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アネモネの育て方とは?球根の植え方から花の管理方法まで徹底解説!

アネモネの育て方とは?球根の植え方から花の管理方法まで徹底解説!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2021年4月22日

「アネモネを育ててみたいが、育て方がよく分からない……」とお悩みではないだろうか。アネモネは何年も花を咲かせる多年草であり、ガーデニング初心者からも人気が高い。しかし詳しい育て方を知らなければ、花が小さくなる、芽が出ないなどの可能性がある。そこで今回は、アネモネの育て方について詳しく解説しよう。勘違いしやすいポイントも紹介しているため、育てる際にぜひ役立ててほしい。

  
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1. アネモネの育て方の前に

「アネモネ」という存在を知ってはいても、花の特徴について詳しく知っている方は少ないのではないだろうか。そこでアネモネの育て方を知る前に、まずはどのような植物なのかを説明しよう。

アネモネはキンポウゲ科イチリンソウ(アネモネ)属の植物である。ボタンイチゲやハナイチゲと呼ばれることもある花だ。原産地はヨーロッパ南部から地中海沿岸であり、北半球に約120種類分布している。

また、アネモネはギリシャ神話や伝説にも登場するほど人との関わりが深い。ギリシャ語で「風」を意味する「anemos」にちなんでおり、詳しい名前の由来は諸説ある。

特徴

アネモネの開花期は2~5月(最盛期は4月)で、適切に管理すれば何年も花が咲く多年草だ。耐寒性が強い分、ガーデニング初心者にも育てやすい品種といえる。赤や黄、紫といった鮮やかな花を咲かすため、周囲を華やかにしてくれるだろう。

園芸種として出回っているものは、アネモネ・デカン、アネモネ・セントブリジッドなどの品種がある。

花言葉

アネモネ全般の花言葉は「はかない恋」「見捨てられた」「恋の苦しみ」など、過去の恋に関するものが多い。花の色によっても花言葉が異なり、たとえば赤いアネモネは「君を愛す」、白いアネモネは「真実」「期待」「希望」である。

毒があるので注意

アネモネを取り使う際はゴム手袋などを装着し、ペットが誤って食べないよう気を付けよう。かわいい見た目をしているが、草全体にプロトアネモニンと呼ばれる毒を持っている。茎を切ったときに出た汁に触れると、炎症や水ぶくれになる恐れがあるのだ。

2. 初心者でも大丈夫!アネモネの上手な育て方

「美しい色の花を咲かせるアネモネを自分で育ててみたい」と思う方もいるだろう。しかし正しい育て方を知っておかないと、途中で腐らせてしまったり、花が育ちにくくなったりする可能性がある。

ここでは、アネモネを育てるうえで知っておくべきことを詳しく解説する。ガーデニング初心者ならばどれも必見の内容だ。

球根から育てるのが一般的

アネモネは球根から育てるのが一般的である。種から育てることも可能だが、球根から育てるよりも発芽率が低くなってしまう。ガーデニング初心者はとくに、球根から育てる方がよい。

植え付け時期や場所

植え付け時期は10~12月頃だ。気温が高い時期に植えると球根が腐ったり、花が育ちにくくなったりする恐れがある。15度以下を目安として、アネモネの球根を植え付けよう。

アネモネの球根はカラカラに乾燥した状態で売られていることが多い。11月以降ならばそのまま植えても問題ないが、10月頃に植える場合は事前に吸水処理を行ってほしい。軽く湿らせたバーミキュライトか清潔な砂に球根を埋め、冷蔵庫で1週間ほどかけてじっくり吸水させるのだ。

また、アネモネは日当たりや風通しがよい場所を好む。そのため、花が枯れる時期までは基本的に屋外の日なたで管理するのが望ましい。

球根の植え方

アネモネの球根を植える際は尖った方を下に、平らな方を上にする。品種によって上下が分かりにくいことがあるため、その場合は横向きにして植え付けてもよい。

鉢植えの場合は深さ1~2cm、5~10cmほど間隔を空けて植え付ける。地植えの場合は深さ3cm前後、15cmほど間隔を空けて植え付けよう。雪が降る地域であれば、どちらの場合も7~8cmほど深めに植え付け、凍結を防ぐのを忘れてはいけない。

アネモネは水はけのよい弱アルカリ性の土壌を好むため、市販の草花用培養土を使うか、赤玉土や腐葉土などをブレンドしたものを使う。地植えの場合、植える2~3週間前に苦土石灰を混ぜて中和させ、酸度を調節する必要がある。

水やり

アネモネの球根を植え付けて水を与えたら、その後は水やりを控えよう。4~5日経って土の表面が乾燥し、白っぽくなったらたっぷりと水を与える。鉢植えの場合、初夏になり花が枯れる頃までは、土が乾燥したらたっぷり水を与える、というサイクルで育てるのだ。

