ウレタンスプレーは熱に強いため、家電やバイクなどの機器に向いている。アクリルスプレーは耐久性があり、水性スプレーはほかの塗料よりも安全性が高い。塗装したい素材に応じて、合う種類のスプレーを選ぼう。

2. スプレー缶で塗装する際のコツと注意するポイント

ここではスプレー缶で上手に塗装するためのコツを紹介する。あわせて注意すべきポイントも解説するので、実際に塗装する前に必ずチェックしておこう。

コツ1.塗装する面に対して平行に噴射する

ムラを出さないためにも、スプレーは塗装したいものと平行になるように持つのがポイントだ。噴射しながら平行をキープしてスライドさせ、全体をまんべんなく塗装しよう。

コツ2.塗装する面の端でなるべく止まらない

スプレーをかける際、塗装する面の端で止まると塗料が均一になりにくい。塗装するものの下にビニールや新聞紙を引く、まわりを養生するなどして、噴射しながら端を通り抜けるように塗装しよう。

コツ3.塗装する面から適度に離して塗装する

スプレーは塗装する面からだいたい15~25cm離して吹きかけるといい。近すぎると塗料がかかりすぎてダレてしまい、遠すぎるとツヤが出にくいためだ。

コツ4.使用前・使用中はスプレーをよく振る

スプレーを使う前は缶をよく振っておこう。塗装中もこまめに缶を振ることで、仕上がりにムラが出にくくなる。

スプレーで塗装する際に注意すべきポイント

塗装用スプレーを使う際に絶対に守ってほしいのが、火気の近くではスプレーを使わないことだ。スプレーに含まれる高圧ガスが引火するおそれがあるため、必ずまわりに火気がないことを確認してから作業しよう。
また、スプレーによってはニオイが強いものもある。できるだけ風の少ない日に屋外で作業し、室内で塗装する際はしっかり換気することが肝心だ。

3. 話題のスプレーガンの仕組みと塗装の際に必要な物

ホームセンターのDIYコーナーなどで、スプレーガンと呼ばれる道具を見たことはあるだろうか。スプレーガンとは、コンプレッサーなどで空気を圧縮して塗料を吹きかけるアイテムで、引き金を引くことで塗料が噴射する。ガンという名の通り、ピストルのような形状が特徴だ。
スプレーガンには、塗装用スプレーを使うよりも広範囲を一気に塗装でき、作業を効率化できるというメリットがある。ただし使用にはコンプレッサーなどの道具が必要で、一式そろえるのにコストがかかるのがデメリットだろう。

スプレーガンで塗装する際に必要なもの

塗装にスプレーガンを使う際はコンプレッサーが必要だと紹介したが、ほかにも必要なものはいろいろある。スプレーガンを使う場合に用意する主なものを挙げるので、スプレーガンの使用を検討している方はチェックしてほしい。
  • コンプレッサー
  • スプレーガンとコンプレッサーをつなぐためのエアホース
  • コンプレッサーとエアホースをつなぐためのカプラ
  • エアホース内の水分や油分を除去するエアフィルター
  • カプラに巻きつけるためのシールテープ

4. おすすめ塗装用スプレー缶・スプレーガン3選

最後に、おすすめの塗装用スプレーやスプレーガンを紹介する。どんなスプレーを買えばよいか迷っている方は参考にしてほしい。

サンデーペイント「水性ラッカースプレーMAX」

発泡スチロールやガラスなど幅広い素材に使え、強い塗膜で対象物をしっかり保護できる。指触乾燥約8分・半硬化20分と速い乾燥時間や、ニオイの少なさも魅力だ。

アサヒペン「ストーン調スプレー」

スプレーするだけで、木製品やプラスチックなどの素材が重厚なストーン調に仕上がる。塗装によって高級感を出したい場合にうってつけだ。全8色あるので好みの色を探しやすい。

アネスト岩田「低圧スプレーガン LPH-80/300/400」

プラスチックや金属、木製品、自動車などさまざまなものに塗装できるスプレーガン。ガンの真上に塗料のタンクが位置するため、持つ際にバランスが安定しやすい優れものだ。

結論

ペンキを使った塗装ではムラが出そうだと心配な方は、塗装用スプレーを購入して手軽に色をつけてみよう。種類にもよるが、木製品や金属・プラスチック・コンクリートなど多くの素材に適したスプレーも多いので、お気に入りの色を見つけて使ってみてほしい。
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  • 更新日:

    2021年4月27日

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