1. 壁紙の貼り方の種類

壁紙の種類は主に3つあり、種類によって貼り方は異なる。3種類の壁紙とそれぞれの貼り方を紹介する。
生のり付き壁紙
生のり付き壁紙とは、壁紙の裏面に生のりが付いた状態で密封されている壁紙のことだ。貼り方としては、使うときにフィルムを剥がしてそのまま壁に貼るだけである。一度壁に貼っても、のりが完全に乾くまでは貼り直しも可能なので使いやすい。
貼って剥がせるシール式壁紙
貼って剥がせるシール式壁紙は既存の壁紙の上から貼れるため、賃貸物件でも使えて便利だ。シールのように裏面のフィルムを剥がしてそのまま貼れるので、最も初心者向けの壁紙といえる。
のりなし壁紙
輸入品の壁紙は一般的にのりが付いていない。輸入品ならではの豊富な柄が特長だが、のりを自分で準備する必要がある。のりなしタイプには2種類があり、貼り方が異なる。「フリース」タイプでは壁に直接のりを塗布するが、「紙」タイプでは壁紙にのりを付けてから壁に貼る。購入する際はどちらのタイプなのか確認して、それに合うのりを準備しよう。
2. のり付き壁紙の上手な貼り方

生のり付き壁紙は色柄の種類が豊富なのが特徴だ。また、自分でのりを準備する必要がないので使いやすい。生のり付き壁紙の上手な貼り方を解説する。
壁紙を貼るときに準備したいアイテム
壁紙を貼るときに準備したいアイテムを紹介する。壁紙を購入するときに一緒に準備しておこう。
・刷毛(壁と壁紙の間の空気を抜く)
・ローラー(壁紙を壁に圧着させる)
・ヘラ(壁紙の角を合わせる)
・カッターナイフやハサミ(壁紙をカットする)
・定規(カットする際に沿わせる)
・メジャー(壁を採寸する)
・刷毛(壁と壁紙の間の空気を抜く)
・ローラー(壁紙を壁に圧着させる)
・ヘラ(壁紙の角を合わせる)
・カッターナイフやハサミ(壁紙をカットする)
・定規(カットする際に沿わせる)
・メジャー(壁を採寸する)
生のり付き壁紙の貼り方
生のり付き壁紙の貼り方は次の手順で行う。
1.壁紙を貼る前に、作業に邪魔な家具や家電は移動してコンセントカバーを外す
2.古い壁紙の上から貼るか、古い壁紙を剥がすかを決め、剥がす場合には四隅にカッターナイフで切れ込みを入れて壁紙をめくり剥がしていく
3.壁のサイズを測り、必要なサイズより10cm長く壁紙をカットする
4.壁紙を上下に5cmずつ余らせながら壁に貼り付け、刷毛を使って空気を抜きながら圧着させる
5.巾木や天井との境目など角部分はヘラで壁紙を入れ込む
6.余分な壁紙はカットして、はみ出したのりを拭き取る
7.ローラーを使って、壁紙を圧着させる
8.同じ要領で、次々に壁紙を貼っていこう
1.壁紙を貼る前に、作業に邪魔な家具や家電は移動してコンセントカバーを外す
2.古い壁紙の上から貼るか、古い壁紙を剥がすかを決め、剥がす場合には四隅にカッターナイフで切れ込みを入れて壁紙をめくり剥がしていく
3.壁のサイズを測り、必要なサイズより10cm長く壁紙をカットする
4.壁紙を上下に5cmずつ余らせながら壁に貼り付け、刷毛を使って空気を抜きながら圧着させる
5.巾木や天井との境目など角部分はヘラで壁紙を入れ込む
6.余分な壁紙はカットして、はみ出したのりを拭き取る
7.ローラーを使って、壁紙を圧着させる
8.同じ要領で、次々に壁紙を貼っていこう
上手に壁紙を貼るコツ
何もない壁に壁紙を貼るのはそれほど難しくない。だが、上手に壁紙を貼るためには、スイッチやコンセントなどの障害物への対処と、壁紙と壁紙の継ぎ目の処理が大切だ。
コンセントなど障害物がある場合も、ほかの場所と同じように壁紙を上から貼ろう。手で触って壁紙越しに障害物を確認したら、カッターナイフで障害物の角から内側に切れ込みを入れる。切れ込みを開いて障害物を露出させ、外枠に沿ってヘラで壁紙に折り目を付けよう。そして、余分な壁紙をカッターナイフで切れば完成だ。多少壁紙の切れ目がずれていても、コンセントの場合には上からカバーをするのであまり気にしなくてよい。
もう1つ上手な貼り方のポイントになる壁紙の継ぎ目は、ローラーでしっかり押さえるのが基本だ。剥がれなどが気になる場合には、「ジョイントコーク」という壁紙のめくれ防止剤を使おう。
コンセントなど障害物がある場合も、ほかの場所と同じように壁紙を上から貼ろう。手で触って壁紙越しに障害物を確認したら、カッターナイフで障害物の角から内側に切れ込みを入れる。切れ込みを開いて障害物を露出させ、外枠に沿ってヘラで壁紙に折り目を付けよう。そして、余分な壁紙をカッターナイフで切れば完成だ。多少壁紙の切れ目がずれていても、コンセントの場合には上からカバーをするのであまり気にしなくてよい。
もう1つ上手な貼り方のポイントになる壁紙の継ぎ目は、ローラーでしっかり押さえるのが基本だ。剥がれなどが気になる場合には、「ジョイントコーク」という壁紙のめくれ防止剤を使おう。
3. 天井への壁紙の貼り方