地植えの場合は降雨がある分、基本的に水やりはしなくてよい。ただし乾燥する日が続くようであれば、土の状態を見ながら水やりを行ってほしい。

ゆっくり株元へ水を注ぐのも大切である。花や蕾に水がかかると傷んでしまう恐れがあるからだ。

またアネモネを植えっぱなしにするならば、花が咲き終わって地上部が枯れたタイミングで水やりをやめる。そして雨がかからない日陰に置き、完全に乾かして夏を越すのだ。10月頃の涼しい季節になったら再び水やりを開始する。

肥料の与え方

アネモネの球根を植え付ける際、元肥として緩効性化成肥料を土に混ぜ込んでおこう。そして鉢植えの場合は10~3月の間、2週間に1回を目安に液体肥料を薄めたものを与える。晩春まで肥料を与え続けると、かえって球根が育ちにくくなるので気を付けてほしい。

地植えの場合は、元肥である緩効性化成肥料を混ぜ込むだけで問題ない。ちなみに元肥とは、植物を植え付ける際にあらかじめ土に混ぜ込んでおく肥料のことを指す。

自然界では枯れ葉や昆虫の死骸など、さまざまなものが養分となる。しかし、鉢植えや庭などで育てる際は、アネモネの成長に必要な養分が足りない。養分が少ないと花が小さくなったり、数が少なくなったりすることもあるため、肥料は忘れずに与えよう。

花が咲いたあとの管理方法

花が咲き終わって地上部が枯れてきたら、植えっぱなしもしくは掘り上げて管理しよう。

アネモネを植えっぱなしにする場合は、土ごとしっかりと乾燥させるのが非常に重要である。なぜなら球根が腐ってしまう恐れがあるからだ。鉢植えで育てる際は葉が枯れ始めた段階で雨の当たらない場所へ移動させ、地植えではとくに高温多湿にならないよう注意が必要である。

「植えっぱなしできちんと管理できるか心配」「アネモネをほかの場所で育てたい」などの場合は、球根を掘り上げよう。

掘り上げるのは6月頃、枯れて黄みを帯びた葉が半分以上になったタイミングで行う。葉が枯れていないうちに掘り上げてしまうと、球根に栄養が蓄えられていない状態になるので気を付けてほしい。晴れの日が続き、土が乾燥しているときに掘り上げるのもポイントである。

掘り上げたら球根から2~3cm上のところを切り、土や枯れ葉などを取り除く。その後は日陰で乾燥させネットなどに入れ、風通しのよい場所で保管する。

3. アネモネの育て方の注意点

アネモネは耐寒性が強い分、ガーデニング初心者でも育てやすいといわれている。これからアネモネを育てようと思っている方は、詳しい育て方とともに以下の注意点も覚えておいてほしい。アネモネの美しさを引き出すことにもつながる。

水やりのタイミングと水量

植物は毎日水を与えるもの、と考えている方もいるかもしれない。しかしアネモネは高温多湿に弱く、水をやりすぎるとかえって腐ってしまう。土が乾いたときにたっぷり水やりをするのが大切だ。

「たっぷり」とは、鉢植えからあふれ出るくらいが目安である。そうすることで、土の中に伸びた根までしっかりと水が行き渡り、同時に新鮮な空気も補えるのだ。根腐れを防ぐため、鉢の受け皿にたまった水は毎回捨てよう。

また、基本的に朝に水やりすることも覚えておいてほしい。昼間は外気温によって水温が上がり、根を傷める恐れがある。夕方以降だと土に水が残って根を冷やし、成長を妨げる恐れがあるのだ。

冬場の温度管理

アネモネは冬の寒さにしっかり触れないと蕾をつけない性質がある。そのため5度以下の気温に1カ月以上当てるようにしよう。

最低気温が5~10度で最も成長し、10~15度でゆっくり成長するといわれている。蕾をつけるまでは寒い屋外で育て、開花直前からは10~15度程度の場所で育てることで、より長くアネモネを楽しめるだろう。

室内栽培のポイント

前述したとおり、アネモネは5度以下の気温に1カ月以上当てないと蕾をつけない。基本的には、植え付け後から開花直前までは屋外で育てるのが望ましいのだ。どうしても室内で育てたい場合は、5度以下の気温に1カ月以上当てたあと、つまり12月頃を目安に室内へ入れよう。

結論

アネモネの球根は10~12月頃に植え付け、その後は日当たりや風通しがよい場所で育てよう。肥料は緩効性化成肥料や液体肥料を使うのがおすすめである。アネモネは1年中植えっぱなしでも問題ないが、花が咲き終わったら掘り上げて管理するのが望ましい。また、土が乾いたタイミングで水をたっぷり与えるのも重要である。アネモネをきちんと管理して、少しでも長く美しい花を楽しもう。
  • 更新日:

    2021年4月22日

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