天井に壁紙を貼るのは難しいイメージがあるだろう。だが、コツを掴めばDIYできる。生のり付き壁紙の天井への貼り方を解説する。
天井への壁紙の貼り方を知る前に
天井への壁紙の貼り方を知る前に、1人で天井に壁紙を貼るのはとても難しいため、できれば2人以上での作業をおすすめしたい。高所での作業になるため、作業しやすいように脚立や作業台などの準備をしておこう。
天井への壁紙の貼り方
天井へ壁紙を貼るには次の手順で作業しよう。
1.古い壁紙を剥がしたり天井に付いている照明を外したり、壁紙を貼る前の準備を行う
2.天井を採寸して、壁紙を必要な分より10cm長くカットする
3.天井の端に5cm余らせて壁紙を貼っていく
4.2人以上で作業できる場合は、1人が壁紙を貼ったらもう1人が刷毛で壁紙を圧着させるとよい
5.次々に壁紙を貼り、壁に貼るときと同様に刷毛やローラーで圧着させる
6.角はヘラで壁紙を入れ込み、余分な壁紙はカッターナイフでカットする
7.壁紙の継ぎ目はローラーで押さえ、はみ出たのりを水で濡らしたスポンジなどで拭き取ろう
1.古い壁紙を剥がしたり天井に付いている照明を外したり、壁紙を貼る前の準備を行う
2.天井を採寸して、壁紙を必要な分より10cm長くカットする
3.天井の端に5cm余らせて壁紙を貼っていく
4.2人以上で作業できる場合は、1人が壁紙を貼ったらもう1人が刷毛で壁紙を圧着させるとよい
5.次々に壁紙を貼り、壁に貼るときと同様に刷毛やローラーで圧着させる
6.角はヘラで壁紙を入れ込み、余分な壁紙はカッターナイフでカットする
7.壁紙の継ぎ目はローラーで押さえ、はみ出たのりを水で濡らしたスポンジなどで拭き取ろう
天井に壁紙を上手に貼るコツ
天井に壁紙を貼るときに難しいのは、貼った壁紙が重力の影響を受けることだ。大きなサイズになるとその分重みが増して落下しやすい。少し小さなサイズにすると貼りやすくなる。また、一度に広い面積の壁紙を押さえられるように、柄の長いフローリングワイパーなどを使うのもおすすめだ。
結論
壁や天井への壁紙の貼り方を解説してきた。壁紙には3つの種類があるが、裏面にのりが付いているものは準備するアイテムが少なくて済むためDIYしやすい。賃貸物件にお住まいの方は、貼って剥がせるシールタイプの壁紙を選ぼう。天井に壁紙を貼るときは、2人以上で作業を行うと楽になる。ぜひご家族やご夫婦でDIYにチャレンジしてみよう。